「FinePix Picture The Future」がPalm OS に対応

●富士写真フイルム株式会社は、今年３月からサービスを開始している「FinePix Picture The Future」の新サービスとして、パーム コンピューティング株式会社のPalm OS搭載のPDA（個人向け携帯情報端末）で画像コミュニケーションを楽しむことができるサービス「PictureJourney for Palm OS」を8月28日より開始する。

　「FinePix Picture The Future」 は、同社のデジタルカメラFinePixを起点としたデジタルイメージングシステムの総称。FinePixを中心に、ビュアーソフト・画像ネットサービス等が一体となったもの。なかでも画像ネットサービスの中心「PictureJourney」はデジタルカメラで撮影した画像をインターネット経由で画像登録し、写真入りホームページやアルバムの作成、画像添付メールの作成、携帯電話の待ち受け画面へのお気に入り画像のダウンロードなどができる多様なサービス展開を図っている。

デジカメで撮影した写真をPictureJourneyに登録しておけば、PDA（Palm OSｨ搭載機）から｢ウェブクリッピングサービス｣を利用して、いつでもどこでも自分の写真をコメント付きで見ることが可能。また、Palmscapeなどのブラウザーソフトを基にしたチャンネルサービスを利用して「PictureJourneyコミュニティ」のサイトへアクセスすることもでき、「ウェブクリッピングサービス」に対応していない機種でも楽しむことができる。

「ウェブクリッピングサービス」とは、パーム コンピューティング株式会社が今年6月より展開しているサービスで、フレームなどコンテンツの一部分を予めPDA本体にインストールできるため、ダウンロード時間とコストの節約を図ることができるのが利点。「PictureJourney for Palm OS」では、コンテンツに含まれるロゴやメニューなどの固定情報を予めPDA本体にインストールしておき、自分の写真情報だけをインターネット経由でダウンロードしてくるので、快適なコンテンツの閲覧を実現している。
（ホームシアターファイル編集部）