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手作りスピーカーとこだわりの機器で構築 − 「サウンドプラザ井田」のシアターを訪問

公開日 2008/07/28 18:05
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サウンドプラザ井田」は、「手作りスピーカー基礎講座」などのコンテンツを用意し自作スピーカーに挑戦してみたいユーザーをナビゲートするほか、スピーカー用の合板の販売を行っている。

井田氏は自身で製作した手作りスピーカーでホームシアターを構築(詳しいシステムはこちらでご覧頂ける)。故・長岡鉄男氏の設計に手を加えた「D-138スーパースワン.i」「ネッシーjr」などでマルチチャンネルを組んでいる。AVアンプはデノン「AVP-A1HD/POA-A1HD」、プロジェクターもビクター「DLA-HD100」を使用するなど、こだわりの詰まったシアタールームだ。

井田氏の自信作がズラリと並ぶシアタールーム。遮光もバッチリだ

デノンのセパレートAVアンプをはじめPS3などこだわりのAV機器も揃える

中でも井田氏が自信を見せるのが、先日完成した4つのユニットを搭載するセンタースピーカーだ。「歌や映画で大切な人の声を再生するセンタースピーカーだけに、その再生音にはこだわった」(井田氏)と話す。

先日完成したセンタースピーカーと井田雅雄氏

シナアピトンやフィンランドバーチの合板を機械でカットし販売するサービスを行っている

左の合板を使用すると、手で加工したのとは違う、このように角のラインが綺麗なキャビネットができるのだという

井田氏は兄の影響で中学生の頃自作スピーカーの魅力に目覚めたのだという。また、その頃観たキューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」に衝撃を受け、「こんな映画を家でも観たい!」という思いから、ホームシアターにも興味が膨らんでいった。15年前、船橋市に居を構えてからは自宅の一室をホームシアターにし、様々な試行錯誤を繰り返した後、現在のスタイルに至った。

「120インチスクリーンに見あった音を出せるようにしたい。これからもこのシアターはどんどん進化していきます」と抱負を語る井田氏。具体的には、10cmユニットを使用した壁付けスピーカーの製作を構想しているという。

なおサウンドプラザ井田のホームシアタールームは、電話予約による視聴会も行っているとのこと。手作りスピーカーに興味をお持ちの方は是非足を運んでみてはいかがだろうか。


【問い合わせ先】
サウンドプラザ井田
千葉県船橋市宮本6-8-10
TEL/047-425-4445

(Phile-web編集部)

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