12月から来春にかけ順次発売

<TIAS>エソテリック、未発表の新製品「K-05」「D-07X」「G-02」を参考出展

公開日 2011/11/03 17:27 ファイル・ウェブ編集部
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本日11月3日より2011東京インターナショナルオーディオショウが開幕した。エソテリックでは、SACD/CDプレーヤー「K-05」、デュアルモノD/Aコンバーター「D-07X」、マスタークロックジェネレーター「G-02」という未発表の新製品3モデルを参考展示している。

「K-05」は、独自トランスポートメカニズム「VRDS-NEO」の「VMK-5」を搭載。D/A回路を複数組み合わせた32bitデュアルモノ構成のD/Aコンバーター、およびデジタル入力、アシンクロナス伝送対応192kHz/24bitUSB入力なども備えている。なお、アシンクロナス伝送には非対応なものの、同軸、光デジタル入力も192kHz/24bitに対応している。

K-05

K-05に搭載されているVRDS-NEO「VMK-5」

また、CDや外部機器からのPCM信号に対して2倍/4倍にアップコンバートしたり、DSDへコンバートするなどのD/Dコンバート機能も装備。SACDのDSD信号をDSDネイティブ再生することもできる。12月の発売を予定しており、税込み予価が577,500円。

「D-07X」は、型番からも分かるとおり現行の「D-07」をベースにブラッシュアップを図ったモデル。上記「K-05」同様にD/A回路を複数組み合わせた32bitデュアルモノ構成のD/Aコンバーターを搭載している。

D-07X

ハイサンプリング対応のデジタル入力を5系統装備。XLRがES-LINKによりSACDのDSD伝送に対応し、USBと光それぞれ1系統ずつと同軸2系統が192kHz/24bitに対応。USB入力はアシンクロナス伝送にも対応している。なお、ヘッドホンアンプも内蔵し、ヘッドホン端子を備えている。本機は2012年2月ごろに35万円くらいでの発売を予定しているという。

「G-02」は、安定度の高いOCXO(Oven Controlled Crystal Oscillator)タイプの10MHz高精度水晶発振器を採用。従来のワードクロックだけでなく10MHzや22.5792MHzのマスタークロック出力にも対応した。本機も価格は35万円前後になる見込みで、発売は2012年3月頃を予定している。

G-02

また、ブースには「P-02」「D-02」といった新製品はもちろん、avantgardeやTANNOYといった同社取り扱いブランドのスピーカーなどもラインナップ。「P-02」「D-02」、そして「I-03」は内部構造も確認できるようになっており、興味深そうに覗き込む来場者の姿も見られた。

P-02。鏡で底面の様子も確認できるようになっている

TANNOY製品なども展示


Turnberry/SEのクロスオーバーネットワークなども


デモは立ち見が出るほどの盛況ぶりだった

デモのシステム

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