B&O製品を手掛けたDavid Lewis氏がデザイン
ASUS、ICE Power搭載の高音質モデルなどPC9機種を発売
公開日 2010/10/14 18:36
ファイル・ウェブ編集部
ASUSは、Bang & Olufsen ICE Powerを搭載した高音質モデルなど、2010年冬モデル9機種16ラインナップを発表した。10月23日から順次販売を開始する。
新製品のハイエンドノートPC「NX90Jq」を持つ同社会長のJonney Shih氏
同社は、国内では主にネットブック「Eee PC」で知られているが、今回、高音質モデルをラインナップに加え、また今年1月のCESで発表されたデザインコンシャスモデルを投入するなど、高性能なモデルを積極的に訴求。プロダクトラインを強化し、ブランドポジションを高めていく考えだ。
ASUSの世界市場での歩み
同じく日本市場でのこれまでの展開
発表会に登壇した同社会長のJonney Shih氏は、「世界が認める品質・世界を変える革新性」が同社の新たなコーポレートスローガンであると説明。
発表会に登壇した同社会長のJonney Shih氏
Shih氏は同社製品の品質について、SQUARETRADEの調査で、ノートPCの不良率が主要メーカー中最も低かったことをアピール。デザインについても「2010年度グッドデザイン賞を計12製品が受賞した」とし、新製品では五感に訴えかけるデザインを目指した、と述べた。
五感の中でも、特に注力したのが「聴」の分野。Bang & Olufsen社の「ICEpower」と、高品位なコーデックや直径32mmの円形スピーカー、独自開発の音場調整ソフトなどを組み合わせた、ASUS独自の高音質化技術「SonicMaster」を新たに開発した。同技術の開発過程では、同社に「ゴールデンイヤー」チームを発足させ、綿密な音質調整を行ったという。
五感に訴える性能やデザインにこだわる
「SonicMaster」技術の概要
SonicMasterを搭載したモデルはノートPCが「NX90Jq」「N53Jf」、デスクトップPCが「ET2400XVT」「ET2400I」の計4機種。
「SonicMaster」音場調整ソフト
NX90Jqは同社の最上位ノートPCで、音質だけでなくデザインにもこだわっているのが大きな特徴。デザインははBang & Olufsenの製品を多く手掛けたDavid Lewis氏が担当。筐体は鏡面アルミ加工が施されており、さらにキーボードの左右にデュアルタッチパッドを搭載している。
「NX90Jq」
斜めから見たところ
ディスプレイは18.4型ワイドのフルHDで、CPUはIntel Core i7-740QM。メモリーは4GB、HDDは1TB。NVIDIAのGeForce GT 335MやBDドライブも搭載している。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版。価格は209,800円（税込）。
デザインははBang & Olufsenの製品を多く手掛けたDavid Lewis氏が担当
同じくノート型のN53Jfは、15.6型のフルHDディスプレイを備えたモデル。CPUはIntel Core i5-460Mで、メモリーは4GB、HDDは500GB。BDドライブを備えているのも上位機と同じ。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版で、価格は129,800円（税込）。Office 2010バンドル版は154,800円（税込）。
「N53Jf」
デスクトップ型で「SonicMaster」に対応した2機種のディスプレイは、いずれも23.6型ワイド。地上/BS/110度CSデジタルチューナーも備えている。
上位機の「ET2400XVT」はNVIDIA 3D Visionやタッチ操作、BDドライブなど最新のフィーチャーをフル装備している。CPUはIntel Core i7-740QM。下位機の「ET2400I」はCore i3-550を採用している。2機種の価格は未定。なお、この2機種のほかに20型ワイドの「ET2011」も発売予定だが、こちらも価格は未定となっている。
3D表示にも対応した「ET2400XVT」
20型ワイドの「ET2011」
そのほか、SonicMaster非搭載モデルもあわせて発表された。
ノートPC「U33Jc」は、筐体に竹を使用した13.3型ワイドモデル。竹を天板やパームレストに使うことでプラスティックの仕様を約15％抑えられたという。価格は109,800円（税込）。
ネットブック「Eee PC」は3機種を用意。ハイエンドネットブックという位置づけの「Eee PC VX6」は、ランボルギーニ社とコラボレートしたデザインに加え、次世代NVIDIA IONとデュアルコアのIntel Atom D525を採用。USB 3.0やBluetooth 3.0、HDMI出力なども備えている。高音質技術では「SonicMaster」は非搭載だが、Bang & Olufsen ICEpower社が認定したオーディオシステムを搭載しているという。価格は74,800円（税込）。
「Eee PC VX6」
ランボルギーニのロゴ
「Eee PC 1215N」も次世代NVIDIA IONとデュアルコアのIntel Atom D525を搭載。12.1型の大画面ディスプレイを備えたネットブックで、USB 3.0やBluetooth 3.0、HDMI出力も装備する。価格は59,800円（税込）。
「Eee PC 1215N」
最長約9.2時間というバッテリー駆動時間を実現したのは「Eee PC 1015PEM」。画面サイズは10.1型ワイドで、プロセッサーはデュアルコアのIntel Atom N550。価格は39,800円（税込）で、Office Personal 2010同梱版は44,800円（税込）となる。
