会田 肇の「PMA09」レポート
パナソニックからフルHD動画撮影可能なデジタル一眼「DMC-GH1」が登場
昨年、デジタル一眼カメラの本格普及を狙って投入したDMC-G1が発表されたとき、パナソニック(当時:松下電器産業)は2009年春には動画対応モデルを投入すると公言していた。そして、その春を迎えたPMA09の開催に合わせ、パナソニックは約束通り、フルHD動画に対応したモデルとして、マイクロフォーサーズ規格に準拠した「DMC-GH1」を発表した。
今回発表となったのは、フルHD動画撮影に対応した本体「DMC-GH1」と、それに合わせて開発された光学10倍ズームレンズ(14mm-140mm/F4.0-5.8)、そして広角系ズーム(7-14mm/F4.0)の2本。これによって、G1シリーズは広角域から望遠域まで隙間なくカバーすることになった。
では、G1からGH1になって変わった部分を中心に見ていこう。見た目で変わったのは、ボディに「HD」のロゴマークが入り、RECボタンとモード切替ダイヤルに動画モード、ステレオ対応マイクを追加したことぐらい。外観をちょっと見ただけではG1との違いは見つけにくいかもしれない。
一方で、撮像素子にはマルチアスペクト対応の12.1メガピクセルLive MOSセンサーを新採用し、静止画では4対3、3対2、16対9のアスペクト比に加えて1対1の正方形のフォーマットに対応。動画撮影は、1,920×1,080、60i(24fps/ビットレート17Mbps)のフルHDで対応し、そのほか、1,280×720、50p(ビットレート:SH時17Mbps、H時13Mbps、L時9Mbps)の動画撮影も可能となっている。動画記録方式はAVCHDに加え、MotionJPEG(4対3/16対9/HDに対応:最大1,280×720 30fps)でも対応する。
PMA09会場でさっそく撮影を行ってみると、モードを切り替えるだけで何の違和感もなく動画が撮影できた。デジタル一眼レフのような扱い上の煩わしさはない。撮影中はモニター上にRECマークが表示され、経過時間もすぐその下に現れる。モニターの見やすさも抜群で、フォーカスの山が的確に捉えられるビューファインダーも引き続き採用されている。また、個人認識機能は特定の人の顔をカメラが覚えておき、解除しない限り常にその人を中心とした最適な条件で撮影が行える便利な機能。それでいて本体質量はわずか385gしかなく、それはG1とほぼ同一のスペックだ。
日本でも発売が予定されている本機だが、その時期や価格の詳細は今のところ未定。いよいよフルHD動画が撮れるデジタル一眼の“真打ち”が登場したことで、ビデオカメラとの高画質争いはますます激しさを増していきそうだ。
今回発表となったのは、フルHD動画撮影に対応した本体「DMC-GH1」と、それに合わせて開発された光学10倍ズームレンズ(14mm-140mm/F4.0-5.8)、そして広角系ズーム(7-14mm/F4.0)の2本。これによって、G1シリーズは広角域から望遠域まで隙間なくカバーすることになった。
では、G1からGH1になって変わった部分を中心に見ていこう。見た目で変わったのは、ボディに「HD」のロゴマークが入り、RECボタンとモード切替ダイヤルに動画モード、ステレオ対応マイクを追加したことぐらい。外観をちょっと見ただけではG1との違いは見つけにくいかもしれない。
一方で、撮像素子にはマルチアスペクト対応の12.1メガピクセルLive MOSセンサーを新採用し、静止画では4対3、3対2、16対9のアスペクト比に加えて1対1の正方形のフォーマットに対応。動画撮影は、1,920×1,080、60i(24fps/ビットレート17Mbps)のフルHDで対応し、そのほか、1,280×720、50p(ビットレート:SH時17Mbps、H時13Mbps、L時9Mbps)の動画撮影も可能となっている。動画記録方式はAVCHDに加え、MotionJPEG(4対3/16対9/HDに対応:最大1,280×720 30fps)でも対応する。
PMA09会場でさっそく撮影を行ってみると、モードを切り替えるだけで何の違和感もなく動画が撮影できた。デジタル一眼レフのような扱い上の煩わしさはない。撮影中はモニター上にRECマークが表示され、経過時間もすぐその下に現れる。モニターの見やすさも抜群で、フォーカスの山が的確に捉えられるビューファインダーも引き続き採用されている。また、個人認識機能は特定の人の顔をカメラが覚えておき、解除しない限り常にその人を中心とした最適な条件で撮影が行える便利な機能。それでいて本体質量はわずか385gしかなく、それはG1とほぼ同一のスペックだ。
日本でも発売が予定されている本機だが、その時期や価格の詳細は今のところ未定。いよいよフルHD動画が撮れるデジタル一眼の“真打ち”が登場したことで、ビデオカメラとの高画質争いはますます激しさを増していきそうだ。