<CEATEC2006:パナソニック>PLCが実用化間近、VIERAやDIGAなどもアピール
パナソニックブースは、103V型を含むVIERAの全モデルを展示。同社が以前からアピールしている、PDPの動画応答性能の速さや、高視野角といった特徴を強く訴求している。
液晶テレビについては、IPSパネルの素性の良さをアピール。動画応答性能を検証するデモや、テレビを回転させて視野角が広いことを訴求する展示などが見られた。
DIGAも全モデルを展示。中でも、BDレコーダー「DMR-BW200」「DMR-BR100」の2機種を前面に押し出し、Blu-ray 技術の高さをアピール。2層BD-R/REディスクの製造工程を紹介するビデオも上映していた。
技術関連の展示では、PLC関連機器を大量に展示。実用化に向けて準備万端と言った印象だ。PLC(Power Line Communications=電力線通信)は、その名の通り電力線を通信回線に使用する技術で、モデムを用意すれば、機器をコンセントを差し込むだけでネットワーク接続が行える。欧米では既に実用化されており、国内でも近々法改正が行われ、対応機器が登場する予定。
パナソニックは、PLCをベースに、映像や音声などの情報データを4MHz〜28MHzの高周波信号に乗せて伝送する「HD-PLC」を提唱。最大190Mbpsのスピードでデータの伝送が可能なほか、ボタンを押すだけの簡単設定、AES128bitの暗号技術などの特徴がある。ブースでは、アメリカで既に発売しているHD-PLCアダプターを用い、映像を伝送するデモも行っていた。
また、組み込み用のHD-PLCモジュールも展示。これをルーターなどに組み込むことで、インターネット接続とPLC機能を1台で実現することもできる。
電力線ではなく、同軸ケーブルを用いて通信を行う「c.Link」関連機器も展示。こちらは250Mbpsでの通信が可能で、HD-PLCと同じく、家庭内の離れた部屋で映像や音声などのデータをやりとりすることができる。
細かなところでは、家庭用のデジタルチューナーモジュール「TTM11J」を展示。現在のVIERAに搭載されている「TTM7J」を小型化したモデルで、消費電力も減らすことに成功した。
(Phile-web編集部)
ceatec2006report
液晶テレビについては、IPSパネルの素性の良さをアピール。動画応答性能を検証するデモや、テレビを回転させて視野角が広いことを訴求する展示などが見られた。
DIGAも全モデルを展示。中でも、BDレコーダー「DMR-BW200」「DMR-BR100」の2機種を前面に押し出し、Blu-ray 技術の高さをアピール。2層BD-R/REディスクの製造工程を紹介するビデオも上映していた。
技術関連の展示では、PLC関連機器を大量に展示。実用化に向けて準備万端と言った印象だ。PLC(Power Line Communications=電力線通信)は、その名の通り電力線を通信回線に使用する技術で、モデムを用意すれば、機器をコンセントを差し込むだけでネットワーク接続が行える。欧米では既に実用化されており、国内でも近々法改正が行われ、対応機器が登場する予定。
パナソニックは、PLCをベースに、映像や音声などの情報データを4MHz〜28MHzの高周波信号に乗せて伝送する「HD-PLC」を提唱。最大190Mbpsのスピードでデータの伝送が可能なほか、ボタンを押すだけの簡単設定、AES128bitの暗号技術などの特徴がある。ブースでは、アメリカで既に発売しているHD-PLCアダプターを用い、映像を伝送するデモも行っていた。
また、組み込み用のHD-PLCモジュールも展示。これをルーターなどに組み込むことで、インターネット接続とPLC機能を1台で実現することもできる。
電力線ではなく、同軸ケーブルを用いて通信を行う「c.Link」関連機器も展示。こちらは250Mbpsでの通信が可能で、HD-PLCと同じく、家庭内の離れた部屋で映像や音声などのデータをやりとりすることができる。
細かなところでは、家庭用のデジタルチューナーモジュール「TTM11J」を展示。現在のVIERAに搭載されている「TTM7J」を小型化したモデルで、消費電力も減らすことに成功した。
(Phile-web編集部)
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