I・Oデータ、BSデジタルチューナーと連動しストリーム録画が行える80GBハードディスクを発売
<左>HVR-HD80 <右>発表会場ではソニー製「DST-B500」と接続したデモも体験できた |
本機は、各社から発売されているBSデジタルチューナーと連動し、BSデジタルコンテンツをストリーム録画することができる。BSデジタルハイビジョンの場合、7時間以上の録画が行える。また著作権保護機能「DTCP」に対応し、デジタルWOWOWやスターチャンネルの録画も可能となっている。複製制限がない番組の場合、本機に録りためた番組をi.Link経由でD-VHSにダビングすることもできる。
さらに、本機をi.Linkでディジーチェーン接続することにより、容量の拡張も容易に行える。
本機は独自のGUIを持たず、単体ではメニュー画面を出すことができない。松下や東芝などのBSデジタルチューナーと接続する場合は、本機をD-VHS機器として認識させ、チューナー側から本機を操作することになる。この場合は、コンテンツのタイトルやハードディスクの残量表示はすることができない。
ただし、ソニー製の「DST-BX500」と接続する場合には、BX500対応のハードディスクユニット「VRT-T1」互換機器として動作させることができるため、コンテンツタイトルや残量表示、動作状況の確認などを行える。なお、ソニー製「VRT-T1」は10万円以上で販売されており、アイ・オー・データでは「半分以下の価格でほぼ同等の事が行える」と強調する。
D-VHS互換動作、「VRT-T1」互換動作は背面のスイッチで切り換える。背面のスイッチでは3つめのモードも選べることから、先日規格が決定した、BSデジタル機器でのハードディスク制御方式に対応している可能性もある。
本機はさらに110度CSにも対応し、現在動作確認を行っている最中だという。また、epにも対応させる予定としている。(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドI・O DATA
- 型番HVR-HD80
- 発売日4月末
- 価格¥OPEN(予想実売価格5万円前後)
【SPEC】●インターフェース:i.Link×2 ●ハードディスク容量:80GB ●外形寸法:186W×116H×77Dmm ●質量:約1.5kg