【速報】パナソニック、VIERA春モデル12機種 − “新世代PDP”採用でコントラスト比3万対1に
松下電器産業(株)は、薄型テレビ“VIERA”の新モデルとして、プラズマテレビ8機種、液晶テレビ4機種の計12機種を4月10日から順次発売する。VIERA公式サイトはこちら。
今回発売される新機種の概要は以下の通り。
■プラズマテレビ3シリーズ
プラズマテレビは「PZ800」「PZ85」「PZ80」の3シリーズをラインナップ。パネル解像度はすべて1,920×1,080のフルHD。PZ800はデジタルチューナーを2基ずつ、PZ85とPZ80は1基ずつ搭載している。
3シリーズとも、PDP前面板の誘電体層の上に、新開発の「ダイナミックブラックレイヤー」を構成した新パネルを採用。ダイナミックブラックレイヤーは、従来の保護層の部分に、新素材で形成した新たな構造層を構成したもので、初期電子放出時間の短縮と電荷保持電圧の低減を両立したという。これにより予備放電量を従来モデル比で約3分の1に抑え、暗所コントラスト比を3万対1に引き上げた。また、全白と全黒の輝度比では、最大100万対1となるという。さらに全機種がx.v.Colorに対応している。
また3シリーズは、階調処理も新開発の信号処理を搭載。最大18ビットで処理を行うことが可能となっている。
前面ガラスの映り込みを抑える「クリアピクチャーパネル」も新開発のもので、PZ700シリーズよりさらに映り込みを低減。3シリーズともに採用する。
プラズマテレビのフラグシップモデルとなるPZ800シリーズは、パネルに新開発の蛍光体材料やプロセス技術、光学フィルターなどを採用。これにより、HDTVの色域面積比を約120%カバーし、さらにデジタルシネマの色表現領域をほぼ満たすなど、色域を大幅に引き上げた。これにより深紅や紫、金色などの表現がさらにリアルになるという。入力面でも、全機種がx.v.Colorに対応している。
またPZ800は、新たにパナソニックハリウッド研究所が蓄積した色表現技術やノウハウをもとに、新たなカラープロファイルと、それに基づいて高速に色域変換処理を行う新開発の3次元カラーマネジメント回路を搭載。同社ではこの回路を「カラー リマスターシステム」と呼んでいる。同システムはBDやDVDだけでなく、テレビ放送の表示時も有効だという。
さらにPZ800シリーズは、前面ガラス部を一枚仕立てで使用し、ベゼル部との段差がない“フルグラスフェイス”デザインを採用。画面とベゼル部の一体感を強調している。
■液晶テレビ2シリーズ
液晶テレビはLZ85とLZ80の2シリーズ展開で、画面サイズはいずれも37V型と32V型。デジタルチューナーは1基のみの搭載。全機種が1,920×1,080のフルHD解像度のIPSαパネルを採用している。なお、LZ85シリーズのみ120Hz表示に対応し、動画解像度は600本以上を実現している。
2シリーズはいずれも、映像シーンの特徴に応じてコントラスト比を調整する「フルハイビジョン 新 WコントラストAI」を搭載し、10,000対1相当の高コントラスト比を達成した。
■進化した「ビエラにリンク!」機能
プラズマテレビ、液晶テレビの全機種で、「ビエラにリンク!」機能を進化。対応レコーダー(DMR-XP12/XP22V/XW120/XW320/BR500)と接続すると、見ている番組を一時停止し、後で続きを見ることができる「番組キープ」機能が利用できるほか、「画面deリモコン」機能では、録画した映像の早送りや30秒スキップなども画面上のリモコン操作パネルで行える。
また対応のラックシアター(SC-HTR310/210/110)との接続では、テレビ番組のジャンルに適したサウンドモードに自動で切り替わる。さらに、対応のドアホンやセンサーカメラの画像も、VIERAの画面上で確認できる。PZ800シリーズでは、SDメモリーカード内のAVCHD映像の再生にも対応している。
新モデルの詳細は追ってお伝えする。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
(Phile-web編集部)
今回発売される新機種の概要は以下の通り。
方式 | シリーズ | 型番 | 価格 | 発売日 |
プラズマ | PZ800 | TH-50PZ800 | ¥OPEN(予想実売価格50万円前後) | 4月20日 |
TH-46PZ800 | ¥OPEN(予想実売価格43万円前後) | |||
TH-42PZ800 | ¥OPEN(予想実売価格37万円前後) | |||
