ソニー、413万画素CCDを搭載した“サイバーショット”最上位モデル
413万画素を搭載し、さらに高画質化を実現 |
本機は、1/1.8型総画素数413万画素(有効398万画素)SuperHAD CCDを搭載しており、最大2272×1704ドットの高精細画像の撮影が可能。レンズには、優れた描写性能に定評のある“カール ツァイス”レンズ(バリオゾナー・光学3倍ズーム/デジタル6倍)を採用している。
高性能CCDの能力を生かすため、撮影した画像をデジタル信号へ変換するA/Dコンバーターを14ビットとし、ダイナミックレンジの拡大と色階調の細分化による高画質化を実現した。従来から定評のあったスタミナ性能もさらに強化し、従来機の2.5時間(DSC-S70)から3時間への連続撮影時間向上を実現した。動画機能では、128MBのメモリースティック使用時に最大連続90分の動画が撮影できる「MPEGムービーEX」機能を搭載したのが目を引く。
また、カメラとしての高い基本性能とあわせて、撮影機能も一層の充実を図った。好評の動画撮影機能に加えて、連写機能を搭載。ワンシャッターで約0.6秒間隔3カットの連写が可能となった。さらに、3カットの露出値(EV)を、あらかじめ選択した露出補正値(選択補正値:EV0.3/0.7/1.0)で自動段階露光撮影する「オートブラケット機能」も搭載。1カットずつ手動で露出補正しなくても適正な露出値での作画ができ、逆光や輝度比の高い条件での撮影時に便利だ。
本体デザインは従来機を踏襲しているが、カラーはブラックになり、渋さが際だった仕上がり。高性能を求めるプロ志向のユーザーに似合いそうだ。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドSONY
- 型番DSC-S85
- 発売日6月28日
- 価格¥OPEN
【SPEC】●撮像素子:1/1.8型総画素413万画素(有効398万画素)、正方画素、原色フィルター、インターレーススキャンCCD ●レンズ:F2.0-2.5、バリオゾナー3倍ズームf=7-21mm(35mmフィルムカメラ換算f=34-102mm)、デジタル拡大6倍 ●電源起動時間:5.4秒(レンズ起動時間含む) ●モニター:1.8型TFT LCD(LCD画素数:12.3万) ●フラッシュ:調光式(オート/赤目オート/強制発光/発光禁止)推奨撮影距離0.3m〜3.0m ●記録媒体:メモリースティック ●デジタルI/O:USB(mini-B) ●消費電力(カメラモード):LCD使用時…3.0W LCD OFF時…2.5W ●外形寸法(w×h×d):約117×71×64mm(最大突起部含まず) ●質量:約352g(本体)