レンズ交換式と高倍率モデル
<IFA>ソニー、レンズ型デジカメ“QX”新機種 − Eマウント交換型と光学30倍ズームモデル
IFA2014に出展するソニーは、現地時間3日にプレスカンファレンスを開催した。会場には、スマートフォンに取り付けて撮影が行えるレンズ型デジカメ“レンズスタイルカメラ”の新モデル2機種を参考出展していた。光学30倍ズームに対応する「DSC-QX30」と、Eマウントレンズに対応するレンズ交換型の「ILCE-QX1」をラインナップする。
いずれも、製品の基本コンセプトは従来モデル「QX100」「QX10」と同じ。“モニター非搭載型”のデジタルカメラで、Wi-Fi接続したスマートフォンやタブレットを外部モニター/コントローラーとして操作し使用する。NFC機能でスマホ/タブレットとの接続を簡単に行えるようにしている点や、スマホに直接取り付けるためのアタッチメントが付属する点も、従来モデルから引き続き継承している。
本体にはストレージを搭載せず、microSD/SDHC/SDXCカードおよびメモリースティック マイクロ/メモリースティック マイクロ(Mark2)などの外部記録メディアを挿入して使用する。
■DSC-QX30
DSC-QX30は、有効画素数約2040万画素の1/2.3型 "Exmor R" CMOSセンサーを搭載するモデル。画像処理エンジンには、従来比約3倍の高速処理能力を実現するという「BIONZ X」を新たに搭載する。これによって、“一眼クオリティの画質”を実現するとしている。
レンズはソニーGレンズを採用しており、レンズ構成は非球面レンズ5枚を含む10群11枚。光学30倍の高倍率ズームに対応することが大きな特徴で、画素数を保ったまま画質劣化することなく望遠端のさらに2倍までズームアップが可能となる「全画素超解像ズーム」機能も搭載。これにより、最大60倍のズームに対応する。
また、ハンディカムで培った映像技術も投入しており、プログレッシブ方式で1920×1080/60pフルHD動画再生に対応していることもポイントとなる。
■ILCE-QX1
ILCE-QX1は、Eマウントレンズを採用したレンズ交換式であることが大きな特徴のモデル。レンズを交換することによって、多種多様な撮影表現が行える。また、本体には新しくポップアップ式のフラッシュを内蔵している。
有効画素数は約2040万画素。撮像素子にはAPS-CサイズのCMOSセンサーを採用している。画像処理エンジンには、DSC-QX30と同じ「BIONZ X」を新たに搭載した。
なお、本機では撮影モードに新しく「RAW+JPEG」モードが搭載されており、JPEG以外にRAWデータでの記録が行えるようになった。RAWデータ記録に対応するのは、QXシリーズの中で本機のみとなる。
動画撮影機能は、最大1920×1080/30pのフルHD動画撮影に対応。DSC-QX30はプログレッシブ方式/60p動画の記録に対応するが、本機は30pまでの対応となる。
■2機種共通の新設計
いずれも、片手での操作をしやすくした新デザインのUIを採用している。F値やISO感度などをダイヤル風デザインの操作メニューから、タッチ操作で設定することができる。
機能面でも、使い勝手を高める多くの新機能を備えている。
連写機能は、秒間10コマの連写が行える機能。撮影画像は全て本体のmicroSDカード内に保存される。連写撮影が終わると、連写した画像のサムネイルが接続中のスマホディスプレイに自動表示され、その中からお気に入りの画像だけを選んでスマホ側に転送して保存することができる。
また、スマホの画面をタッチしてシャッターが切れる「タッチシャッター」にも対応し、より直感的な撮影が可能となった。そのほか、選択した被写体を追尾してフォーカスをあて続ける「ロックオンAF」や、ライブビューの際に画面の左右を反転させて表示する「ミラーモード」などの機能も新しく搭載している。
