「Headphone:X」のヘッドホンメーカー向けプログラムも
DTS、同社初のオブジェクトベースによる音声フォーマット「DTS-UHD」
DTSは、米ラスベガスで開催中の「2014 International CES」にあわせて、新技術「DTS-UHD」を発表した。
DTS-UHDは、同社初のオブジェクトベースによるオーディオフォーマット。CESでは、シーラスロジック製オーディオDSPのシングルチップソリューションを採用したデモを実施している。正確なレンダリング性能を備え、環境ごとに異なる任意のスピーカーの配置に対応しコントロールを可能とする。なおDTS-UHDデコーダーには、従来のチャンネルベースによるDTSフォーマットを再生できる互換性も確保している。DTS-UHDの開発者向けライセンスは、2014年第2四半期に公開する予定とのことだ。
また、通常のヘッドホンで最大11.1chのバーチャル再生を実現する技術「DTS Headphone:X」については、ヘッドホンメーカー向けのチューニングプログラムを提供することをアナウンスしている。DTS Headphone:Xによるバーチャルサラウンド再生に最適化した設計をヘッドホン側に行えるサポートプログラムで、現在のところSkullcandyやPanasonicなどのブランドが同プラグラムに参加しているという。
そのほか、ロスレス音声をWi-Fi経由でワイヤレス伝送できる技術「DTS Play-Fi」については、キュレーション型音楽サービス「Songza」との連携を発表した。具体的にはiOS/Android向けのDTS Play-FiアプリにSongzaの機能を直接統合し、DTS Play-FiのアプリからSongzaのアカウントにアクセスできる仕様を想定している。これにより、ユーザーはホームネットワーク経由でSongzaのプレイリストをワイヤレス伝送して複数の部屋で楽しむことができるようになる。時期は2014年第2四半期を目標としているとのことだ。また、DTS Play-Fiが中国のスマートフォンブランド「vivo」の製品に組み込まれることも発表した。
DTS-UHDは、同社初のオブジェクトベースによるオーディオフォーマット。CESでは、シーラスロジック製オーディオDSPのシングルチップソリューションを採用したデモを実施している。正確なレンダリング性能を備え、環境ごとに異なる任意のスピーカーの配置に対応しコントロールを可能とする。なおDTS-UHDデコーダーには、従来のチャンネルベースによるDTSフォーマットを再生できる互換性も確保している。DTS-UHDの開発者向けライセンスは、2014年第2四半期に公開する予定とのことだ。
また、通常のヘッドホンで最大11.1chのバーチャル再生を実現する技術「DTS Headphone:X」については、ヘッドホンメーカー向けのチューニングプログラムを提供することをアナウンスしている。DTS Headphone:Xによるバーチャルサラウンド再生に最適化した設計をヘッドホン側に行えるサポートプログラムで、現在のところSkullcandyやPanasonicなどのブランドが同プラグラムに参加しているという。
そのほか、ロスレス音声をWi-Fi経由でワイヤレス伝送できる技術「DTS Play-Fi」については、キュレーション型音楽サービス「Songza」との連携を発表した。具体的にはiOS/Android向けのDTS Play-FiアプリにSongzaの機能を直接統合し、DTS Play-FiのアプリからSongzaのアカウントにアクセスできる仕様を想定している。これにより、ユーザーはホームネットワーク経由でSongzaのプレイリストをワイヤレス伝送して複数の部屋で楽しむことができるようになる。時期は2014年第2四半期を目標としているとのことだ。また、DTS Play-Fiが中国のスマートフォンブランド「vivo」の製品に組み込まれることも発表した。