独ブランド「Vorzuge」の新製品も
<ポタフェス>真空管/ICアンプの聞き比べ/コルグやAMIの新DSD対応DACが登場
「第4回ポータブルオーディオフェスティバル2013 in 秋葉原」が、本日12月20日と21日に東京のベルサール秋葉原にて開催されている。
本稿では出展メーカーのなかからKORGやORB、Wisetechなどアンプ関連メーカーのブースレポートをお伝えしよう。
■ORB
ORBのブースでは、真空管を採用したヘッドホンアンプ内蔵プリメインアンプ「JADE Soleil」と、デュアルモノアンプ構成のヘッドホンアンプ「JADE casa」の比較試聴などを行っている。真空管とICアンプという、素子の違うモデルの音を聞き比べることが可能だ。
そのほか本日21日にはRCAケーブルの作成イベントを実施。あす22日には、16時からORB主催のスペシャルライブ(出演:ChouCho/Fire Lily)も行われる予定だ。
■KORG
コルグブースでは、発売になったばかりの「DS-DAC-100」「DS-DAC-100m」(関連ニュース)の音を早速聞くことができる。
どちらも非常に売れ行きが好調で、初回ロットは予約ですぐ埋まってしまったとのこと。「DS-DAC-100」は曲線を描いたボディが特徴的なDSD対応USB-DAC。底部には金属製スパイクを備え、振動の影響を抑えている。DSD(2.8MHz/5.6MHz)や最大192kHz/24bit PCMの再生が可能。アシンクロナス伝送にも対応。ASIOやWDM、Core Audioにも対応する。
「DS-DAC-100m」は「DS-DAC-100」と同等の回路を凝縮したというポータブルUSB-DACだ。
ハイレゾ音源プレーヤーソフト「AudioGate 3」は当初12月上旬の提供開始としていたが、年明けくらいに延期になりそうとのことだ。
■ワイズテック
ワイズテックブースで注目なのは、発表されたばかりの、AMIブランドのDSD対応USB-DAC「DS5」だ。
5.6MHz/2.8MHzのDSD信号が入力でき、アシンクロナス伝送にも対応。その他、光デジタル入力と同軸デジタル入力をそれぞれ1系統搭載している。DACにはシーラス・ロジック「CS4398」を搭載。ヘッドホンアンプには「TPA6130A2」を、オペアンプには「MUSES8920」を採用している。
搭載している端子はシンプルだが、その分内部構造に非常にこだわったとのこと。同社説明員は「非常にCPの高い製品」と胸を張っていた。
■オラソニック
オラソニックは、“NANOCOMPO”シリーズのヘッドホンアンプ内蔵D/Aコンバーター「NANO-D1」や、USB-DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1」を使った試聴デモを行っている。
デモで使っているイヤホンは、同社と音茶楽がコラボした「TH-F4N」(関連ニュース)。音茶楽ブランドのカナル型イヤホン『Flat4-玄人(KURO)』をベースとしたモデルで、音質チューニングなどを東和電子が担当した。
■日本ディックス
日本ディックスは、同社が取り扱う香港Acoustune社のポータブルヘッドホンアンプ「AS1001」を参考出展していた。10月のヘッドホン祭りでも出展されていたもので(関連ニュース)、発売はいよいよ年明けとなる。
「AS1001」は独自回路「CROSS DIFFUSE」と「TUBE 3D」を採用し、ICアンプ使用ながら真空管アンプのようなサウンドを目指しているのを特徴にしている。
■xDuoo
中国xDuooブランドも出展していた。まず注目なのは光デジタル端子を備えたコンパクトなポータブルヘッドホンアンプ「XD-01」。光入力端子を備えているので「AK100」などと接続し、USB/光/同軸デジタル入力時に最高192kHz/24bitまでアップサンプリングすることが可能な点が特徴だ。
■ムジカアコースティック
ムジカアコースティックは、同社が取り扱うAurisonicsやTube Ampなどの製品を出展している。
ドイツのブランド「Vorzuge」の新製品「PURE II」も登場していた。こちらはこの12月から発売になったもの。価格は79,980円(税込)。
