ISO12800まで実用可能
ソニー、自動HDR撮影が可能なデジタル一眼レフカメラ「α550」を発売
ソニーは、デジタル一眼レフカメラの新製品として、“α550”「DSLR-A550」を10月22日に発売する。価格はオープンだが95,000円前後での販売が予想される。同時に18〜55mmの標準ズームレンズを同梱したキットモデル「DSLR-A550L」と、高倍率ズームレンズキット「DSLR-A550H」も発売される。価格はいずれもオープンだが、標準ズームレンズキットは10万円前後、高倍率ズームレンズキットは14万円前後での販売が予想される。
“アクティブ撮影一眼”をキーワードに、デジタル一眼カメラの買替層も意識したモデル。同社独自の高画質・高速レスポンスと、既存モデルで好評のクイックAFライブビューをさらに強化した。
画質面では、CMOSセンサー“Exmor”と画像処理エンジン“BIONZ”をともに強化。Exmorの画素数は1,420万で、セル単位での低ノイズ化とともに、アナログ/デジタルのデュアルノイズリダクション機能を搭載。さらにBIONZはシャープネスを向上させ、色ノイズを低減させることを実現した。これらの工夫により、ISO12800まで実用可能な超高感度撮影を可能にしている。
さらに、新機能として「Auto HDR(High Dynamic Range)」撮影に対応。室内と屋外がともに映っている被写体など、輝度差のある風景を撮影する際に本機能を使うと、露出アンダー/露出オーバーの画像を連続撮影し、カメラ内で合成。低輝度と高輝度の部位ともに階調がつぶれない、1枚の画像を作り出すことができる。なお、他社のデジタル一眼レフカメラでもHDR撮影が可能なものはあるが、処理時間が10秒以上かかるため、三脚使用が必須。これに対し本機では処理速度が約2秒と早く、さらに同社独自の位置補正技術によって、画像合成時に被写体ズレを検知し、重ね合わせを行うため、手持ちでのHDR撮影が行える。
なお本機には、従来機と同様に「ダイナミックレンジオプティマイザー」機能も搭載。また調光に連動してISO設定を制御する機能も備えている。さらにオートフォーカス性能も向上し、動体予測性能が大幅に改善。AF精度はα350に比べ約30%アップした。
なお本機は連写性能も強化。光学ファインダーの場合は約5コマ/秒、ライブビュー時でも約4コマ/秒の連続撮影が行える。
AF用とライブビュー用センサーの両方に導光することで、ライブビュー時でも位相差AFによるスピーディーな合焦が行える「クイックAFライブビュー」も進化。新たに顔検出機能に対応し、検出した場合は絞りやホワイトバランス、Dレンジオプティマイザー、調光制御を自動で行うほか、スマイルシャッター機能も同社のデジタル一眼レフカメラとして初めて搭載した。
さらにライブビュー関連では、マニュアルフォーカスチェックライブビュー機能を搭載。7倍/14倍に画像を拡大してフォーカスを確認できるほか、グリッドライン表示機能にも新たに対応した。
そのほか、液晶パネルは3.0型 約92.1万画素のエクストラファイン液晶に強化。サイズと解像度をともに向上させたほか、ARコートも3面にして反射を低減した。
スタミナ性能も高め、光学ファインダー時で950枚、ライブビュー時で480枚の連続撮影が可能になった。
そのほか、α550専用のアクセサリーも10月22日に本体と同時発売される。概要は以下の通り。
・縦位置グリップ「VG-B50AM」¥26,250(税込)
・液晶フード「SH-L2AM」¥4,725(税込)
・アイピースカップ「FDA-EP6AM」¥1,050(税込)
・液晶保護カバー「PCK-LH6AM」¥1,260(税込)
・メッセンジャータイプバッグ「LCS-MS10」¥10,500(税込)
・アクセサリーキット「ACC-AMFM12」¥10,500(税込)
なお、本機と同時にαレンズの新モデルも発表された。28〜75mm F2.8 SAMの大口径標準ズームレンズ「SAL2875」は11月発売予定で、価格は99,750円(税込)。本レンズはフルサイズ対応のため、α900との組み合わせに適している。またAPS-Cサイズ専用のマクロレンズ「SAL30M28」はDT30mm F2.8 Macro SAMというスペックで、価格は25,200円(税込)、10月22日に発売される。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
