今年200万台以上の販売を目標
サムスン電子、世界初のフルHD 3D液晶テレビを発売 − 「3D =サムスンという図式作る」
韓サムスン電子は25日、世界初のフルHD 3D対応液晶テレビを発表した。韓国国内ではLEDバックライトの7000シリーズ、8000シリーズを発売。サイズはともに46インチと55インチとなる。今年1月のInternatinal CESで発表・展示した(関連ニュース)モデルの一部がいよいよ市場に登場する。
製品の販売価格は7000シリーズの46インチモデルが約420万ウォン(約32万円)、55インチが約580万ウォン(約45万円)。8000シリーズは46インチが約450万ウォン(約35万円)、55インチが約610万ウォン(約47万円)。
韓国国内での発売に続き、米国、欧州でも販売を開始。2010年に200万台以上の3D対応テレビを販売することを目標に掲げている。
製品には、独自に開発したSoC「3D スーパーリアルエンジン」を搭載。色やコントラスト、動きを最適に制御する。また、LED光源の輝度調整の速度を従来比2倍以上に高め、黒の深みを高めている。
また同社は、3D映像における新たな画質基準を制定したことも発表。一般的に用いられる「Hz」では、3D映像の画質を表すのに限界があると判断したからだという。
同社が制定した基準は60Hzの画質を基準にして動画像の鮮明さを表す「CMR」(Clear Motion Rate)というもの。同社の8000シリーズは、60Hzの16倍にあたる960CMRを達成しているという。
また製品には2D→3D変換機能も搭載。リモコンのボタン一押しで3D効果を得られるよう映像を変換できる。また、立体感はユーザーが調整することも可能となっている。
3Dメガネはアクティブシャッター式で、産学協同で開発。従来のものに比べ60%軽く、装着感を高めたという。
製品の厚さは8000シリーズが23.9mm、7000シリーズが26.5mmと薄いことも特徴。今年上半期には10mm以下の“スペシャルプレミアムモデル”9000シリーズも発売する予定だ。
同社では3Dテレビだけでなく、3D対応のBDプレーヤー、3Dホームシアター、3Dコンテンツ、3Dメガネなどを網羅した「3Dトータルソリューション」を完全に備えた、最高の3Dエンターテインメント環境も完成させている、と説明。3Dコンテンツについては、アニメーション制作会社のドリームワークスと提携し、3Dタイトルが持続的に提供される予定としている。
同社のユン・ブグン氏は「今までのTVとは次元が違う、新しい体験を消費者に提供することができて嬉しい」とし、「2009年に『LED TV』市場を創出したことに続いて2010年も、誰も模倣できない、サムスン独自の差別化されたフルHD 3D画質のトータルソリューションの提供を通じて、"3D =サムスン"という図式を作っていく」と述べている。
なお3D対応テレビでは、パナソニックが4月23日に国内で3D対応のVIERAを発売。今年夏にはソニーが発売することを明言している。
製品の販売価格は7000シリーズの46インチモデルが約420万ウォン(約32万円)、55インチが約580万ウォン(約45万円)。8000シリーズは46インチが約450万ウォン(約35万円)、55インチが約610万ウォン(約47万円)。
韓国国内での発売に続き、米国、欧州でも販売を開始。2010年に200万台以上の3D対応テレビを販売することを目標に掲げている。
製品には、独自に開発したSoC「3D スーパーリアルエンジン」を搭載。色やコントラスト、動きを最適に制御する。また、LED光源の輝度調整の速度を従来比2倍以上に高め、黒の深みを高めている。
また同社は、3D映像における新たな画質基準を制定したことも発表。一般的に用いられる「Hz」では、3D映像の画質を表すのに限界があると判断したからだという。
同社が制定した基準は60Hzの画質を基準にして動画像の鮮明さを表す「CMR」(Clear Motion Rate)というもの。同社の8000シリーズは、60Hzの16倍にあたる960CMRを達成しているという。
また製品には2D→3D変換機能も搭載。リモコンのボタン一押しで3D効果を得られるよう映像を変換できる。また、立体感はユーザーが調整することも可能となっている。
3Dメガネはアクティブシャッター式で、産学協同で開発。従来のものに比べ60%軽く、装着感を高めたという。
製品の厚さは8000シリーズが23.9mm、7000シリーズが26.5mmと薄いことも特徴。今年上半期には10mm以下の“スペシャルプレミアムモデル”9000シリーズも発売する予定だ。
同社では3Dテレビだけでなく、3D対応のBDプレーヤー、3Dホームシアター、3Dコンテンツ、3Dメガネなどを網羅した「3Dトータルソリューション」を完全に備えた、最高の3Dエンターテインメント環境も完成させている、と説明。3Dコンテンツについては、アニメーション制作会社のドリームワークスと提携し、3Dタイトルが持続的に提供される予定としている。
同社のユン・ブグン氏は「今までのTVとは次元が違う、新しい体験を消費者に提供することができて嬉しい」とし、「2009年に『LED TV』市場を創出したことに続いて2010年も、誰も模倣できない、サムスン独自の差別化されたフルHD 3D画質のトータルソリューションの提供を通じて、"3D =サムスン"という図式を作っていく」と述べている。
なお3D対応テレビでは、パナソニックが4月23日に国内で3D対応のVIERAを発売。今年夏にはソニーが発売することを明言している。