日立、ディスプレイ事業を再編〜事業を分社化、北米でのブラウン管事業から撤退
●日立製作所は、同社ディスプレイグループを本年10月を目途に分社化するとともに、ディスプレイグループが米国子会社で行っている直視型テレビ用ブラウン管の生産および販売を4月末に停止することを決定した。生産設備は仏トムソンマルチメディア社に売却する。
同社は、2001年7月にパソコンモニター用ブラウン管事業から撤退、その後は低音ポリシリコンを含むTFT液晶を中心とするフラットパネルディスプレイ事業に経営資源を集中させている。
同社では、今後、ディスプレイ事業の開発から販売までの全ての部門を新会社に集約することにより、さらなる意思決定のスピードアップを目指していく。
新会社では、スーパーTFT事業など最先端技術やバランスのとれた商品構成、さらに中国での後工程生産などによるコスト競争力の強化により、2004年度には連結ベースで売上高2,400億円を目指す。なお、新会社の社名は未定となっている。(Phile-web編集部)
同社は、2001年7月にパソコンモニター用ブラウン管事業から撤退、その後は低音ポリシリコンを含むTFT液晶を中心とするフラットパネルディスプレイ事業に経営資源を集中させている。
同社では、今後、ディスプレイ事業の開発から販売までの全ての部門を新会社に集約することにより、さらなる意思決定のスピードアップを目指していく。
新会社では、スーパーTFT事業など最先端技術やバランスのとれた商品構成、さらに中国での後工程生産などによるコスト競争力の強化により、2004年度には連結ベースで売上高2,400億円を目指す。なお、新会社の社名は未定となっている。(Phile-web編集部)