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HD8/7/6が登場

【CES】ゼンハイザー、モニター/DJ用新ヘッドホン3機種/MOMENTUMに新色アイボリー

公開日 2014/01/10 11:58 ファイル・ウェブ編集部
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ゼンハイザーは、2014 International CESのメイン会場であるラスベガス・コンベンション・センターのサウスホールに出展。入り口近くに大規模なブースを構えている。

ブースの主役は何と言っても「MOMENTUM」と「MOMENTUM On-Ear」。ブースの半分程度をMOMENTUMシリーズが占め、各カラーバリエーションを、想定するユーザーの架空のプロフィールとともに紹介している。たとえば「○○大学を出た31歳のウェブデザイナー、音楽は○○を主に聴いている」などという具合だ。様々なライフスタイルに溶け込むツールとしてMOMENTUMを訴求している。

想定するユーザー像もあわせて展示

MOMENTUMやMOMENTUM On-Earの豊富なカラバリを紹介

今回のCESにあわせ、MOMENTUMに新色のアイボリーが加わった。既存のブラックとホワイトに加え、今後は3色で展開される。なお、日本で発売するかは未定とのことだった。

MOMENTUMの新色アイボリー

以前からあるMOMENTUM On-Earのブラックモデル

DJ/モニター向けヘッドホン「HDシリーズ」

全く新しい新製品も発表された。「HD8 DJ」「HD7 DJ」はDJ向けのヘッドホンで、低域を強調したサウンドが特徴だ。価格はHD8 DJが389.95ドル、HD7 DJが329.95ドル。

「HD8 DJ」

折りたたみも容易に行える(写真は「HD8 DJ」)


HD8 DJのイヤーパッド部。イヤーパッドは2つ付属する

イヤーカップは270度の可動範囲を持つ(写真はHD8 DJ)


「HD7 DJ」

「HD7 DJ」。イヤーパッド奥のブルーが目立つ

両機はもちろん片耳モニターにも対応し、イヤーカップの可動角度は210度。様々な使用スタイルに対応するほか、折り畳んで持ち運ぶことも可能だ。上位機のHD8 DJは金属パーツを用い、高級感も高めている。両機のスペックは周波数帯域が8Hzから30kHz、インピーダンスが95Ω、音圧レベルが115dB(1kHz/1Vrms)。

ケーブルは1.5mのカールコードと3.0mのケブラー被覆ストレートコードを付属する。ケーブルは左右どちらのイヤーカップにも装着できる。質量はHD8 DJが284g、HD7 DJが263g。

「HD6 MIX」は、その名の通りミキシング用途などに適したモニターヘッドホン。オーディオファンも意識し、HD8 DJやHD7 DJのように低音を強調するのではなく、正確でバランスの取れたチューニングを施している。価格は279.95ドル。インピーダンスは150Ωで、再生周波数帯域は8Hzから30kHz、音圧レベルが112dB(1kHz/1Vrms)。ケーブルは1.5mのカールコードと3.0mのケブラー被覆ストレートコードを付属している。質量は264g。

「HD6 MIX」

「HD6 MIX」はフラットな音のチューニングが特徴だ


HDVD 800など、高級機の試聴ゾーンも設けられていた

昨年展示された往年の名機「ORPHEUS」を今年も展示

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