PHILIPSのライフスタイル・エンターテイメント部門買収について
PHILIPS、船井電機に約240億円の損害賠償を請求 − 契約不履行を理由に
船井電機(株)は、Koninklijke Philips N.V.(PHILIPS)のライフスタイル・エンターテイメント事業の買収を巡って、PHILIPSから契約不履行があると主張されていた件について、PHILIPS側から日本円で約240億円の損害賠償請求の申し立てがあったと発表した。船井電機はPHILIPSの申し立てに対して、損害賠償の反対請求を行っていた。
船井電機は2013年1月29日に、PHILIPSのライフスタイル・エンターテイメント事業を承継する会社の全株式を取得するための株式売買契約を締結したが、PHILIPSが船井電機側に契約不履行があると主張し、仲裁の申立てが為されていた。
船井電機はリリースの中で、「PHILIPSによる損害賠償請求の申し立て金額は、PHILIPS独自のかつ偏った見解に基づくもので仲裁手続きの中で正当と判断されたものではなく、当社としてはかかる申立金額のみならずPHILIPSの請求全体について到底受け入れられるものではありません」とコメント。上記のとおり船井電気も損害についての反対請求の申立てを行っており、仲裁廷の指示どおり2014年10月までに被った損害額を算定し、PHILIPSに対して請求金額を提示するという。
船井電機は2013年1月29日に、PHILIPSのライフスタイル・エンターテイメント事業を承継する会社の全株式を取得するための株式売買契約を締結したが、PHILIPSが船井電機側に契約不履行があると主張し、仲裁の申立てが為されていた。
船井電機はリリースの中で、「PHILIPSによる損害賠償請求の申し立て金額は、PHILIPS独自のかつ偏った見解に基づくもので仲裁手続きの中で正当と判断されたものではなく、当社としてはかかる申立金額のみならずPHILIPSの請求全体について到底受け入れられるものではありません」とコメント。上記のとおり船井電気も損害についての反対請求の申立てを行っており、仲裁廷の指示どおり2014年10月までに被った損害額を算定し、PHILIPSに対して請求金額を提示するという。