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エプソン、プロジェクター用液晶パネル「D5シリーズ」を開発

公開日 2004/06/28 18:16
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●セイコーエプソン(株)は、3LCD方式のホームシアタープロジェクター、液晶プロジェクションテレビに使用する高温ポリシリコンTFT液晶パネル(以下HTPS)の新製品として、「D5シリーズ」を開発した。2004年度第3四半期よりサンプル出荷を開始する。

本シリーズは、昨年同社が開発したD4シリーズの機能をさらに高めたもの。 新駆動方式と高精細加工技術により開口率を従来比20%アップし、コントラストも従来比で50%高めた。高開口率を実現したことにより、同一ランプでの輝度が向上し、パネルを小型化できる。これにより、コンパクトな液晶プロジェクターや液晶プロジェクションテレビを実現することが可能となる。

開発サンプル品は0.7型。解像度は1284×724。開口率はD4の50%から60%に、コントラスト比は500対1から750対1にそれぞれ向上した。

このD5テクノロジーについては、7月2日(金)に東京ビッグサイトで開催される第14回 フラットパネルディスプレイ製造技術展の専門技術セミナーにて紹介される予定。

(Phile-web編集部)

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