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<山之内正のINTERNATIONAL AUDIO SHOWレポート> ドイツから強力な新ブランド「リンデマン」上陸。高級SACDプレーヤーなど〜アッカ

公開日 2003/10/10 18:17
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LINDEMANNのスピーカー(左)とSACDプレーヤー(右)
●リンデマンというブランドをご存知だろうか。高い技術力を有するドイツのオーディオメーカーだが、日本のオーディオイベントでSACDプレーヤーを何度か展示しているので、記憶されている方もいることだろう。そのリンデマンのSACDプレーヤーとスピーカーが、アッカによって日本市場にも導入されることになった。

シャーシには肉厚のアルミを導入し、見るからに堅固な構造。ソニー製のピックアップ機構をアルミフレームに直接マウントし、ドライブ機構全体をダンピング材によってシャーシから浮かせるという凝った構成である。トランスポート、ディスプレイなどの電源は本体から供給するが、アップサンプラー、コンバーター、出力段の電源は別筐体の小さな電源部からUSB端子経由で供給する仕組みになっている。

ジッターを効率的に抑える独自のリサンプリングシステム「HiDRA」を搭載しており、CDの音質改善を図るなど、技術的に見ても非常に興味深い製品である。

おなじくリンデマンからトールボーイ型のスピーカー「90」も出品されている。こちらはまだ参考出品だが、自然な音像定位と伸びやかな音が特徴である。アンプはホヴランドのセパレートアンプ、HP-100とRADIA(レイディア)を組み合わせて再生していた。

(山之内 正)

[tias2003report]

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