本体内のメモリーカードに保存した画像・動画を、Wi-Fi接続したスマホから確認・削除できる「リモートファイル再生/削除」にも新しく対応。ライブビューリモコンからマルチ操作できる「マルチカメラコントロール」機能も搭載する。本機能では、静止画のシャッターや動画撮影スタート&停止、静止画/動画の切替操作が行える。
いずれも、製品の基本コンセプトは従来モデル「QX100」「QX10」と同じ。“モニター非搭載型”のデジタルカメラで、Wi-Fi接続したスマートフォンやタブレットを外部モニター/コントローラーとして操作し使用する。NFC機能でスマホ/タブレットとの接続を簡単に行えるようにしている点や、スマホに直接取り付けるためのアタッチメントが付属する点も、従来モデルから引き続き継承している。
本体にはストレージを搭載せず、microSD/SDHC/SDXCカードおよびメモリースティック マイクロ/メモリースティック マイクロ(Mark2)などの外部記録メディアを挿入して使用する。
■DSC-QX30
DSC-QX30は、有効画素数約2040万画素の1/2.3型 "Exmor R" CMOSセンサーを搭載するモデル。画像処理エンジンには、従来比約3倍の高速処理能力を実現するという「BIONZ X」を新たに搭載する。これによって、“一眼クオリティの画質”を実現するとしている。
レンズはソニーGレンズを採用しており、レンズ構成は非球面レンズ5枚を含む10群11枚。光学30倍の高倍率ズームに対応することが大きな特徴で、画素数を保ったまま画質劣化することなく望遠端のさらに2倍までズームアップが可能となる「全画素超解像ズーム」機能も搭載。これにより、最大60倍のズームに対応する。
また、ハンディカムで培った映像技術も投入しており、プログレッシブ方式で1920×1080/60pフルHD動画再生に対応していることもポイントとなる。
■ILCE-QX1
ILCE-QX1は、Eマウントレンズを採用したレンズ交換式であることが大きな特徴のモデル。レンズを交換することによって、多種多様な撮影表現が行える。また、本体には新しくポップアップ式のフラッシュを内蔵している。
有効画素数は約2040万画素。撮像素子にはAPS-CサイズのCMOSセンサーを採用している。画像処理エンジンには、DSC-QX30と同じ「BIONZ X」を新たに搭載した。
なお、本機では撮影モードに新しく「RAW+JPEG」モードが搭載されており、JPEG以外にRAWデータでの記録が行えるようになった。RAWデータ記録に対応するのは、QXシリーズの中で本機のみとなる。
動画撮影機能は、最大1920×1080/30pのフルHD動画撮影に対応。DSC-QX30はプログレッシブ方式/60p動画の記録に対応するが、本機は30pまでの対応となる。
■2機種共通の新設計
いずれも、片手での操作をしやすくした新デザインのUIを採用している。F値やISO感度などをダイヤル風デザインの操作メニューから、タッチ操作で設定することができる。
機能面でも、使い勝手を高める多くの新機能を備えている。
連写機能は、秒間10コマの連写が行える機能。撮影画像は全て本体のmicroSDカード内に保存される。連写撮影が終わると、連写した画像のサムネイルが接続中のスマホディスプレイに自動表示され、その中からお気に入りの画像だけを選んでスマホ側に転送して保存することができる。
また、スマホの画面をタッチしてシャッターが切れる「タッチシャッター」にも対応し、より直感的な撮影が可能となった。そのほか、選択した被写体を追尾してフォーカスをあて続ける「ロックオンAF」や、ライブビューの際に画面の左右を反転させて表示する「ミラーモード」などの機能も新しく搭載している。
本体内のメモリーカードに保存した画像・動画を、Wi-Fi接続したスマホから確認・削除できる「リモートファイル再生/削除」にも新しく対応。ライブビューリモコンからマルチ操作できる「マルチカメラコントロール」機能も搭載する。本機能では、静止画のシャッターや動画撮影スタート&停止、静止画/動画の切替操作が行える。