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David “Westy” Westfall氏インタビュー

「フラグシップスピーカーの日本投入も視野に」 − Klipsch幹部が語った新製品情報と市場戦略

公開日 2011/11/18 18:35 ファイル・ウェブ編集部
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Referenceシリーズの長所はいくつかありますが、まず高能率である点が挙げられます。少ないパワーで大きな出力を実現しているのです。

ブックシェルフ「RB-51 II」

「RC-64 II」などセンタースピーカーやそのほかサラウンドスピーカーもラインナップ

そして、ホーントゥイーターの指向性によって音の歪みが少ないということも長所です。ホーンの目的というのは、リスナーに最小限の音の反射で音を届けることです。非常にフラットな周波数特性で、非常に広いサウンドステージを実現させています。

これにより活き活きとした音楽体験を実現可能です。まさにライブミュージックを部屋に持ち込むような体験だと言えるでしょう。

ー イヤホンについてもお訊ねします。本国では「Image X10」はiPhoneマイク付きの「X10i」にモデルチェンジされ、マイク無しモデルは販売終了されていますね。しかし日本ではまだ販売を継続しており「本国で買えないのに日本では買える」という珍しい状況になっています。

アメリカと比べると日本はiPhoneの普及数が少ないということも関係しているのでしょうが、「X10」や「X5」といった上位モデルが高い販売数であるという状況で、非常に嬉しく思っています。日本のユーザーの皆さんは品質の高いものを望んでいるのでしょう。

Image X10

Image X5

ー それ以外のモデルも含めて、クリプシュイヤホンの日本での状況についてはどうお考えですか?

日本は素晴らしいマーケットです。この市場で確かなシェアを獲得できているのを嬉しく思います。幅広い製品が溢れていて世界のどこよりも競争が激しく、ユーザーは高い性能の製品を求めています。こうした状況がクリプシュの成功につながっているのかと感じています。

■12月には本国で新製品2モデルが発売 − 日本にも投入へ

ー 今後の新製品の予定について、お話しいただける情報はありますか?

本国では12月中旬に2製品を投入したいと考えており、日本でも追って発売したいと思っています。まず、ひとつめはGalleryシリーズのスピーカー「G-17」です。2chのスピーカーで、AirPlayに対応しています。また、DLNAにも対応しているため、Androidタブレットなどでも使用できます。

G-17

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