パナソニック、1TB HDD内蔵“VIERA”PZR900シリーズ − YouTube視聴にも対応
松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部は、1TBのHDDを内蔵したプラズマテレビ“VIERA”の新フラグシップ“PZR900シリーズ”3機種を9月10日より順次発売する。
シリーズのラインナップは下記の通り。
・50V型「TH-50PZR900」9月10日発売 ¥OPEN(予想実売価格54万円前後)
・46V型「TH-46PZR900」9月10日発売 ¥OPEN(予想実売価格48万円前後)
・42V型「TH-42PZR900」9月20日発売 ¥OPEN(予想実売価格42万円前後)
パネル解像度は3機種とも1,920×1,080画素のフルHD対応。本体には地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基、アナログチューナーを1基装備する。
シリーズの主な特徴は今夏モデルの“PZ800シリーズ”にも搭載された「新世代PDP」の採用による高画質、1TBのHDDを本体に内蔵したことによるテレビ単体での録画機能の実現、並びにテレビでインターネットの動画共有サービス「YouTube」が楽しめる“テレビでネット”機能の採用などが挙げられる。それぞれの詳細を順に紹介していこう。
■映像のテーマは「シネマライブ画質」
新しい“900シリーズ”では、広ダイナミックレンジで豊かな色数など、映像情報量の多いブルーレイシネマを描ききる「シネマライブ画質」を実現したプラズマテレビとして、その高画質をアピールしている。
前フラグシップモデルの“PZ800シリーズ”と同様、PDP前面板の誘電体層の上に、新開発の「ダイナミックブラックレイヤー」を構成した「新世代PDP」を搭載。暗所コントラスト比は3万対1、全白と全黒の輝度比は最大100万対1となる。また、42V型フルHDパネルで培った、リブを細く形成する技術を50V/46V型モデルにも応用し、パネルの開口率を向上させ、加えて新しい蛍光体を採用したことで「ダイナミックブラックレイヤー」による微小セル高速安定放電と合わせ、明るくダイナミックレンジの広い、立体感豊かな映像を実現している。
パネルには新開発の蛍光体材料やプロセス技術、光学フィルターなどを採用することにより、HDTVの色規格の色域面積比で約120%と、広色域をカバー。ブルーレイシネマの情感豊かな描写力も獲得させている。本体背面に搭載したHDMI端子はx.v.ColorやDeep Color、さらに1080/24p映像の入力・表示に対応する。なお、本体前面のHDMI端子は1080iまでの対応となっている。
米パナソニックハリウッド研究所による色表現技術やノウハウを活かした「ハリウッドカラーリマスター」もPZ800シリーズを継承する。色づくりの専門家であるカラーリストのプロデュースによるカラープロファイルと、それに基づいて高速に色域変換処理を行う新開発の3次元カラーマネジメント回路「カラー リマスターシステム」により、パッケージソフトや放送コンテンツの制作時に圧縮される色域を、本機再生時に逆の“広色域化”し、映像本来の色に迫る深く豊かな色表現を可能にしている。本システムはBDやDVDのパッケージ再生時だけでなく、テレビ放送の表示時も有効になる。デジタルシネマに比べ色域の狭いテレビ放送の映像も、あたかも映画撮影されたかのような豊かな色に広色域化し、様々なコンテンツがデジタルシネマのクオリティで楽しめるようになるという。
またテレビ側の「ハリウッドカラーリマスター」の機能に、先だって発表されたリアルクロマプロセッサ搭載による「ハリウッドクリアカラー」を実現したBDレコーダー“DIGA”(DMR-BW930/BW830/BW730/BR630V)を組み合わせることにより、相乗効果による色彩感豊かな映像も楽しめるようになる。
色表現の性能では、高度なアルゴリズムで精度を高めた「デジタルカラー・リアリティ技術」を採用。最大18ビットのデジタル信号処理で映像処理を行うことで、高いリニアリティと正確な色合い、明るさを描写する。またシーンや信号レベルに応じて、色温度補正を細かく調整するアルゴリズムを採用することにより、蛍光体の特性も考慮した細やかなホワイトバランスの制御を実現している。
