Resonessence Labs「HERUS」は5.6MHz DSDに対応
<ヘッドホン祭>フォステクス、HP-A4初披露&平面駆動型ヘッドホン試作機/エミライ、Resonessence Labsの超小型HPA
10月26日と27日の2日間、「秋のヘッドフォン祭 2013」が東京・青山の「スタジアムプレイス青山」で開催されている。本記事では、フォステクスとエミライの出展内容をレポートする。
■フォステクスカンパニー
フォステクスカンパニーのブースでは、先日正式発表されたばかりのUSB-DAC兼ヘッドホンアンプ「HP-A4」が国内初披露された。11月28日発売で、価格は42,000円(税込)。
入力端子にUSBと光デジタル、出力には光デジタル、RCAアナログ、ヘッドホン端子を備え、USBバスパワーで駆動する。背面のmicroSDカードスロットはファームウェアアップデート専用となる。
USB入力については、5.6/2.8MHzのDSDのネイティブ再生、192kHz/24bitまでのPCM再生に対応。USB伝送はアシンクロナス・モードにも対応。DACはバー・ブラウン製の「PCM1792A」を採用する。ヘッドホンアンプはゲイン切り替えが可能で、ロールオフ特性やカットオフ周波数を切り替えられるデジタルフィルターも備える。
HP-A4と同時に提供されるPC用のオリジナル楽曲再生ソフト「FOSTEX Audio Player」のデモも行われた。対応する同社のUSB-DACHP-A8とHP-A4。正式版が提供開始される前に、ベータ版が11月初旬に公開予定。Windows版とMac版の2種類が用意される。
DSDについては、WindowsはASIOまたはDoP方式による再生が可能。MacはDoP方式のみの対応となる。RAMバッファー再生機能も搭載。プレイリストの作成や保存、読み込み、リピートやシャッフル再生などの機能を備える。
同社ブースでは、平面駆動型ヘッドホンのコンシューマー向けモデルのプロトタイプも出展された。登場は来年を予定しており、価格は現時点で流通している他社の民生向け平面駆動型ヘッドホンと比べてもかなり抑えられるとしている。
フォステクスは平面駆動型ヘッドホンを1960年代より手がけており、現在でもプロ用として「T50RP」はじめとした平面駆動型モデルをラインナップしている。海外では“フォステクスのヘッドホンといえば平面駆動型”というイメージがあるほどだという。それだけに、民生モデルでの平面駆動型ヘッドホンの登場は期待できる。
他にも、USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプのトップエンド「HP-A8」や、ヘッドホンのフラグシップ「TH900」、デザインをカスタムオーダーできるヘッドホン「KOTORI」などが展示されていた。
■エミライ
エミライ・ブースでは、Resonessence Labsの超小型ヘッドホンアンプ「HERUS」(ヒールス)が初お目見えとなった。本機はDXD、5.6/2.8MHz DSDに対応するヘッドホン出力専用のUSB-DAC。ESS TechnologyのDACチップ「ES9010-2M」を搭載し、カメラコネクションキットで動作可能とのこと。価格は39,900円(税込)で、11月上旬発売となる。会場では先行発売も行われていた。
他にも、同社USB-DACのトップエンド機となる「INVICTA MIRUS」、DSDにも対応したコンパクトなUSB-DAC“CONCERO HD”「RSL-CNHD」や“CONCERO HP”「RSL-CNHP」などの展示を行っていた。
国産オーディオブランド「逢瀬」の「WATERFALL Integrated」は、同ブランド導入時に発表されていたモデルで、192kHz/32bit対応のUSB-DACを内蔵したプリメインアンプ。価格は498,750円前後、発売日は2013年末を予定しているとのこと。
デジタル入力は同軸、光、XLR、USBの4系統を各1端子ずつ搭載。DAC部はデュアルモノ構成を採用している。パワーアンプ部のUcDモジュールを使ったヘッドホン出力の搭載も特徴だという。
