アイ・オー・データ、USBオーディオ入出力機器とDJリミックスシステムを発売

D2VOX（左）、DJPAD2020（右）

●?アイ・オー・データ機器は、パソコンを高性能なオーディオ機器に変えるUSBオーディオ入出力機器「D2VOX(ディーツーボックス)」を19,800円で11月末より、パソコンを使って自由な感性で音楽を編集できるDJリミックスシステム「DJPAD(ディージェイパッド)2020」をオープンプライスで12月中旬より発売する。

「D2VOX」は様々な種類のサウンドソースを活用できるUSBオーディオ入出力機器。アナログにもデジタルにも対応し、外部オーディオ機器からパソコンへ音声を取り込んで編集したり、編集したオーディオをMDデッキなどへ転送が可能だ。またUSB接続で信号をデジタル伝送するのでノイズや音質劣化がほとんどないのも特徴。4月に発表した、光デジタルオーディオ出力アダプタ「D2Link」ではパソコンからの出力のみの対応だったが、新製品「D2VOX」では入力にも対応したほか、USBハブや各種調節つまみ、動作ランプなどを本体に装備して使い勝手も向上。また「D2Link」同様、添付ソフトとの組み合わせでドルビーデジタル5.1ch、DTS音声の出力が可能である。

一方の「DJPAD2020」は、当社オリジナルDJリミックスソフトと専用コントローラを同梱した製品。DJリミックスソフトにMP3ファイル、WAVEファイルなどの音楽を読みこませ、専用コントローラのスライドパッドやレバー、ボタンを使って音楽を手軽に編集して楽しむことが可能。専用コントローラには、マウスやキーボードのような画面や手元を確認しながら操作する必要がないスライドパッド、大きな押しボタン、レバーを採用し、直感的な操作を可能にした。クラブのDJが手でレコード盤を戻したり進めたりする"スクラッチ"とよばれる操作も専用コントローラで実現する。「DJPAD2020」で複数の曲を組み合わせて繋いだり、様々な効果をいれてオリジナル音楽を簡単に創ることが可能。なお、このDJリミックスソフトの体験版を「D2VOX」に添付している。（AVレビュー編集部）