国内も11年度内に登場
<IFA>東芝がAndroidタブレット“第2弾”を発表 − 10.1型で世界最薄7.7mm/最軽量558g
東芝はIFA2011のプレスカンファレンスにて、Androidタブレット新製品「AT200」を発表。10.1型では本体の薄さ7.7mm/重さ558gという世界最薄・最軽量のスペックを実現した。
プラットフォームにはAndroid OS 3.2“Honeycomb”を採用。Androidマーケットに対応したほか、Adobe Flash Playerもインストールされている。
LEDバックライト搭載の10.1型マルチタッチ液晶を備え、解像度は1,280×800ピクセル。外形寸法は256W×176H×7.7Dmm、質量は558g。
CPUは1.2GHzのTI社製「OMAP 4430」、RAMは1GB DDRを搭載。本体には64GBのメモリーを内蔵しており、GPSやジャイロセンサー、電子コンパスも搭載する。本体リアには5メガ、フロントには2メガのカメラをそれぞれ内蔵した。
薄型のボディながらインターフェースも充実させている。本体にはmicro USB/micro HDMI端子のほか、microSDカードスロットも搭載。独自のドッキングポートも設けた。ワイヤレス通信機能はWi-FiがIEEE802.11b/g/n規格をサポートし、Bluetoothにも対応する。
本体は最大充電時から約8時間の連続駆動が可能なスタミナ性能を実現している。
(株)東芝 デジタルプロダクツ&サービス社は、プレスカンファレンス会場にて日本メディアを対象とした記者会見を行い、本機の詳細や国内におけるビジネス戦略について同社営業統括責任者の檜山太郎氏が説明を加えた。
東芝は本年4月1日に同社の映像事業とPC事業を統合し、「デジタルプロダクツ&サービス社」として新たなスタートを切った。「新たなデジタル市場を創り出すため、テレビとPC、それぞれの分野で培ってきた東芝のノウハウを効果的に融合させることに注力してきた。テレビ製品の“REGZA”シリーズからは、高画質技術や録画、映像ネットワーク技術を、PC製品の“dynabook”シリーズからは軽量・小型化技術やソフトウェア、PCネットワークの技術をそれぞれに持ち寄りながら、互いのシナジーを効果的に高め合った。そこに東芝らしい高い品質と省エネ技術を加え、国内では“REGZAワールド”を加速させていく。リビングまたは野外など、様々なシチュエーションで活用できる商品を多様化・充実化していきたい」と檜山氏は述べた。
新タブレットには、REGZAシリーズの開発により培ってきた超解像技術「レゾリューションプラス」や、外光環境を自動検知して最適な映像に調整する画質調整機能などの“高画質”技術が搭載されている。また音質面での取り組みとしては、内蔵スピーカーの音質を向上させる「Audio Enhancer」、聴き取りやすい音質に自動調整を行う「Noise Equalizer」、広がりのあるサウンドが楽しめる「SRS Premium Voice Pro」などを採用する。これらが同社のテレビとPC、タブレット製品の価値を融合させてきたことにより生まれた「東芝らしい付加価値提案」と檜山氏はコメントした。
本機は日本国内でも「2011年度内」を目標に発売される予定という。国内でのビジネス戦略について檜山氏は「タブレット市場が大幅に拡大しつつあり、“一家に一台”から“ひとり一台”の時代に移ろってきた。そしてタブレット市場は差異化競争の時代に突入した。当社ではタブレットはこれから多様化の時代に進んでいくとみており、用途に合わせて、タブレットもどんどん変わって行くと予測している。新タブレットでは“超薄型・軽量化”を加速させたが、ポータビリティを高めることは、高画質化と同じように付加価値として求められると思っている。また、ユーザーにおける節電意識の拡大がタブレットにも影響していくだろう」とした。
またタブレットにおける“REGZAワールド”への取り組みについて檜山氏は「薄型の本体ながら豊富な端子を搭載し、外部機器への接続性能を高めることに力を入れた」とコメント。「これからテレビやその他、当社の各商品と連携した新しい機能やサービス、使い勝手を提案していきたい」と語り、今後も機器連携による付加価値提案を強化していく考えを明らかにした。
プラットフォームにはAndroid OS 3.2“Honeycomb”を採用。Androidマーケットに対応したほか、Adobe Flash Playerもインストールされている。
LEDバックライト搭載の10.1型マルチタッチ液晶を備え、解像度は1,280×800ピクセル。外形寸法は256W×176H×7.7Dmm、質量は558g。
CPUは1.2GHzのTI社製「OMAP 4430」、RAMは1GB DDRを搭載。本体には64GBのメモリーを内蔵しており、GPSやジャイロセンサー、電子コンパスも搭載する。本体リアには5メガ、フロントには2メガのカメラをそれぞれ内蔵した。
薄型のボディながらインターフェースも充実させている。本体にはmicro USB/micro HDMI端子のほか、microSDカードスロットも搭載。独自のドッキングポートも設けた。ワイヤレス通信機能はWi-FiがIEEE802.11b/g/n規格をサポートし、Bluetoothにも対応する。
本体は最大充電時から約8時間の連続駆動が可能なスタミナ性能を実現している。
(株)東芝 デジタルプロダクツ&サービス社は、プレスカンファレンス会場にて日本メディアを対象とした記者会見を行い、本機の詳細や国内におけるビジネス戦略について同社営業統括責任者の檜山太郎氏が説明を加えた。
新タブレットには、REGZAシリーズの開発により培ってきた超解像技術「レゾリューションプラス」や、外光環境を自動検知して最適な映像に調整する画質調整機能などの“高画質”技術が搭載されている。また音質面での取り組みとしては、内蔵スピーカーの音質を向上させる「Audio Enhancer」、聴き取りやすい音質に自動調整を行う「Noise Equalizer」、広がりのあるサウンドが楽しめる「SRS Premium Voice Pro」などを採用する。これらが同社のテレビとPC、タブレット製品の価値を融合させてきたことにより生まれた「東芝らしい付加価値提案」と檜山氏はコメントした。
本機は日本国内でも「2011年度内」を目標に発売される予定という。国内でのビジネス戦略について檜山氏は「タブレット市場が大幅に拡大しつつあり、“一家に一台”から“ひとり一台”の時代に移ろってきた。そしてタブレット市場は差異化競争の時代に突入した。当社ではタブレットはこれから多様化の時代に進んでいくとみており、用途に合わせて、タブレットもどんどん変わって行くと予測している。新タブレットでは“超薄型・軽量化”を加速させたが、ポータビリティを高めることは、高画質化と同じように付加価値として求められると思っている。また、ユーザーにおける節電意識の拡大がタブレットにも影響していくだろう」とした。
またタブレットにおける“REGZAワールド”への取り組みについて檜山氏は「薄型の本体ながら豊富な端子を搭載し、外部機器への接続性能を高めることに力を入れた」とコメント。「これからテレビやその他、当社の各商品と連携した新しい機能やサービス、使い勝手を提案していきたい」と語り、今後も機器連携による付加価値提案を強化していく考えを明らかにした。