また、発表会が行われたOPPODigitalの製品についても、ヘッドホン出力を搭載したBDプレーヤー「BDP-105JP」、下位モデルの「BDP-103」などのデモを行っていた。
■フォステクスカンパニー
フォステクスカンパニーのブースでは、先日正式発表されたばかりのUSB-DAC兼ヘッドホンアンプ「HP-A4」が国内初披露された。11月28日発売で、価格は42,000円(税込)。
入力端子にUSBと光デジタル、出力には光デジタル、RCAアナログ、ヘッドホン端子を備え、USBバスパワーで駆動する。背面のmicroSDカードスロットはファームウェアアップデート専用となる。
USB入力については、5.6/2.8MHzのDSDのネイティブ再生、192kHz/24bitまでのPCM再生に対応。USB伝送はアシンクロナス・モードにも対応。DACはバー・ブラウン製の「PCM1792A」を採用する。ヘッドホンアンプはゲイン切り替えが可能で、ロールオフ特性やカットオフ周波数を切り替えられるデジタルフィルターも備える。
HP-A4と同時に提供されるPC用のオリジナル楽曲再生ソフト「FOSTEX Audio Player」のデモも行われた。対応する同社のUSB-DACHP-A8とHP-A4。正式版が提供開始される前に、ベータ版が11月初旬に公開予定。Windows版とMac版の2種類が用意される。
DSDについては、WindowsはASIOまたはDoP方式による再生が可能。MacはDoP方式のみの対応となる。RAMバッファー再生機能も搭載。プレイリストの作成や保存、読み込み、リピートやシャッフル再生などの機能を備える。
同社ブースでは、平面駆動型ヘッドホンのコンシューマー向けモデルのプロトタイプも出展された。登場は来年を予定しており、価格は現時点で流通している他社の民生向け平面駆動型ヘッドホンと比べてもかなり抑えられるとしている。
フォステクスは平面駆動型ヘッドホンを1960年代より手がけており、現在でもプロ用として「T50RP」はじめとした平面駆動型モデルをラインナップしている。海外では“フォステクスのヘッドホンといえば平面駆動型”というイメージがあるほどだという。それだけに、民生モデルでの平面駆動型ヘッドホンの登場は期待できる。
他にも、USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプのトップエンド「HP-A8」や、ヘッドホンのフラグシップ「TH900」、デザインをカスタムオーダーできるヘッドホン「KOTORI」などが展示されていた。
■エミライ
エミライ・ブースでは、Resonessence Labsの超小型ヘッドホンアンプ「HERUS」(ヒールス)が初お目見えとなった。本機はDXD、5.6/2.8MHz DSDに対応するヘッドホン出力専用のUSB-DAC。ESS TechnologyのDACチップ「ES9010-2M」を搭載し、カメラコネクションキットで動作可能とのこと。価格は39,900円(税込)で、11月上旬発売となる。会場では先行発売も行われていた。
他にも、同社USB-DACのトップエンド機となる「INVICTA MIRUS」、DSDにも対応したコンパクトなUSB-DAC“CONCERO HD”「RSL-CNHD」や“CONCERO HP”「RSL-CNHP」などの展示を行っていた。
国産オーディオブランド「逢瀬」の「WATERFALL Integrated」は、同ブランド導入時に発表されていたモデルで、192kHz/32bit対応のUSB-DACを内蔵したプリメインアンプ。価格は498,750円前後、発売日は2013年末を予定しているとのこと。
デジタル入力は同軸、光、XLR、USBの4系統を各1端子ずつ搭載。DAC部はデュアルモノ構成を採用している。パワーアンプ部のUcDモジュールを使ったヘッドホン出力の搭載も特徴だという。
また、発表会が行われたOPPODigitalの製品についても、ヘッドホン出力を搭載したBDプレーヤー「BDP-105JP」、下位モデルの「BDP-103」などのデモを行っていた。