<IFA2007レポート:デノン>BDプレーヤー/トランスポートの試作機を公開 − ネットワークオーディオや新ヘッドホンも
デノンは日本国内での発売も明らかにされている(関連ニュース)、同社初のBDプレーヤー/トランスポートの試作機を会場に展示し、注目を集めている。
■BDプレーヤーとトランスポートは欧州でも発売を予定
デノン初のBDプレーヤー「DVD-3800BD」、並びにBDトランスポート「DVD-2500BT」は今回モックアップが公開された。映像や音を出力してのデモは行っていない。欧州での発売も検討されているようだが、展示説明員によれば「発売の時期や価格に関してはまだわからない」という。プレーヤーはプレミアムシルバー、トランスポートはブラックのモデルが展示されていた。今回はトランスポートの背面端子部を撮影することができた。まだ未完成の状態とのことだったが、HDMI端子1系統にRS-232Cとトリガー端子というシンプルなレイアウトだ。
■AVアンプはネットワーク対応機をデモ、最上位セパレート機はモックを公開
ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのロスレスフォーマットのデコーダーを搭載した本年のAVアンプ最新モデルは欧州モデルの「AVR-4308」をデモ。特設展示コーナーにて音を鳴らしている。セパレートタイプの最上位機「AVP-A1HD」「POA-A1HD」はモックアップが公開されているが、展示の周囲には大勢の来場者による人だかりが常にでき上がっている。参考までに欧州での販売価格は「AVP-A1HD」「POA-A1HD」ともに6,999ユーロ(約112万円/1ユーロ=160円換算)。
本機の他にもAVC-A1HDやAVC-3808、AVC-2808に相当する欧州モデルも展示。それぞれ今秋の発売時にはシルバーとブラックのカラーバリエーションが揃えられるようだ。
■一体型ワイヤレスネットワークオーディオシステム「S-52/32」
先頃国内でも発表された2.1ch DVDシアターシステム“Sシリーズ”の新モデルとなる「S-302/102」が展示されていた。欧州での販売価格は上位の320が1,849ユーロ。
ワンボディのサラウンドスピーカーとサブウーファーの2ピース構成によるフロントサラウンドシステム「DHT-FS3」も見つけることができた。本機は日本で発売されている「DHT-FS1」の欧州モデルに当り、外装をブラックの光沢仕上げとしている。独自技術「X-SPACE SURROUND」により、フロントユニットのみでのサラウンドを実現。専用ラック「ARC-FS3」に組み込んだかたちでの試聴デモも行われていた。
さらにワイヤレス機能を搭載した一体型のネットワークオーディオシステム「S-52/32」も見つけることができた。それぞれワイヤレスでホームネットワークに接続して、ネットワーク上のAAC/MP3/WAV/WMA/FLAC形式の音楽ファイル再生が楽しめるほか、インターネットラジオにも対応する。本体天面にはiPodドックも内蔵している。上位のS-52にはCDプレーヤーやUSB接続端子が設けられている。今回はモックアップのみの展示になるが、「08年初頭の発売を目標に開発を進めている(展示説明員)」という。予定価格はS-52が649ユーロ、S-32が499ユーロ。
■ヘッドホン新シリーズも登場
ヘッドホンはオーバーヘッドタイプの「AH-D1001」「AH-D501」「AH-D301」など新製品が展示されている。価格は上位のD1001が149ユーロ。いずれもポータブルオーディオプレーヤーでのリスニングに最適な、軽量・コンパクトなデザインとメタリックのスタイリッシュな外装としている。
(Phile-web編集部・山本)
■BDプレーヤーとトランスポートは欧州でも発売を予定
デノン初のBDプレーヤー「DVD-3800BD」、並びにBDトランスポート「DVD-2500BT」は今回モックアップが公開された。映像や音を出力してのデモは行っていない。欧州での発売も検討されているようだが、展示説明員によれば「発売の時期や価格に関してはまだわからない」という。プレーヤーはプレミアムシルバー、トランスポートはブラックのモデルが展示されていた。今回はトランスポートの背面端子部を撮影することができた。まだ未完成の状態とのことだったが、HDMI端子1系統にRS-232Cとトリガー端子というシンプルなレイアウトだ。
■AVアンプはネットワーク対応機をデモ、最上位セパレート機はモックを公開
ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのロスレスフォーマットのデコーダーを搭載した本年のAVアンプ最新モデルは欧州モデルの「AVR-4308」をデモ。特設展示コーナーにて音を鳴らしている。セパレートタイプの最上位機「AVP-A1HD」「POA-A1HD」はモックアップが公開されているが、展示の周囲には大勢の来場者による人だかりが常にでき上がっている。参考までに欧州での販売価格は「AVP-A1HD」「POA-A1HD」ともに6,999ユーロ(約112万円/1ユーロ=160円換算)。
本機の他にもAVC-A1HDやAVC-3808、AVC-2808に相当する欧州モデルも展示。それぞれ今秋の発売時にはシルバーとブラックのカラーバリエーションが揃えられるようだ。
■一体型ワイヤレスネットワークオーディオシステム「S-52/32」
先頃国内でも発表された2.1ch DVDシアターシステム“Sシリーズ”の新モデルとなる「S-302/102」が展示されていた。欧州での販売価格は上位の320が1,849ユーロ。
ワンボディのサラウンドスピーカーとサブウーファーの2ピース構成によるフロントサラウンドシステム「DHT-FS3」も見つけることができた。本機は日本で発売されている「DHT-FS1」の欧州モデルに当り、外装をブラックの光沢仕上げとしている。独自技術「X-SPACE SURROUND」により、フロントユニットのみでのサラウンドを実現。専用ラック「ARC-FS3」に組み込んだかたちでの試聴デモも行われていた。
さらにワイヤレス機能を搭載した一体型のネットワークオーディオシステム「S-52/32」も見つけることができた。それぞれワイヤレスでホームネットワークに接続して、ネットワーク上のAAC/MP3/WAV/WMA/FLAC形式の音楽ファイル再生が楽しめるほか、インターネットラジオにも対応する。本体天面にはiPodドックも内蔵している。上位のS-52にはCDプレーヤーやUSB接続端子が設けられている。今回はモックアップのみの展示になるが、「08年初頭の発売を目標に開発を進めている(展示説明員)」という。予定価格はS-52が649ユーロ、S-32が499ユーロ。
■ヘッドホン新シリーズも登場
ヘッドホンはオーバーヘッドタイプの「AH-D1001」「AH-D501」「AH-D301」など新製品が展示されている。価格は上位のD1001が149ユーロ。いずれもポータブルオーディオプレーヤーでのリスニングに最適な、軽量・コンパクトなデザインとメタリックのスタイリッシュな外装としている。
(Phile-web編集部・山本)