日立、マルチドライブを採用したDVDビデオカメラ「Wooo」を発売

（株）日立製作所ユビキタスプラットフォームグループは、DVD-RAM/-RのほかにもDVD-RWの記録再生を可能にしたDVDマルチドライブ搭載のDVDビデオカメラ「DZ-GX25M」を8月上旬から発売する。価格はオープンだが13万円前後での販売が予想される。

同社は2000年にはじめてDVD-RAM対応の「DZ-MV100」をリリースし、世界で初めてDVDビデオカメラの製品化を実現した。2002年にはDVD-R対応の「DZ-MV250」、2003年にはSDメモリーカードスロット搭載の「DZ-MV350」と次々に画期的なDVDビデオカメラをリリースしてきたが、今回のモデルでは新開発の8cmDVDマルチドライブの搭載により、DVD-RWの記録再生にも対応した。それぞれカートリッジなしタイプのメディアへの対応となる。

DVD-RW使用時には多彩な編集ができるVRモードと、より多くのDVD機器でたのしめるビデオモードが選べる。 動画と静止画を同じ8cmDVD-RAMに記録でき、静止画については高画素記録対応のJPEG形式とDVDレコーダーと互換性の高いVR形式で記録される。

ボディ全体はDVDドライブの小型化ほか、レンズや基板の小型化を実現することにより撮影時や携帯時の負担を大幅に削減している。アルミ素材を使用した高品位デザインをベースに、レンズ部分にシルバー素材を採用した高い質感を演出したデザインとしている。前モデルの「DZ-GX20」より引き継ぐ、約212万画素CCD、2メガピクセル対応レンズ、MPEG映像の高画質処理を実現する画像処理回路「ピクチャーマスター for DVDカム」や高速起動を実現する「おまかせ認識」も搭載。SDメモリーカード対応やUSB2.0ハイスピードモード対応も実現している。

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（Phile-web編集部）