“アクティブ撮影一眼”をキーワードに、デジタル一眼カメラの買替層も意識したモデル。同社独自の高画質・高速レスポンスと、既存モデルで好評のクイックAFライブビューをさらに強化した。
画質面では、CMOSセンサー“Exmor”と画像処理エンジン“BIONZ”をともに強化。Exmorの画素数は1,420万で、セル単位での低ノイズ化とともに、アナログ/デジタルのデュアルノイズリダクション機能を搭載。さらにBIONZはシャープネスを向上させ、色ノイズを低減させることを実現した。これらの工夫により、ISO12800まで実用可能な超高感度撮影を可能にしている。
さらに、新機能として「Auto HDR(High Dynamic Range)」撮影に対応。室内と屋外がともに映っている被写体など、輝度差のある風景を撮影する際に本機能を使うと、露出アンダー/露出オーバーの画像を連続撮影し、カメラ内で合成。低輝度と高輝度の部位ともに階調がつぶれない、1枚の画像を作り出すことができる。なお、他社のデジタル一眼レフカメラでもHDR撮影が可能なものはあるが、処理時間が10秒以上かかるため、三脚使用が必須。これに対し本機では処理速度が約2秒と早く、さらに同社独自の位置補正技術によって、画像合成時に被写体ズレを検知し、重ね合わせを行うため、手持ちでのHDR撮影が行える。
なお本機には、従来機と同様に「ダイナミックレンジオプティマイザー」機能も搭載。また調光に連動してISO設定を制御する機能も備えている。さらにオートフォーカス性能も向上し、動体予測性能が大幅に改善。AF精度はα350に比べ約30%アップした。
なお本機は連写性能も強化。光学ファインダーの場合は約5コマ/秒、ライブビュー時でも約4コマ/秒の連続撮影が行える。
AF用とライブビュー用センサーの両方に導光することで、ライブビュー時でも位相差AFによるスピーディーな合焦が行える「クイックAFライブビュー」も進化。新たに顔検出機能に対応し、検出した場合は絞りやホワイトバランス、Dレンジオプティマイザー、調光制御を自動で行うほか、スマイルシャッター機能も同社のデジタル一眼レフカメラとして初めて搭載した。
さらにライブビュー関連では、マニュアルフォーカスチェックライブビュー機能を搭載。7倍/14倍に画像を拡大してフォーカスを確認できるほか、グリッドライン表示機能にも新たに対応した。
そのほか、液晶パネルは3.0型 約92.1万画素のエクストラファイン液晶に強化。サイズと解像度をともに向上させたほか、ARコートも3面にして反射を低減した。
スタミナ性能も高め、光学ファインダー時で950枚、ライブビュー時で480枚の連続撮影が可能になった。
そのほか、α550専用のアクセサリーも10月22日に本体と同時発売される。概要は以下の通り。
・縦位置グリップ「VG-B50AM」¥26,250(税込)
・液晶フード「SH-L2AM」¥4,725(税込)
・アイピースカップ「FDA-EP6AM」¥1,050(税込)
・液晶保護カバー「PCK-LH6AM」¥1,260(税込)
・メッセンジャータイプバッグ「LCS-MS10」¥10,500(税込)
・アクセサリーキット「ACC-AMFM12」¥10,500(税込)
なお、本機と同時にαレンズの新モデルも発表された。28〜75mm F2.8 SAMの大口径標準ズームレンズ「SAL2875」は11月発売予定で、価格は99,750円(税込)。本レンズはフルサイズ対応のため、α900との組み合わせに適している。またAPS-Cサイズ専用のマクロレンズ「SAL30M28」はDT30mm F2.8 Macro SAMというスペックで、価格は25,200円(税込)、10月22日に発売される。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
関連リンク
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSLR-A550
- 発売日2009年10月22日
- 価格¥OPEN(ボディ単体・予想実売価格95,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:約1420万画素 ●記録媒体:“メモリースティックPRO デュオ”、“メモリースティックPRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHC メモリーカード ●外形寸法:約137W×104H×84Dmm(突起部含まず) ●質量:約599g(電池、記録メディアなど含まず)