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三菱、安価で高性能な業務用DVDオーサリングパッケージ

公開日 2001/07/06 16:08
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EN-20RPのパッケージ内容
●三菱電機(株)は、業務用DVDコンテンツ制作分野で幅広く利用されているMPEG-2エンコーダ「EN-250」の普及モデルとして、DV入力に対応しパソコンでDVDコンテンツの制作環境を実現する、安価なDVDオーサリングパッケージを発売する。

発売されるのは、MPEG-2エンコーダボード「EN-20」(¥198,000/7月20日発売)と、DVDオーサリングパッケージ「EN-20RP」(¥298,000/7月31日発売)の2モデル。EN-20には、エンコーダボードのほか、コントロールSW MPEG File Creator DV、DVケーブル、Sケーブル他が付属する。「EN-20RP」は、上記「EN-20」構成品に加え、デジタルビデオ編集ツール、DVDオーサリングソフトウェアなどを同梱している。

EN-20は、ハーフサイズPCIボードに機能を集約。DVキャプチャー機能、MPEG-2動画圧縮機能と、ドルビーデジタルエンコード機能DDCE(Dolby Digital Consumer Encode)を1ボードに搭載し、DVDコンテンツ制作を効率良く行える。入力はi-Linkをサポート、パソコンや家庭用ムービーのデジタル信号を入力可能。また、動画圧縮には上位機種EN-250で培った1 pass VBRを標準装備し、低ビットレートでの画質におけるブロックノイズを抑え、高圧縮時でも細部まで忠実に表現できる。

また、加工編集したDVファイルを、一旦DVテープに記録することなく、直接MPEG-2、Dolby Digitalに変換する同社独自のDVファイルモードエンコードを標準搭載、作業時間を大幅に短縮できそうだ。

3. 充実のバンドルソフトウエアでシームレスなDVDオーサリング環境を実現(EN-20RP)
EN-20RPには、ビデオ編集ツールの定番「Adobe Premiere 6.0日本語版」、DVDオーサリングにはSonic Solutions社製「ReelDVD LE」をバンドルし、ノンリニア編集からオーサリングまでシームレスな作業環境を実現した。

「EN-20」のビデオ入力基板はドーターカード形式になっており、この部分をオプション変更することで、多彩なビデオ入力が実現可能な開発思想となっている。同社では、2001年末をめどにアナログコンポーネントオプションのリリースを検討中です。また、EN-250で培ったハイエンドユーザからの要求事項をEN-20のコントロールソフトウエアにも随時反映させていく予定で、2001年秋頃をめどにエンコードリストを機能拡張する予定としている。 (Phile-web編集部)


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製品スペックやデータを見る
  • ブランドMITSUBISHI
  • 型番EN-20/EN-20RP
  • 発売日7月20日/7月31日
  • 価格¥198,000/¥298,000