フジフイルム、顔検出機能を高めた「F50fd」など“FinePix”3機種を発売
富士フイルム(株)は本日、コンパクトデジタルカメラ“FinePix”の秋冬モデル3機種を発表した。新たに発売するのは以下の3機種。
・「FinePix F50fd」8月下旬発売 ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
・「FinePix Z100fd」9月下旬発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
・「FinePix S8000fd」9月上旬発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
●FinePix F50fd
F50fdは、同社コンパクトデジタルカメラの高級機という位置づけ。同社独自の顔検出機能「顔キレイナビ」を進化させ、横方向の顔検出機能を高めた。横顔でも性格に認識が可能なほか、検出速度も世界最速を実現している。撮影時は、検出した情報に基づき、赤目を自動的に補正する機能も追加した。
レンズはフジノン光学式3倍ズームレンズで、撮像素子には同社独自の「スーパーCCDハニカムVII HR」を搭載。ISOは6400まで設定できる。また、新たにCCDシフト方式の手ブレ補正機能を搭載した。
●FinePix Z100fd
Z100fdは、女性層を意識したフルフラットデザインを採用。フラットなスクウェアフォルムや、斜めに移動するレンズカバー、塗装処理はUV仕上げなど、質感にこだわっている。ボディカラーもピンク/シルバー/ブラウン/ホワイト&ブラックを揃える。
「顔キレイナビ」は前モデルから継承。F50fdに搭載したものとは異なり、顔検出精度の向上は行っていない。
レンズはフジノン光学式5倍ズームレンズ。撮像素子は800万画素CCDで、ハニカム方式ではない。F50fdと同様、CCDシフト方式の手ブレ補正を搭載する。ISOは最高1600まで設定できる。
●FinePix S8000fd
35mm換算で27〜486mmの、光学式18倍ズームレンズを搭載したモデル。CCDシフト式の手ブレ補正も備えている。顔検出機能は、「Z100fd」と同様、旧機種と同じものを搭載している。
撮像素子は800万画素CCDで、Z100fdと同じくハニカム方式ではない。撮影画素を400万画素に設定した場合は、ISO感度は最高6400まで選択できる。
●CMは引き続きエビちゃんが担当
秋冬新製品の概略や市場動向については、同社 電子映像事業部 営業部長の三ツ木秀之氏が説明。市場動向について三ツ木氏は、「欧米や日本が横ばいで推移する一方、BRICsなど新興市場は今後も高い伸びを維持する」と分析。さらに国内市場については、6割程度が買い換え・買い増し需要だとし、これらの層を満足させるため、差別化技術が必要であることを強調した。
さらに三ツ木氏は、既存のデジカメへのユーザーの評価として、「撮影性能に限界があり、不満を抱いているのではないか」と推測。撮りたいシーンが上手く撮れないという不満を解消するため、新たに「人の視覚をシミュレーションする技術を投入したほか、オート機能も進化させた」と語った。
販売戦略については、富士フイルムイメージング(株)代表取締役社長の杉原和朗氏が説明。国内シェアについては、現在10%程度のものを、15%程度に引き上げたいとした。また、Z100fdの宣伝キャラクターについては、引き続き蛯原友里さんを起用することも発表した。
【問い合わせ先】
富士フイルム(株)
お客様コミュニケーションセンター
TEL/03-5786-1712
(Phile-web編集部)
・「FinePix F50fd」8月下旬発売 ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
・「FinePix Z100fd」9月下旬発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
・「FinePix S8000fd」9月上旬発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
●FinePix F50fd
F50fdは、同社コンパクトデジタルカメラの高級機という位置づけ。同社独自の顔検出機能「顔キレイナビ」を進化させ、横方向の顔検出機能を高めた。横顔でも性格に認識が可能なほか、検出速度も世界最速を実現している。撮影時は、検出した情報に基づき、赤目を自動的に補正する機能も追加した。
レンズはフジノン光学式3倍ズームレンズで、撮像素子には同社独自の「スーパーCCDハニカムVII HR」を搭載。ISOは6400まで設定できる。また、新たにCCDシフト方式の手ブレ補正機能を搭載した。
●FinePix Z100fd
Z100fdは、女性層を意識したフルフラットデザインを採用。フラットなスクウェアフォルムや、斜めに移動するレンズカバー、塗装処理はUV仕上げなど、質感にこだわっている。ボディカラーもピンク/シルバー/ブラウン/ホワイト&ブラックを揃える。
「顔キレイナビ」は前モデルから継承。F50fdに搭載したものとは異なり、顔検出精度の向上は行っていない。
レンズはフジノン光学式5倍ズームレンズ。撮像素子は800万画素CCDで、ハニカム方式ではない。F50fdと同様、CCDシフト方式の手ブレ補正を搭載する。ISOは最高1600まで設定できる。
●FinePix S8000fd
35mm換算で27〜486mmの、光学式18倍ズームレンズを搭載したモデル。CCDシフト式の手ブレ補正も備えている。顔検出機能は、「Z100fd」と同様、旧機種と同じものを搭載している。
撮像素子は800万画素CCDで、Z100fdと同じくハニカム方式ではない。撮影画素を400万画素に設定した場合は、ISO感度は最高6400まで選択できる。
●CMは引き続きエビちゃんが担当
秋冬新製品の概略や市場動向については、同社 電子映像事業部 営業部長の三ツ木秀之氏が説明。市場動向について三ツ木氏は、「欧米や日本が横ばいで推移する一方、BRICsなど新興市場は今後も高い伸びを維持する」と分析。さらに国内市場については、6割程度が買い換え・買い増し需要だとし、これらの層を満足させるため、差別化技術が必要であることを強調した。
さらに三ツ木氏は、既存のデジカメへのユーザーの評価として、「撮影性能に限界があり、不満を抱いているのではないか」と推測。撮りたいシーンが上手く撮れないという不満を解消するため、新たに「人の視覚をシミュレーションする技術を投入したほか、オート機能も進化させた」と語った。
販売戦略については、富士フイルムイメージング(株)代表取締役社長の杉原和朗氏が説明。国内シェアについては、現在10%程度のものを、15%程度に引き上げたいとした。また、Z100fdの宣伝キャラクターについては、引き続き蛯原友里さんを起用することも発表した。
【問い合わせ先】
富士フイルム(株)
お客様コミュニケーションセンター
TEL/03-5786-1712
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix F50fd
- 発売日2007年8月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,200万画素 ●レンズ:フジノン光学式3倍ズームレンズ ●液晶モニター:2.7型TFT ●外形寸法:92.5W×59.2H×22.9Dmm ●質量:約155g(バッテリー、メモリーカード含まず)
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix Z100fd
- 発売日2007年9月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:800万画素 ●レンズ:フジノン光学式5倍ズームレンズ ●液晶モニター:2.7型TFT ●外形寸法:92.0W×55.7H×19.8Dmm ●質量:約138g(バッテリー、メモリーカード含まず)
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix S8000fd
- 発売日2007年9月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:800万画素 ●レンズ:フジノン光学式18倍ズームレンズ ●液晶モニター:2.5型低温ポリシリコンTFT ●外形寸法:111.3W×78.2H×79.3Dmm ●質量:約410g(バッテリー、メモリーカード含まず)