動画表示については、フルHDプラズマならではの900本を超える動画解像度を実現することにより、動きの速いシーンも高精細に表示するという。MPEGノイズを効果的に低減する「HDオプティマイザー」や、様々な映像信号に対して信号劣化やノイズ発生を抑えるフルHD対応の「PAKESプロセッサー」の採用も高画質なハイビジョン映像の再現に寄与している。また前面ガラスの映り込みを抑える「クリアピクチャーパネル」についても、PZ800シリーズに引き続き搭載された。
本体前面にはSDHC/SDカードスロットを搭載し、同社のフルHD対応ビデオカメラで撮影したハイビジョン映像をテレビで再生して楽しめる。なお、UniPhierアーキテクチャの搭載によりMPEG-4 AVC/H.264の高画質なデコード処理が実現されている。
■VIERAでYouTubeが楽しめる − “らくらくアイコン”で操作も簡単
インターネット上の動画共有サービス「YouTube」との連携機能が新しく搭載された点もPZR900シリーズの特徴だ。すでに北米で販売されているVIERAでは実現しているもの。国内でのサービス開始は9月30日が予定されており、サービス開始後はVIERAの大画面でYouTube動画の視聴が楽しめるようになる。なお、北米モデルが対応している、写真共有サービス「Picasa」へのアクセス機能は搭載していない。
新たなGUIが搭載されたのも特徴の一つ。リモコンの「ビエラメニュー」ボタンを押すと、「テレビでネット」「おまかせニュース」「お好み録画一覧」「おすすめ一覧」「番組ナビ」「メニュー」の6つの“らくらくアイコン”が表示される。YouTubeの視聴は「テレビでネット」のアイコンを選ぶだけで操作が可能だ。なお、本サービスを利用する前に専用ソフトウェアをVIERAのホームページからダウンロードする必要がある。
先述の“らくらくアイコン”から「テレビでネット」を選んで、アクトビラの提供する映像配信サービス「アクトビラ ビデオ」「アクトビラ ビデオ・フル」を楽しむことも可能だ。
■1TBのHDDを内蔵 − 録画番組はi.Linkダビングも可能
PZR900シリーズは本体に1TBのHDDを内蔵し、BSデジタルのハイビジョン放送(約24Mbps)の番組が約86時間録画できる。なお録画は全てDRモードで行われる仕様となっている。また本体に2基のデジタルチューナーを内蔵しているが、2番組同時録画は行えない。アナログ放送の録画も不可となっている。
付属リモコンにはHDD内録画コンテンツの操作がダイレクトに行えるボタンを配置。「録画」「一時停止」「再生」「早送り/早戻し」「30秒スキップ/15秒戻り」の操作が可能だ。録画操作はリモコンの「録画」ボタンを押すだけ。同社DIGAシリーズのVIERA Link対応機種がビエラリンクで接続されていれば、リンクメニューから接続されているレコーダーでも視聴番組の簡単録画機能が楽しめる。
主な録画機能は先述の“らくらくアイコン”から操作ができる。「お好み録画一覧」では、好きなジャンルを予め登録しておけば、自動で選択ジャンルの番組を内蔵HDDに録画しておくことができる。また録画された番組は自動的にジャンル別に振り分けて一覧表示されるので、視聴時には簡単に検索することも可能だ。「おまかせニュース」は、指定したチャンネルのニュース番組を内蔵HDDに最大約6時間分録りだめできる機能。録画番組は自動で上書き更新するよう、設定も可能だ。チャンネルは地上デジタル/BSデジタルから選択でき、10分以上のニュース番組が録画される。「おすすめ一覧」はユーザーの好みをテレビが自動学習しリコメンドする機能。「ジャンル」「人物」「いつも見る番組」をキーに、一日あたり最大20タイトルまで自動で選定される。
HDDに録りためたダビング10対応の番組は、同社のレコーダーDIGAシリーズの対応機種(DMR-BW930/BW830/BW730、BW900/BW800/BW700/BW200、XW300/XW100/XW200V、XW51/XW31/XW41V、XW120/XW320)とi.Link接続して、レコーダーのHDDにコピー後にBD/DVDディスクに保存できる。直接、光メディアにダビングすることはできない。またコピーワンスの番組については、i.LinkでつないだレコーダーのHDDにムーブしたのち、記録メディアにムーブして保存できる。
■「VIERA Link」機能やフロントサラウンド機能
「VIERA Link」機能では、引き続き同社のBDレコーダーやラックシアターシステムとの充実した連携機能を実現している。「画面deリモコン」機能により、レコーダーDIGAシリーズやSDハイビジョンムービーをビエラリモコンで簡単に操作することができる。DIGAとの連携操作についてはVIERAで視聴中の番組をDIGAで録画したり、DIGAに録画した番組やDIGAによるBD再生をVIERAのリモコンでコントロールして楽しむことができる。ラックシアターとの連携機能では、ラックシアターのサウンドモードを見ているテレビ番組に最適なモードに自動切り替わる機能などに対応している。またVIERA Link対応の同社製CATVデジタルSTB(TZ-DCH2000B/TZ-DCH2800B/TZ-DCH2810B)との接続時には、テレビのリモコンでSTBの操作が可能になる。
またデジタルカメラの写真をテレビの大画面で楽しめるフルハイビジョン「テレ写」の機能や、同社対応の「どこでもドアホン」「センサーカメラ」との連携機能なども広範にカバーする。
テレビ単体でのフロントサラウンド機能もPZ800シリーズに引き続き採用された。トゥイーター/スコーカー/ウーファーを搭載した3ウェイ・6スピーカー方式の「ダイナミック サウンドスピーカーシステム」を搭載。ウーファー部にはカーボン素材を用いた低音再生方式「ナノベースエキサイター」を採用したほか、コーンには竹繊維素材を採用する。「アドバンスドサラウンドシステム」の搭載により、音源に含まれるサラウンド成分を、デジタル信号処理で左右の耳への到達時間差とレベル差に振り分け、デジタル放送の5.1chサラウンド放送が左右2chのスピーカーだけで立体的に再現される。スタンダード/スタジアム/ミュージック/シネマ/ニュースの5つのサウンドモードも備えている。
そのほか、最大19ch12時間分の番組一覧表示に対応した新「ワイドインテリジェントテレビ番組ガイド」を採用。番組を5つのジャンル別に色分け表示し、見やすさと検索性を高めている。また番組検索は「ジャンル」「キーワード」「人名」などで行うこともでき、さらに
番組表や検索画面で選んだ番組を、リモコンの録画ボタンひとつで簡単に内蔵HDDに録画予約することも可能だ。
PZR900シリーズ全モデルはHDMI端子を背面に2系統、前面に1系統の合計3系統を搭載し、PC接続端子も搭載している。
本体デザインは1枚ガラスフォルムの“フルグラスフェイス”デザインを採用。PDPの前面ガラスを1枚仕立てで使用し、前面フレームをなくして段差のないフラットなデザインとしている。パネル寿命は約10万時間の長寿命が実現されている。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
(Phile-web編集部)
シリーズのラインナップは下記の通り。
・50V型「TH-50PZR900」9月10日発売 ¥OPEN(予想実売価格54万円前後)
・46V型「TH-46PZR900」9月10日発売 ¥OPEN(予想実売価格48万円前後)
・42V型「TH-42PZR900」9月20日発売 ¥OPEN(予想実売価格42万円前後)
パネル解像度は3機種とも1,920×1,080画素のフルHD対応。本体には地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基、アナログチューナーを1基装備する。
シリーズの主な特徴は今夏モデルの“PZ800シリーズ”にも搭載された「新世代PDP」の採用による高画質、1TBのHDDを本体に内蔵したことによるテレビ単体での録画機能の実現、並びにテレビでインターネットの動画共有サービス「YouTube」が楽しめる“テレビでネット”機能の採用などが挙げられる。それぞれの詳細を順に紹介していこう。
■映像のテーマは「シネマライブ画質」
新しい“900シリーズ”では、広ダイナミックレンジで豊かな色数など、映像情報量の多いブルーレイシネマを描ききる「シネマライブ画質」を実現したプラズマテレビとして、その高画質をアピールしている。
前フラグシップモデルの“PZ800シリーズ”と同様、PDP前面板の誘電体層の上に、新開発の「ダイナミックブラックレイヤー」を構成した「新世代PDP」を搭載。暗所コントラスト比は3万対1、全白と全黒の輝度比は最大100万対1となる。また、42V型フルHDパネルで培った、リブを細く形成する技術を50V/46V型モデルにも応用し、パネルの開口率を向上させ、加えて新しい蛍光体を採用したことで「ダイナミックブラックレイヤー」による微小セル高速安定放電と合わせ、明るくダイナミックレンジの広い、立体感豊かな映像を実現している。
パネルには新開発の蛍光体材料やプロセス技術、光学フィルターなどを採用することにより、HDTVの色規格の色域面積比で約120%と、広色域をカバー。ブルーレイシネマの情感豊かな描写力も獲得させている。本体背面に搭載したHDMI端子はx.v.ColorやDeep Color、さらに1080/24p映像の入力・表示に対応する。なお、本体前面のHDMI端子は1080iまでの対応となっている。
米パナソニックハリウッド研究所による色表現技術やノウハウを活かした「ハリウッドカラーリマスター」もPZ800シリーズを継承する。色づくりの専門家であるカラーリストのプロデュースによるカラープロファイルと、それに基づいて高速に色域変換処理を行う新開発の3次元カラーマネジメント回路「カラー リマスターシステム」により、パッケージソフトや放送コンテンツの制作時に圧縮される色域を、本機再生時に逆の“広色域化”し、映像本来の色に迫る深く豊かな色表現を可能にしている。本システムはBDやDVDのパッケージ再生時だけでなく、テレビ放送の表示時も有効になる。デジタルシネマに比べ色域の狭いテレビ放送の映像も、あたかも映画撮影されたかのような豊かな色に広色域化し、様々なコンテンツがデジタルシネマのクオリティで楽しめるようになるという。
またテレビ側の「ハリウッドカラーリマスター」の機能に、先だって発表されたリアルクロマプロセッサ搭載による「ハリウッドクリアカラー」を実現したBDレコーダー“DIGA”(DMR-BW930/BW830/BW730/BR630V)を組み合わせることにより、相乗効果による色彩感豊かな映像も楽しめるようになる。
色表現の性能では、高度なアルゴリズムで精度を高めた「デジタルカラー・リアリティ技術」を採用。最大18ビットのデジタル信号処理で映像処理を行うことで、高いリニアリティと正確な色合い、明るさを描写する。またシーンや信号レベルに応じて、色温度補正を細かく調整するアルゴリズムを採用することにより、蛍光体の特性も考慮した細やかなホワイトバランスの制御を実現している。
動画表示については、フルHDプラズマならではの900本を超える動画解像度を実現することにより、動きの速いシーンも高精細に表示するという。MPEGノイズを効果的に低減する「HDオプティマイザー」や、様々な映像信号に対して信号劣化やノイズ発生を抑えるフルHD対応の「PAKESプロセッサー」の採用も高画質なハイビジョン映像の再現に寄与している。また前面ガラスの映り込みを抑える「クリアピクチャーパネル」についても、PZ800シリーズに引き続き搭載された。
本体前面にはSDHC/SDカードスロットを搭載し、同社のフルHD対応ビデオカメラで撮影したハイビジョン映像をテレビで再生して楽しめる。なお、UniPhierアーキテクチャの搭載によりMPEG-4 AVC/H.264の高画質なデコード処理が実現されている。
■VIERAでYouTubeが楽しめる − “らくらくアイコン”で操作も簡単
インターネット上の動画共有サービス「YouTube」との連携機能が新しく搭載された点もPZR900シリーズの特徴だ。すでに北米で販売されているVIERAでは実現しているもの。国内でのサービス開始は9月30日が予定されており、サービス開始後はVIERAの大画面でYouTube動画の視聴が楽しめるようになる。なお、北米モデルが対応している、写真共有サービス「Picasa」へのアクセス機能は搭載していない。
新たなGUIが搭載されたのも特徴の一つ。リモコンの「ビエラメニュー」ボタンを押すと、「テレビでネット」「おまかせニュース」「お好み録画一覧」「おすすめ一覧」「番組ナビ」「メニュー」の6つの“らくらくアイコン”が表示される。YouTubeの視聴は「テレビでネット」のアイコンを選ぶだけで操作が可能だ。なお、本サービスを利用する前に専用ソフトウェアをVIERAのホームページからダウンロードする必要がある。
先述の“らくらくアイコン”から「テレビでネット」を選んで、アクトビラの提供する映像配信サービス「アクトビラ ビデオ」「アクトビラ ビデオ・フル」を楽しむことも可能だ。
■1TBのHDDを内蔵 − 録画番組はi.Linkダビングも可能
PZR900シリーズは本体に1TBのHDDを内蔵し、BSデジタルのハイビジョン放送(約24Mbps)の番組が約86時間録画できる。なお録画は全てDRモードで行われる仕様となっている。また本体に2基のデジタルチューナーを内蔵しているが、2番組同時録画は行えない。アナログ放送の録画も不可となっている。
付属リモコンにはHDD内録画コンテンツの操作がダイレクトに行えるボタンを配置。「録画」「一時停止」「再生」「早送り/早戻し」「30秒スキップ/15秒戻り」の操作が可能だ。録画操作はリモコンの「録画」ボタンを押すだけ。同社DIGAシリーズのVIERA Link対応機種がビエラリンクで接続されていれば、リンクメニューから接続されているレコーダーでも視聴番組の簡単録画機能が楽しめる。
主な録画機能は先述の“らくらくアイコン”から操作ができる。「お好み録画一覧」では、好きなジャンルを予め登録しておけば、自動で選択ジャンルの番組を内蔵HDDに録画しておくことができる。また録画された番組は自動的にジャンル別に振り分けて一覧表示されるので、視聴時には簡単に検索することも可能だ。「おまかせニュース」は、指定したチャンネルのニュース番組を内蔵HDDに最大約6時間分録りだめできる機能。録画番組は自動で上書き更新するよう、設定も可能だ。チャンネルは地上デジタル/BSデジタルから選択でき、10分以上のニュース番組が録画される。「おすすめ一覧」はユーザーの好みをテレビが自動学習しリコメンドする機能。「ジャンル」「人物」「いつも見る番組」をキーに、一日あたり最大20タイトルまで自動で選定される。
HDDに録りためたダビング10対応の番組は、同社のレコーダーDIGAシリーズの対応機種(DMR-BW930/BW830/BW730、BW900/BW800/BW700/BW200、XW300/XW100/XW200V、XW51/XW31/XW41V、XW120/XW320)とi.Link接続して、レコーダーのHDDにコピー後にBD/DVDディスクに保存できる。直接、光メディアにダビングすることはできない。またコピーワンスの番組については、i.LinkでつないだレコーダーのHDDにムーブしたのち、記録メディアにムーブして保存できる。
■「VIERA Link」機能やフロントサラウンド機能
「VIERA Link」機能では、引き続き同社のBDレコーダーやラックシアターシステムとの充実した連携機能を実現している。「画面deリモコン」機能により、レコーダーDIGAシリーズやSDハイビジョンムービーをビエラリモコンで簡単に操作することができる。DIGAとの連携操作についてはVIERAで視聴中の番組をDIGAで録画したり、DIGAに録画した番組やDIGAによるBD再生をVIERAのリモコンでコントロールして楽しむことができる。ラックシアターとの連携機能では、ラックシアターのサウンドモードを見ているテレビ番組に最適なモードに自動切り替わる機能などに対応している。またVIERA Link対応の同社製CATVデジタルSTB(TZ-DCH2000B/TZ-DCH2800B/TZ-DCH2810B)との接続時には、テレビのリモコンでSTBの操作が可能になる。
またデジタルカメラの写真をテレビの大画面で楽しめるフルハイビジョン「テレ写」の機能や、同社対応の「どこでもドアホン」「センサーカメラ」との連携機能なども広範にカバーする。
テレビ単体でのフロントサラウンド機能もPZ800シリーズに引き続き採用された。トゥイーター/スコーカー/ウーファーを搭載した3ウェイ・6スピーカー方式の「ダイナミック サウンドスピーカーシステム」を搭載。ウーファー部にはカーボン素材を用いた低音再生方式「ナノベースエキサイター」を採用したほか、コーンには竹繊維素材を採用する。「アドバンスドサラウンドシステム」の搭載により、音源に含まれるサラウンド成分を、デジタル信号処理で左右の耳への到達時間差とレベル差に振り分け、デジタル放送の5.1chサラウンド放送が左右2chのスピーカーだけで立体的に再現される。スタンダード/スタジアム/ミュージック/シネマ/ニュースの5つのサウンドモードも備えている。
そのほか、最大19ch12時間分の番組一覧表示に対応した新「ワイドインテリジェントテレビ番組ガイド」を採用。番組を5つのジャンル別に色分け表示し、見やすさと検索性を高めている。また番組検索は「ジャンル」「キーワード」「人名」などで行うこともでき、さらに
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PZR900シリーズ全モデルはHDMI端子を背面に2系統、前面に1系統の合計3系統を搭載し、PC接続端子も搭載している。
本体デザインは1枚ガラスフォルムの“フルグラスフェイス”デザインを採用。PDPの前面ガラスを1枚仕立てで使用し、前面フレームをなくして段差のないフラットなデザインとしている。パネル寿命は約10万時間の長寿命が実現されている。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-50PZR900
- 発売日2008年9月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格540,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ: 50V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:30,000対1 ●受信チャンネル:地上/BS/110度CSデジタル×2、地上アナログ ●音声実用最大出力:総合36W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×3、i.LINK×2、D4×2、S2映像入力×3、ビデオ入力×4、Sビデオ入力×2、音声入力×4、モニター出力×1、 RGB入力端子(ミニD-Sub15Pin)×1、音声出力×1、光デジタル出力×1、Irシステム端子、LAN端子、ほか ●消費電力:590W ●本体外形寸法(スタンドあり):1,267W×847H×387Dmm ●質量(スタンドあり):約48.0kg
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-46PZR900
- 発売日2008年9月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格480,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ: 46V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:30,000対1 ●受信チャンネル:地上/BS/110度CSデジタル×2、地上アナログ ●音声実用最大出力:総合36W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×3、i.LINK×2、D4×2、S2映像入力×3、ビデオ入力×4、Sビデオ入力×2、音声入力×4、モニター出力×1、 RGB入力端子(ミニD-Sub15Pin)×1、音声出力×1、光デジタル出力×1、Irシステム端子、LAN端子、ほか ●消費電力:550W ●本体外形寸法(スタンドあり):1,181W×803H×387Dmm ●質量(スタンドあり):約45.0kg
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-42PZR900
- 発売日2008年9月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格42万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:42V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:30,000対1 ●受信チャンネル:地上/BS/110度CSデジタル×2、地上アナログ ●音声実用最大出力:総合36W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×3、i.LINK×2、D4×2、S2映像入力×3、ビデオ入力×4、Sビデオ入力×2、音声入力×4、モニター出力×1、 RGB入力端子(ミニD- Sub15Pin)×1、音声出力×1、光デジタル出力×1、Irシステム端子、LAN端子、ほか ●消費電力:497W ●本体外形寸法(スタンドあり):1,078W×733H×327Dmm ●質量(スタンドあり):約38.5kg