「Eee PC 1015PEM」
【問い合わせ先】
ASUS コールセンター
TEL/0800-123-2787
新製品のハイエンドノートPC「NX90Jq」を持つ同社会長のJonney Shih氏
同社は、国内では主にネットブック「Eee PC」で知られているが、今回、高音質モデルをラインナップに加え、また今年1月のCESで発表されたデザインコンシャスモデルを投入するなど、高性能なモデルを積極的に訴求。プロダクトラインを強化し、ブランドポジションを高めていく考えだ。
ASUSの世界市場での歩み
同じく日本市場でのこれまでの展開
発表会に登壇した同社会長のJonney Shih氏は、「世界が認める品質・世界を変える革新性」が同社の新たなコーポレートスローガンであると説明。
発表会に登壇した同社会長のJonney Shih氏
Shih氏は同社製品の品質について、SQUARETRADEの調査で、ノートPCの不良率が主要メーカー中最も低かったことをアピール。デザインについても「2010年度グッドデザイン賞を計12製品が受賞した」とし、新製品では五感に訴えかけるデザインを目指した、と述べた。
五感の中でも、特に注力したのが「聴」の分野。Bang & Olufsen社の「ICEpower」と、高品位なコーデックや直径32mmの円形スピーカー、独自開発の音場調整ソフトなどを組み合わせた、ASUS独自の高音質化技術「SonicMaster」を新たに開発した。同技術の開発過程では、同社に「ゴールデンイヤー」チームを発足させ、綿密な音質調整を行ったという。
五感に訴える性能やデザインにこだわる
「SonicMaster」技術の概要
SonicMasterを搭載したモデルはノートPCが「NX90Jq」「N53Jf」、デスクトップPCが「ET2400XVT」「ET2400I」の計4機種。
「SonicMaster」音場調整ソフト
NX90Jqは同社の最上位ノートPCで、音質だけでなくデザインにもこだわっているのが大きな特徴。デザインははBang & Olufsenの製品を多く手掛けたDavid Lewis氏が担当。筐体は鏡面アルミ加工が施されており、さらにキーボードの左右にデュアルタッチパッドを搭載している。
「NX90Jq」
斜めから見たところ
ディスプレイは18.4型ワイドのフルHDで、CPUはIntel Core i7-740QM。メモリーは4GB、HDDは1TB。NVIDIAのGeForce GT 335MやBDドライブも搭載している。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版。価格は209,800円（税込）。
デザインははBang & Olufsenの製品を多く手掛けたDavid Lewis氏が担当
同じくノート型のN53Jfは、15.6型のフルHDディスプレイを備えたモデル。CPUはIntel Core i5-460Mで、メモリーは4GB、HDDは500GB。BDドライブを備えているのも上位機と同じ。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版で、価格は129,800円（税込）。Office 2010バンドル版は154,800円（税込）。
「N53Jf」
デスクトップ型で「SonicMaster」に対応した2機種のディスプレイは、いずれも23.6型ワイド。地上/BS/110度CSデジタルチューナーも備えている。
上位機の「ET2400XVT」はNVIDIA 3D Visionやタッチ操作、BDドライブなど最新のフィーチャーをフル装備している。CPUはIntel Core i7-740QM。下位機の「ET2400I」はCore i3-550を採用している。2機種の価格は未定。なお、この2機種のほかに20型ワイドの「ET2011」も発売予定だが、こちらも価格は未定となっている。
3D表示にも対応した「ET2400XVT」
20型ワイドの「ET2011」
そのほか、SonicMaster非搭載モデルもあわせて発表された。
ノートPC「U33Jc」は、筐体に竹を使用した13.3型ワイドモデル。竹を天板やパームレストに使うことでプラスティックの仕様を約15％抑えられたという。価格は109,800円（税込）。
ネットブック「Eee PC」は3機種を用意。ハイエンドネットブックという位置づけの「Eee PC VX6」は、ランボルギーニ社とコラボレートしたデザインに加え、次世代NVIDIA IONとデュアルコアのIntel Atom D525を採用。USB 3.0やBluetooth 3.0、HDMI出力なども備えている。高音質技術では「SonicMaster」は非搭載だが、Bang & Olufsen ICEpower社が認定したオーディオシステムを搭載しているという。価格は74,800円（税込）。
「Eee PC VX6」
ランボルギーニのロゴ
「Eee PC 1215N」も次世代NVIDIA IONとデュアルコアのIntel Atom D525を搭載。12.1型の大画面ディスプレイを備えたネットブックで、USB 3.0やBluetooth 3.0、HDMI出力も装備する。価格は59,800円（税込）。
「Eee PC 1215N」
最長約9.2時間というバッテリー駆動時間を実現したのは「Eee PC 1015PEM」。画面サイズは10.1型ワイドで、プロセッサーはデュアルコアのIntel Atom N550。価格は39,800円（税込）で、Office Personal 2010同梱版は44,800円（税込）となる。
「Eee PC 1015PEM」
【問い合わせ先】
ASUS コールセンター
TEL/0800-123-2787
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