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ヤマハ、最新DMD「720P DarkChip3」を搭載した「DPX-1200」を発表

公開日 2004/11/09 17:42
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DPX-1200
●ヤマハ(株)は同社DLPプロジェクターの新たな最上位機となる「DPX-1200」を12月下旬に発売する。価格はオープンだが、110万円前後での販売が予想される。

本機は、テキサス・インスツルメンツ社が開発した最新DMD「720P DarkChip3」パネルの搭載と、新設計の光学系とを組み合わせて5000対1のハイコントラスト化を実現した点が最大の特徴となる。これに加え、光時分割を行うカラーホイールにRGB6セグメントにNDフィルター付の暗いグリーンセグメントを追加した7セグメントタイプを採用し、暗部のみならず全領域での階調表現力を向上させている。正確な色再現を徹底追求したことにより、同社のプロジェクター製品が培ってきた「フィルムライク画質」のコンセプトにさらなる磨きがかけられている。

投射レンズはHDTV放送用カメラレンズの技術を注いだ1.6倍ズームレンズを搭載。環境やコンテンツに応じて使い分けができる3段階の電動式光学絞りを搭載している。

最新DMD「720P DarkChip3」パネルの能力を最大限に活かすため、10bitA/D変換回路から、デジタルハイビジョン1080i信号に対応した高品位IP変換回路まで、高精度な信号処理回路を搭載する。また、SD信号(480i/p、576i/p)に対しては、TrueLife機能によるエッジエンハンス&ディテールエンハンスを搭載し、輪郭やディテールの再現性を高め、鮮鋭度の高い立体感のある映像を再現する。

映像入力用の端子としてHDMI端子を新たに採用している。他にもBNC端子、D4端子など合計6種類の入力端子を搭載。DVDから1080iの入力信号まで幅広く対応するとともに、本機では入力信号に忠実な再現を目指し、一台一台各端子ごとに解像度に応じたオフセット&ゲイン調整が行われている。

画質調整は業務用プロジェクターに迫る多様なパラメーター調整を準備。色調整では、WRGBYCMの7軸に対する色度値やゲインを個別に直接指定できるモードや、密接に関連している色温度(W)とRGBのバランスとの整合性を常に正しく保ちながら調整できる、独自のナチュラルカラーアジャストメントシステムを利用したモードなど、様々な調整が可能だ。調整した画質は入力端子ごとに各6パターンまでメモリーでき、不用意な書き込みを禁止するメモリーロック機能も搭載する。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DPX-1200
  • 発売日2004年12月下旬
  • 価格\OPEN(予想実売価格110万円前後)
【SPEC】●投影方式:DLP方式 0.8inchDMD「720P DarkChip3」素子×1枚 1280×720ピクセル ●レンズ:1.6倍電動ズームレンズ F=2.7〜5.0 f=24.3〜38.9mm ●投影距離:3m〜4.8m @100” 16対9スクリーン ●ランプ:270W SHP ●明るさ:800ルーメン ●コントラスト比:5000対1 ●騒音レベル:28dB ●対応映像信号:480i/576i/480p/576p/720p/1035i/1080i ●入出力端子:コンポジット/S端子/D4端子/BNC端子/Mini D-Sub 15ピン/HDMI端子/Mini D-Sub 9ピン/DCジャック ●消費電力:375W ●外形寸法:495W×192.6H×465.4D ●質量:13.8kg