＜IFA2005レポート：ビクター＞HDDムービー「everio Gシリーズ」がブースのメイン

ビクターのブースはHDDムービーカメラ「everio」の最新モデルGシリーズを核にした展示を行う。everioを手にとって撮影体験が可能なスペースが設けられる一方、イベントスペースではダンサーによるeverioのパフォーマンスが繰り返し行われている。各スペースへ殺到する来場者の数を見れば、everioの与えたインパクトの大きさをうかがい知ることができる。

一方で未来のデジタルエンタテインメントライフを提案する特設コーナーも人気が高い。ここでは筐体をいっそうコンパクトにしたeverioのプロトタイプをはじめ、DLNAに準拠したコンテンツのワイヤレス伝送もデモ。HDDレコーダーを内蔵した液晶テレビのプロトタイプも紹介され、またデジタルオーディオプレーヤーのコンセプトモデルもいくつかの試作機を展示している。

ウッドコーンシリーズのセットシステムも欧州のファンに大変人気が高く、特設コーナーには歴代モデルが一堂に集められた。中には欧州で9月末に発売が予定されている新製品「EX-A10」の姿も見られた。価格は999ユーロ。

ハイビジョン映像の録画再生デモについては、Blu-rayディスクプレーヤーの試作機を使ったデモが紹介されていた。

D-ILAリアプロジェクションテレビについては、日本でも既に発売されている61インチのモデル以外にも、70インチサイズのモデルが紹介されていた。

デジタルオーディオプレーヤーについては、日本でも発売されているフラッシュメモリータイプの「XA-MP101」のほか、アームレスヘッドホンタイプの「XA-AL55」に「alneo」のサブブランドネームを冠したシリーズが展示されていた。

また特設ブースにおいて4K2K（4096×2160）スーパーHD解像度のD-ILAプロジェクターによる映像のデモンストレーションも行われ、多くの来場者が足を運んでいた。

（Phile-web編集部・山本）
[IFA2005REPORT]