ビクター、実売4万円前後のスリムなプログレッシブDVDプレーヤー
スリムな筐体で設置場所をとらないのも魅力的 |
本機に搭載された「デジタルダイレクトプログレッシブ」回路は、同社の上位機種にも搭載されて評価の高いもの。映像DACには10bit/54MHzのものを採用し、高画質なDVD再生を普及価格モデルで実現した。
さらに、明るさやコントラストに加え、中間の明るさが選べるガンマ補正や、色ずれを補正するY/Cディレーなど微妙な画質の質感が調整できる「NEW VFP(ビデオ・ファイン・プロセッサー)」を搭載したことにより、さらにきめ細かな画質調整や映像再生が可能になった。
ビクター製品らしく音質にもこだわっており、DVDオーディオ用に開発したハイスペック「192kHz/24bit対応PEM・DDコンバーター」を搭載し、普及価格モデルのレベルを超えた高音質を実現。また、DVD駆動部に磨耗部分のないブラシレスDDモーターを採用することで、再生ディスクの振動を抑え、読み取り精度の向上と高耐久性を実現したことも特筆できる。
ツインウェーブ・ツインフォーカスピックアップの採用により、CD-R/RWの再生も可能。従来機で好評の画面を見ながら様々な機能設定が簡単にできる同社独自の「グラフィカル・ユーザー・ナビゲーター」も採用し、使い勝手にも力を注いだ。
登場当初は高価なイメージが強かったプログレッシブDVDプレーヤーが、ついに4万円前後にまで下りてきた。DVDプレーヤーの買い換えを検討していた方にはまたとない福音となるだろう。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドVICTOR
- 型番XV-P300
- 発売日6月1日
- 価格¥OPEN
【SPEC】●再生可能ディスク:DVD VIDEO/VIDEO CD/CD-DA/CD-R/CD-RW ●出力端子:<オーディオ>アナログ(L/R)1系統、光デジタル1系統、同軸デジタル1系統 <ビデオ>D2端子1系統、コンポーネント端子1系統、S端子1系統、コンポジット端子1系統 ●消費電力:15W(電源ON時)、1.5W(STANDBY時) ●最大外形寸法:(W)435 ×(H)73 ×(D)267.5 (mm) ●質量 2.6kg