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iPhone売り上げ台数は3120万台で第3Q新記録

アップル、4-6月期決算は前年同期から減少 ー iPhoneの売り上げは好調

公開日 2013/07/24 10:59 ファイル・ウェブ編集部
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米アップルは、同社の会計年度で2013年度第3四半期にあたる、2013年4-6月期の業績を発表した。


第3四半期の売上高は353億ドル、純利益は69億ドルを計上。1株あたりの純利益は7.47ドルとなった。なお前年同期は売上高が350億ドル、純利益が88億ドル、1株あたりの純利益は9.32ドルだった。売上の総利益率は、前年同期の42.8%から36.9%へと減少した。海外での売上高は今四半期の売上高全体の57%となった。

アップルの発表によれば、第3四半期においてiPhoneは3,120万台を販売し、前年同期の2,600万台から大きく台数を伸ばした。また、iPadの販売台数は1,460万台と前年同期の1,700万台から減少。Macの販売台数も380万台と、前年同期の400万台から減少した。

同社役員会は、普通株式1株あたり3.05ドルの現金配当を宣言。配当金は2013年8月12日の営業終了時点の株主に対し、8月15日に支払われる。

同社の最高経営責任者(CEO)のティム・クックは、「iPhoneの販売台数が3,100万台を超えたことは第3四半期の新記録で、さらにiTunes、各種のソフトウェアやサービスからも収入を得て、アップルは堅調に成長している」とコメント。さらに「次に控えているiOS7 とOS X Marvericksの投入に今から興奮している。秋から2014年にかけての驚くべき新製品の発表に向けても全力で取り組んでいる」と述べた。

最高財務責任者(CFO)のピーター・オッペンハイマーは、「第3四半期中の営業活動においてキャッシュフローで78億ドルを得て、配当と自社株買いを通じて株主に188億ドルを還元できたことをうれしく思う」とコメントした。

また、アップルは2013年度第4四半期の見通しについても発表。売上高は340億ドルから370億ドル、粗利益は36%から37%、営業費用として39億ドルから39.5億ドル、その他の収益として2億ドルを見込んでいる。

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