シャープ、亀山に第2工場を建設 40・50型級の大型パネルを生産
●シャープは、亀山工場(三重県亀山市)の敷地内に、新たに第2工場を建設すると発表した。建物、生産設備を含む設備投資額は約1,500億円で、2006年10月の生産稼動をめざす。世界最大の大型ガラス基板採用の最新鋭工場を稼動させることにより、40型以上の大型液晶テレビ市場の開拓と大型液晶パネルの安定供給体制の構築を図る。
第2工場では、40型、50型クラスの生産に適した、世界初の第8世代マザーガラスを採用。ガラスサイズは40型クラスが8枚、50型クラスが6枚取れる、両辺が2mを超える世界最大サイズ。「第1工場のマザーガラスに比べ、2倍程度の大きさになる」(同社)という。
同社は、「40型、50型クラスでは、液晶方式がフルハイビジョンに対応しているという点でプラズマに対して優位性がある」としながらも、「普及には一層のコスト力の強化が必要で、このため、第2工場では、部材メーカーと設計段階から新規部材の開発を進め、大幅なコストダウンを図る」という。
この工場で生産したパネルを搭載する“AQUOS”が市場に並ぶのは2006年末から2007年初頭にかけてだろうが、同社の「大幅なコストダウン」が実現すれば、市場での販売価格も格段に低くなることが予想される。
(Phile-web編集部)
第2工場では、40型、50型クラスの生産に適した、世界初の第8世代マザーガラスを採用。ガラスサイズは40型クラスが8枚、50型クラスが6枚取れる、両辺が2mを超える世界最大サイズ。「第1工場のマザーガラスに比べ、2倍程度の大きさになる」(同社)という。
同社は、「40型、50型クラスでは、液晶方式がフルハイビジョンに対応しているという点でプラズマに対して優位性がある」としながらも、「普及には一層のコスト力の強化が必要で、このため、第2工場では、部材メーカーと設計段階から新規部材の開発を進め、大幅なコストダウンを図る」という。
この工場で生産したパネルを搭載する“AQUOS”が市場に並ぶのは2006年末から2007年初頭にかけてだろうが、同社の「大幅なコストダウン」が実現すれば、市場での販売価格も格段に低くなることが予想される。
(Phile-web編集部)