HOME > ニュース > [CEATEC2005:マクセル] iVDRに関する多様なアプリケーションを提案

[CEATEC2005:マクセル] iVDRに関する多様なアプリケーションを提案

公開日 2005/10/04 20:05
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

マクセルのiVDRメディア
マクセルのブースでは、次世代の大容量データプラットフォームとして期待されているリムーバブルハードディスクドライブ「iVDR」のメディアを展示するとともに、iVDRコンソーシアムに参加する各メーカーによるアプリケーションの試作機が展示されている。


三洋のiVDRビデオレコーダー試作機

日立のiVDRモバイルビュワー(下)とデジタルオーディオプレーヤー(上)の試作機
今回マクセルが出品しているのは80GBのiVDR、30GBのiVDR MiniとiVDR Micro。コンソーシアム参加メーカーの展示では、三洋電機からiVDRビデオレコーダー、iVDRビデオレコーダー一体型液晶テレビの試作機が出品され、日立製作所からもiVDRを用いたポータブルビデオプレーヤーやオーディオプレーヤーも出品された。現在メディアの規格について最終の調整を行っており、来年頃からはアプリケーションを含めた提案を行っていく考えであるという。


マクセルのリチウムイオン電池

デジタルペン「Penit」

ペンの先端にあるCMOSカメラがドットパターンを撮影し、データ化する
その他、マクセルのブースではリチウムイオン電池やカメラレンズユニットも紹介されている。またブースの一角には、同社が新しいデジタルインターフェイスデバイスとして提案する“デジタルペン「Penit」”を展示。専用の紙とペンで書いたアナログ情報を、本機を使って瞬時にデジタルデータ化し、内蔵メモリーに蓄積、BluetoothやUSB経由で携帯電話やPCに転送し活用するというもの。専用紙には絶対アドレスを用いた「アノトパターン」と呼ばれる特殊な配列のドットが印刷されており、この紙にデジタルペンで記入するとペンの先に内蔵されたCMOSカメラがドットパターンを撮影し、そのパターンをイメージプロセッサーが処理して、手書きの文字や図の座標を計算してデータ化する。同社は本機を10月に、30,000円程度の価格で主にB to Bの市場に向けて発売する予定だ。


(Phile-web編集部)


<お詫びと訂正>本レポートにおいて報告させていただきましたデジタルペン「Penit」に関しまして、発売時想定価格の記載に誤りがありました。読者の皆様、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。なお、本件記事の該当箇所につきましては既に訂正させていただきました。


ceatec2005

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック