CES2009レポート
<Wireless HDコンソーシアム>Wireless HD規格の関連技術などを公開
Wireless HDコンソーシアムは、CES2009にてWireless HD関連技術などを公開した。Wireless HDはAV機器同士で映像や音声を無線伝送するだけでなく、近い将来にPCなど様々なデジタル機器ともデータ送信ができる世界を目指している。
サイビームはHDビデオカメラで撮影したデータを60GHzで無線伝送し、ノートPCの画面上で撮影した映像を視聴するデモを実施。60GHzもの高周波帯の利用はこれまで無かったため、Wireless HD規格のために対応機器向けの計測器や計測施設で使われるが吸収剤などが開発されている。
アボコムでは小型のセットトップボックスが展示されていた。送受信のモジュールは内蔵が理想だが、今使っているAV機器を利用しHD映像などをロスレスで伝送するには、このようなセットトップボックスが必要だ。このサイズなら、天吊りをしたプロジェクターに伝送する際にも使えそうだ。
Wireless HDのモジュールも様々なメーカーで開発されつつある。
別室ではテレビとBDプレーヤーやPCなどを無線で接続し、ディスプレイに表示された画質を視聴することができる。HDMIケーブルで直指しした場合と変わらない映像品質が無線で楽しめるのは驚きだ。
会場にはWireless HDが目指す「次のステップ」が具体的に記載されていた。主にHDMI ver1.3以降の機能項目とデータ伝送、オーディオ機能の強化を目指しているようだ。
「HDMIの持っているテクノロジーをロスレスで、なおかつ無線で伝送できるものはないだろうか、という考えからWireless HDは始まっています。HDMIが進化すれば、Wireless HDも進化しなければならないと考えています。機能の向上はもちろん、有線にはない無線の強みをより活かせる規格になるよう様々なメーカーが協力しています。是非今後に期待して下さい。」(パナソニック/臼木氏)。
日本国内でもWireless HDの対応機が発売されるのが楽しみだ。
サイビームはHDビデオカメラで撮影したデータを60GHzで無線伝送し、ノートPCの画面上で撮影した映像を視聴するデモを実施。60GHzもの高周波帯の利用はこれまで無かったため、Wireless HD規格のために対応機器向けの計測器や計測施設で使われるが吸収剤などが開発されている。
アボコムでは小型のセットトップボックスが展示されていた。送受信のモジュールは内蔵が理想だが、今使っているAV機器を利用しHD映像などをロスレスで伝送するには、このようなセットトップボックスが必要だ。このサイズなら、天吊りをしたプロジェクターに伝送する際にも使えそうだ。
Wireless HDのモジュールも様々なメーカーで開発されつつある。
別室ではテレビとBDプレーヤーやPCなどを無線で接続し、ディスプレイに表示された画質を視聴することができる。HDMIケーブルで直指しした場合と変わらない映像品質が無線で楽しめるのは驚きだ。
会場にはWireless HDが目指す「次のステップ」が具体的に記載されていた。主にHDMI ver1.3以降の機能項目とデータ伝送、オーディオ機能の強化を目指しているようだ。
「HDMIの持っているテクノロジーをロスレスで、なおかつ無線で伝送できるものはないだろうか、という考えからWireless HDは始まっています。HDMIが進化すれば、Wireless HDも進化しなければならないと考えています。機能の向上はもちろん、有線にはない無線の強みをより活かせる規格になるよう様々なメーカーが協力しています。是非今後に期待して下さい。」(パナソニック/臼木氏)。
日本国内でもWireless HDの対応機が発売されるのが楽しみだ。