本機は「Pure」の後継機で、ホワイトカラーは日本限定・台数限定販売モデル。ボディにはシリアルナンバーが記されている。3段階のゲイン調整スイッチを新搭載。内部部品は基板に直接部品を取り付けることなどにより音質向上を図っているという。
本稿では出展メーカーのなかからKORGやORB、Wisetechなどアンプ関連メーカーのブースレポートをお伝えしよう。
■ORB
ORBのブースでは、真空管を採用したヘッドホンアンプ内蔵プリメインアンプ「JADE Soleil」と、デュアルモノアンプ構成のヘッドホンアンプ「JADE casa」の比較試聴などを行っている。真空管とICアンプという、素子の違うモデルの音を聞き比べることが可能だ。
そのほか本日21日にはRCAケーブルの作成イベントを実施。あす22日には、16時からORB主催のスペシャルライブ(出演:ChouCho/Fire Lily)も行われる予定だ。
■KORG
コルグブースでは、発売になったばかりの「DS-DAC-100」「DS-DAC-100m」(関連ニュース)の音を早速聞くことができる。
どちらも非常に売れ行きが好調で、初回ロットは予約ですぐ埋まってしまったとのこと。「DS-DAC-100」は曲線を描いたボディが特徴的なDSD対応USB-DAC。底部には金属製スパイクを備え、振動の影響を抑えている。DSD(2.8MHz/5.6MHz)や最大192kHz/24bit PCMの再生が可能。アシンクロナス伝送にも対応。ASIOやWDM、Core Audioにも対応する。
「DS-DAC-100m」は「DS-DAC-100」と同等の回路を凝縮したというポータブルUSB-DACだ。
ハイレゾ音源プレーヤーソフト「AudioGate 3」は当初12月上旬の提供開始としていたが、年明けくらいに延期になりそうとのことだ。
■ワイズテック
ワイズテックブースで注目なのは、発表されたばかりの、AMIブランドのDSD対応USB-DAC「DS5」だ。
5.6MHz/2.8MHzのDSD信号が入力でき、アシンクロナス伝送にも対応。その他、光デジタル入力と同軸デジタル入力をそれぞれ1系統搭載している。DACにはシーラス・ロジック「CS4398」を搭載。ヘッドホンアンプには「TPA6130A2」を、オペアンプには「MUSES8920」を採用している。
搭載している端子はシンプルだが、その分内部構造に非常にこだわったとのこと。同社説明員は「非常にCPの高い製品」と胸を張っていた。
■オラソニック
オラソニックは、“NANOCOMPO”シリーズのヘッドホンアンプ内蔵D/Aコンバーター「NANO-D1」や、USB-DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1」を使った試聴デモを行っている。
デモで使っているイヤホンは、同社と音茶楽がコラボした「TH-F4N」(関連ニュース)。音茶楽ブランドのカナル型イヤホン『Flat4-玄人(KURO)』をベースとしたモデルで、音質チューニングなどを東和電子が担当した。
■日本ディックス
日本ディックスは、同社が取り扱う香港Acoustune社のポータブルヘッドホンアンプ「AS1001」を参考出展していた。10月のヘッドホン祭りでも出展されていたもので(関連ニュース)、発売はいよいよ年明けとなる。
「AS1001」は独自回路「CROSS DIFFUSE」と「TUBE 3D」を採用し、ICアンプ使用ながら真空管アンプのようなサウンドを目指しているのを特徴にしている。
■xDuoo
中国xDuooブランドも出展していた。まず注目なのは光デジタル端子を備えたコンパクトなポータブルヘッドホンアンプ「XD-01」。光入力端子を備えているので「AK100」などと接続し、USB/光/同軸デジタル入力時に最高192kHz/24bitまでアップサンプリングすることが可能な点が特徴だ。
■ムジカアコースティック
ムジカアコースティックは、同社が取り扱うAurisonicsやTube Ampなどの製品を出展している。
ドイツのブランド「Vorzuge」の新製品「PURE II」も登場していた。こちらはこの12月から発売になったもの。価格は79,980円(税込)。
本機は「Pure」の後継機で、ホワイトカラーは日本限定・台数限定販売モデル。ボディにはシリアルナンバーが記されている。3段階のゲイン調整スイッチを新搭載。内部部品は基板に直接部品を取り付けることなどにより音質向上を図っているという。