エプソン、低価格プロジェクター「EMP-S1」発表会詳報〜(3)エプソン販売・真道社長・談
エプソン販売株式会社 取締役社長 真道昌良氏 |
記者発表会では、最後にエプソン販売株式会社 取締役社長の真道昌良氏が販売戦略について語った。
「エプソンのプロジェクターはシェア29.7%と、メーカー別シェアで8年連続ナンバー1である。4月14日発表したネットワーク対応機種は、高輝度・多機能を目指したが、今回は普及を目指すことになる。EMP-S1でプロジェクターの裾野を広げていく。」
「2003年6月2日(月)の発売で、このコンセプトは、『プロジェクターを“日常”にする。』です。新規購入、買い換え、買い増しニーズに、価格・機能・操作性、あらゆる面でお応えできる新商品として投入していくことになります」
「もちろん基本はビジネスモデルなので、プレゼンテーションのための高価なビジネスツールとして、いつでも、どこでも気軽に利用できるコミュニケーションツールになる。あらゆるビジネスシーンで利用できる点を訴求していきます。」
「また限定3,000台のスクリーンセットモデル(45型相当)を用意しています。通常のビジネスモデルとの販売戦略の違いは、「ビジネスチャンネル」と「店頭チャンネル」を平等に扱うというところです。従来ならばビジネスチャンネルが80%でした。」
「さらにはコンテンツ・アプリ提供サービスも用意しています。Webページにて、PowerPointのテンプレートを用意や、ひとつのスクリーンに2つの画面を出すMultiPleXのプレゼンテーション支援ソフトを提供していきます。」
(取材:Phile-web & AV REVIEW編集部)