Android連携や、日本ケーブルラボ仕様のDLNA対応システムなどをデモ
ケーブルショー2011開幕 − パナソニックがSTBホームサーバー提案などを参考展示
ケーブルテレビ業界のコンベンション「ケーブルテレビショー」が、「ケーブルショー」と名称を変え、本日より東京ドームシティホテルを会場に開幕した。今年は従来と趣きを変え、放送局とコンテンツ事業者間でのB to B色を強めた催しとして開催。今回はその中で、コンシューマー向け/放送局向けのサービス/システムを併せて充実した展示を行っているパナソニックブースの模様を中心にご紹介したい。
入り口付近では、フルHD 3D対応の3D関連機器から3Dコンテンツ制作までにおけるパナソニックの取り組みを紹介し、3Dコンテンツの充実と広がりをアピールしている。
ブース内では、日本ケーブルラボが策定したホームネットワークプロトコル「日本ケーブルラボDLNA」を介したホームネットワーク連携機能を参考展示。日本ケーブルラボDLNAは、従来のDLNAをベースに開発された規格で、現時点ではパナソニック製STB「TZ-HDW600」が12月にソフトウェアアップロードで対応予定となっている。
日本ケーブルラボDLNAに対応することにより、例えばTZ-HDW600で受信したテレビ番組を、他社製も含めた同規格対応の外部録画用HDDなどにワイヤレスでダイレクト録画することが可能となる。
同じく参考展示として、将来的にSTBを映像サーバー/無線ルーターとして使用するホームゲートウェイ提案も行っている。4チューナー/2TB以上のHDDを搭載したSTBを映像サーバーとしてH.264エンコード転送やAndroid端末との連携も考えるほか、STB内には無線ルーターを搭載し、ゆくゆくはエアコンや洗濯機などの家電とも連携できるシステムを想定しているという。同社説明員によれば、あくまでも予定ながら「2013年頃から順次実現していきたい」とのことだ。
さらに、スマートフォンとの連携として、現在iPhone/iPod touchがCATVのリモコンになるサービスを既に提供しているが、今後はこれに加えてAndroid端末との連携強化も図っていく考えだ。Android端末では選局操作のほか、CATV事業者向けのサービスプラットフォーム「CATVユニバーサルポータル(CUP)」との連携も想定しているという。
仕組みとしては、視聴者は手持ちのAndroid端末からパナソニックが用意している事業者向けのCUPサーバーに直接アクセスし、サーバー上のCUPアプリケーションを操作するシステムとなる。例えば、家族がテレビで番組視聴しているときに、手持ちのAndroid端末でおすすめ番組や電子番組チラシなどCATVユニバーサルポータル上の情報を閲覧することが可能となる。
ほかにも、同社製品の防水仕様ポータブルテレビ「DMP-HV200」や“ビエラ・ワンセグ”「SV-ME970」など、TZ-BDT910シリーズと繋がるネットワークAV機器連携や、モバイル端末から番組予約を簡単に行える「DiMORA」サービスのCATV対応などもアピール。また、伝送帯域を有効活用できるH.264/256QAM対応の高能率符号化対応「HEシステム」や、近日発売のAVCCAM「AG-AC160/AC130」など数々の業務用展示も併せ、充実した展示を行っていた。
そのほか、今年は放送局とコンテンツ事業者間でのB to B色を強めた催しとなった本イベントだが、「NHKグループ及び番組供給事業者共同出展スペース」では、NHK関連企業各社の事業概要展示と併せ、数々の放送コンテンツ事業者が揃った。NHKエンタープライズのブースでは、昨年9月〜今年8月までの間にCATV局が利用したNHK番組のランキングを掲出し、NHKグローバルメディアサービスはコミュニティチャンネルでNHKニュース速報を提供できるサービスを紹介していた。
入り口付近では、フルHD 3D対応の3D関連機器から3Dコンテンツ制作までにおけるパナソニックの取り組みを紹介し、3Dコンテンツの充実と広がりをアピールしている。
ブース内では、日本ケーブルラボが策定したホームネットワークプロトコル「日本ケーブルラボDLNA」を介したホームネットワーク連携機能を参考展示。日本ケーブルラボDLNAは、従来のDLNAをベースに開発された規格で、現時点ではパナソニック製STB「TZ-HDW600」が12月にソフトウェアアップロードで対応予定となっている。
日本ケーブルラボDLNAに対応することにより、例えばTZ-HDW600で受信したテレビ番組を、他社製も含めた同規格対応の外部録画用HDDなどにワイヤレスでダイレクト録画することが可能となる。
同じく参考展示として、将来的にSTBを映像サーバー/無線ルーターとして使用するホームゲートウェイ提案も行っている。4チューナー/2TB以上のHDDを搭載したSTBを映像サーバーとしてH.264エンコード転送やAndroid端末との連携も考えるほか、STB内には無線ルーターを搭載し、ゆくゆくはエアコンや洗濯機などの家電とも連携できるシステムを想定しているという。同社説明員によれば、あくまでも予定ながら「2013年頃から順次実現していきたい」とのことだ。
さらに、スマートフォンとの連携として、現在iPhone/iPod touchがCATVのリモコンになるサービスを既に提供しているが、今後はこれに加えてAndroid端末との連携強化も図っていく考えだ。Android端末では選局操作のほか、CATV事業者向けのサービスプラットフォーム「CATVユニバーサルポータル(CUP)」との連携も想定しているという。
仕組みとしては、視聴者は手持ちのAndroid端末からパナソニックが用意している事業者向けのCUPサーバーに直接アクセスし、サーバー上のCUPアプリケーションを操作するシステムとなる。例えば、家族がテレビで番組視聴しているときに、手持ちのAndroid端末でおすすめ番組や電子番組チラシなどCATVユニバーサルポータル上の情報を閲覧することが可能となる。
ほかにも、同社製品の防水仕様ポータブルテレビ「DMP-HV200」や“ビエラ・ワンセグ”「SV-ME970」など、TZ-BDT910シリーズと繋がるネットワークAV機器連携や、モバイル端末から番組予約を簡単に行える「DiMORA」サービスのCATV対応などもアピール。また、伝送帯域を有効活用できるH.264/256QAM対応の高能率符号化対応「HEシステム」や、近日発売のAVCCAM「AG-AC160/AC130」など数々の業務用展示も併せ、充実した展示を行っていた。
そのほか、今年は放送局とコンテンツ事業者間でのB to B色を強めた催しとなった本イベントだが、「NHKグループ及び番組供給事業者共同出展スペース」では、NHK関連企業各社の事業概要展示と併せ、数々の放送コンテンツ事業者が揃った。NHKエンタープライズのブースでは、昨年9月〜今年8月までの間にCATV局が利用したNHK番組のランキングを掲出し、NHKグローバルメディアサービスはコミュニティチャンネルでNHKニュース速報を提供できるサービスを紹介していた。