PZ85 | TH-46PZ85 | ¥OPEN(予想実売価格38万円前後) | 4月10日 | |
TH-42PZ85 | ¥OPEN(予想実売価格32万円前後) | |||
PZ80 | TH-50PZ80 | ¥OPEN(予想実売価格43万円前後) | ||
TH-46PZ80 | ¥OPEN(予想実売価格36万円前後) | |||
TH-42PZ80 | ¥OPEN(予想実売価格30万円前後) | |||
液晶 | LZ85 | TH-37LZ85 | ¥OPEN(予想実売価格26万円前後) | 4月20日 |
TH-32LZ85 | ¥OPEN(予想実売価格22万円前後) | |||
LZ80 | TH-37LZ80 | ¥OPEN(予想実売価格24万円前後) | ||
TH-32LZ80 | ¥OPEN(予想実売価格20万円前後) |
■プラズマテレビ3シリーズ
プラズマテレビは「PZ800」「PZ85」「PZ80」の3シリーズをラインナップ。パネル解像度はすべて1,920×1,080のフルHD。PZ800はデジタルチューナーを2基ずつ、PZ85とPZ80は1基ずつ搭載している。
3シリーズとも、PDP前面板の誘電体層の上に、新開発の「ダイナミックブラックレイヤー」を構成した新パネルを採用。ダイナミックブラックレイヤーは、従来の保護層の部分に、新素材で形成した新たな構造層を構成したもので、初期電子放出時間の短縮と電荷保持電圧の低減を両立したという。これにより予備放電量を従来モデル比で約3分の1に抑え、暗所コントラスト比を3万対1に引き上げた。また、全白と全黒の輝度比では、最大100万対1となるという。さらに全機種がx.v.Colorに対応している。
また3シリーズは、階調処理も新開発の信号処理を搭載。最大18ビットで処理を行うことが可能となっている。
前面ガラスの映り込みを抑える「クリアピクチャーパネル」も新開発のもので、PZ700シリーズよりさらに映り込みを低減。3シリーズともに採用する。
プラズマテレビのフラグシップモデルとなるPZ800シリーズは、パネルに新開発の蛍光体材料やプロセス技術、光学フィルターなどを採用。これにより、HDTVの色域面積比を約120%カバーし、さらにデジタルシネマの色表現領域をほぼ満たすなど、色域を大幅に引き上げた。これにより深紅や紫、金色などの表現がさらにリアルになるという。入力面でも、全機種がx.v.Colorに対応している。
またPZ800は、新たにパナソニックハリウッド研究所が蓄積した色表現技術やノウハウをもとに、新たなカラープロファイルと、それに基づいて高速に色域変換処理を行う新開発の3次元カラーマネジメント回路を搭載。同社ではこの回路を「カラー リマスターシステム」と呼んでいる。同システムはBDやDVDだけでなく、テレビ放送の表示時も有効だという。
さらにPZ800シリーズは、前面ガラス部を一枚仕立てで使用し、ベゼル部との段差がない“フルグラスフェイス”デザインを採用。画面とベゼル部の一体感を強調している。
■液晶テレビ2シリーズ
液晶テレビはLZ85とLZ80の2シリーズ展開で、画面サイズはいずれも37V型と32V型。デジタルチューナーは1基のみの搭載。全機種が1,920×1,080のフルHD解像度のIPSαパネルを採用している。なお、LZ85シリーズのみ120Hz表示に対応し、動画解像度は600本以上を実現している。
2シリーズはいずれも、映像シーンの特徴に応じてコントラスト比を調整する「フルハイビジョン 新 WコントラストAI」を搭載し、10,000対1相当の高コントラスト比を達成した。
■進化した「ビエラにリンク!」機能
プラズマテレビ、液晶テレビの全機種で、「ビエラにリンク!」機能を進化。対応レコーダー(DMR-XP12/XP22V/XW120/XW320/BR500)と接続すると、見ている番組を一時停止し、後で続きを見ることができる「番組キープ」機能が利用できるほか、「画面deリモコン」機能では、録画した映像の早送りや30秒スキップなども画面上のリモコン操作パネルで行える。
また対応のラックシアター(SC-HTR310/210/110)との接続では、テレビ番組のジャンルに適したサウンドモードに自動で切り替わる。さらに、対応のドアホンやセンサーカメラの画像も、VIERAの画面上で確認できる。PZ800シリーズでは、SDメモリーカード内のAVCHD映像の再生にも対応している。
新モデルの詳細は追ってお伝えする。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
(Phile-web編集部)