松下電器、40GBハードディスク内蔵BSハイファイビデオを発売
<左>「NV-HVH1」 <右>ITアダプター「VW-NET1」 |
本製品は、アナログBS & 地上波アナログチューナーを内蔵しており、これにより2チャンネル同時録画が行える。またi.Link端子を搭載し、BSデジタルチューナーと接続して録画することもできる。もちろん、ハードディスクとVHSの間のダビングはワンタッチで可能。
さらにHDD録画では「追っかけ再生」機能を搭載し、録画を続けながら番組の冒頭から再生できる。さらに、視聴中に席を離れる時に「タイムキープ」ボタンを押せば、その場面をキープしながら自動的にハードディスクへの録画を開始。席に戻ってから「タイムキープ」ボタンを再度押せば席を離れた時点の映像から続けて見ることもできる。このタイムキープ機能では30分まで録画できる。
また、録画番組を4つのフォルダーに分けて管理・保存できる「お気に入りフォルダー」(HDD部)も便利そうだ。録画した番組を家族それぞれ4つのフォルダーに分けて管理保存できるので、自分専用のフォルダーを決めて保存したり、ジャンルごとに番組を管理することもできる。また、タイマー予約設定時にフォルダー指定すれば予約時から番組を分類することもできる。
録画予約の機能も進化している。「お気に入り予約」ボタンを押せば再生中の番組予約設定が完了し、「オートリニューアル」機能を使えば、毎週予約の上書き録画も行える。
VTR部では、「5倍モード」、「600倍速高速リターン」、録画内容を一括消去できる「テープリフレッシュ」機能などを装備し、使い勝手に磨きがかかっている。
さらに、この製品と組み合わせて使用するITアダプター「VW-NET1」とのセット品を、松下電器産業の公式ECサイトであるパナセンスで先行モニター販売している。このITアダプターは、ADSLモデムやルーターに接続することにより、インターネットを通じて「NV-HDH1」の操作が行える便利なハードウェア。操作は携帯電話から行え、予約録画ができるだけでなく、リアルタイムでの録画/再生/停止、さらにDVカメラを接続すれば簡易型監視カメラにもなる。ちなみに、単体で購入した場合は4万円程度での販売が予想される。
先行モニター販売の販売上限価格は111,000円、下限価格は74,000円。この間で自分が出せる最高額で入札し、金額が上位100名以内に入っていれば購入することができる。(Phile-web編集部)