パナソニック、ハイビジョンパネルを搭載したカジュアルシアターを発売

TH-AE500

●パナソニックブランドの大ヒット液晶プロジェクターシリーズ「カジュアルシアター」に、ハイビジョン液晶パネルを搭載した新製品TH-AE500が発売される。発売日は10月10日。価格はオープンだが25万円前後での販売が予想される。

本製品は1280×720ハイビジョン対応液晶パネルを搭載。総画素数は、RGB3板構成で約276万画素といういっそうの高品位映像を実現している。ハイビジョンパネル用に開発した新光学システムの採用により、明るさ850ルーメン、コントラスト比1300対1という高いクオリティを備える。

また、同社新開発の統合型高画質デジタル回路「シネマワークス」により映像表現力が大幅に向上した。これによりあらゆる入力信号に対し最適なデジタル処理が施すことができるのだという。本機では新たにLSIを開発し、映像信号の処理を入力から出力まで10bitフルデジタル処理を実現。階調表現能力は、従来比4倍の10億7千万色へ。RGB信号毎に0.1％の高精度でガンマ補正が可能になった。

高品位映像を楽しむための各機能も充実。ソースに応じ高品位映像を楽しめる「6映像モード」や「縦・横台形同時補正」機能をはじめ、DVI端子、トリガー端子を搭載する。また2,058通りの画質調整が可能な「ユーザーイコライジング」機能を搭載するなど、プロジェクターの買い換えを検討し始めているマニア層期待の持てる製品となっている。

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（Phile-web編集部）