“本田選手”も登場
Android TVメディアプレーヤー「Nexus Player」、12,800円で2月27日発売
ワイモバイル(株)は、GoogleのAndroid TVを搭載したHDMI接続型のメディアプレーヤー「Nexus Player(関連ニュース1/関連ニュース2)」を、2月27日より発売する。価格は12,800円。
米国では昨年10月に99ドルで発売開始しており、明日より待望の国内販売がスタートする形となる。国内において、Google Play以外ではソフトバンクグループが独占で取り扱い、全国のワイモバイルまたはソフトバンク取扱い店にて販売を行う。
本日、これを記念したプレス向けイベント「Nexus Player Launch Party」が開催され、Google Play アジア太平洋地域統括副社長 クリス・ヤーガ氏による製品紹介、ワイモバイル 代表取締役社長兼CEO エリック・ガン氏による挨拶などが行われた。本記事では、会場で語られた2人のコメントを交えながら、発売直前のNexus Playerについて改めて見ていきたい。
また記事後半では、「Nexus 6」のMNP契約でNexus Playerが無料でもらえる記念キャンペーンや、今後対応予定の動画配信サービスなどについてもご紹介する。
■Android TVを搭載した初のデバイス Nexus Player の特徴
Nexus Playerは、プラットフォームにAndroid TVを搭載する初のデバイス。発売時のOSバージョンは5.0。端末はASUS製。円形のコンソール部が本体で、そのほかに音声操作対応リモコンが付属する。また、専用ゲームをプレイできるようになるコントローラーもオプションで用意している。ゲームコントローラーの価格は4,980円で、発売時期は未定。
本機をテレビとHDMI接続するだけで、VODやYouTubeなどの動画、音楽アプリ、ゲームなどAndroid TVに対応した様々なコンテンツを自宅のテレビ画面で楽しめるようになる。映像伝送時の解像度は最大1,920×1.080/60Hzに対応。Googleのクリス・ヤーガ氏は「小型のデバイスで、テレビとはHDMIケーブル1本のみで簡単に接続できる」と、その簡単な設置性をアピールしていた。
本体スペックは、CPUにインテルの1.8GHzクアッドコアAtom、グラフィックにPowerVR Series 6を採用。2D/3Dエンジンも搭載している。メモリーはRAMが1GBで、8GBの内蔵ストレージを装備。なお、SDカードの挿入は行えない。搭載している端子は、1,920×1,080/60Hz映像の出力が可能なHDMI出力、microUSB 2.0。バッテリーは非搭載で、駆動時には付属のACアダプターを使用して給電する。
インターネット接続はWi-Fiのみ対応しており、ワイヤレス通信規格はIEEE802.11ac 2×2 (MIMO)。また、Bluetooth 4.1もサポートしている。付属リモコンと本体はBluetooth経由でワイヤレス接続している。
■動画やゲームなど様々なアプリに対応
実際に使用をスタートすると、まずホーム画面に、上から「お薦めコンテンツ」「アプリ一覧」「ゲーム」の順番で、Android TVの各種コンテンツが表示される。アプリは「YouTube」「Google Play ムービー & TV」などGoogle純正のほか、「Hulu」や「TED」「TuneIn」などのサードパーティ製のものも対応している。
なお、サードパーティ製アプリに関しては、本機を介してGooglePlayからダウンロードする必要がある。アプリのダウンロードはGoogleアカウントに紐づけられるため、既に他のAndroid端末にインストールしているアプリであれば、Googleアカウントのダウンロード済みアプリ一覧から本機へインストールが行える。マルチスクリーンに対応しており、例えば外出先でスマホのアプリから視聴していた動画の続きを、自宅のNexus Playerでそのまま視聴するといったこともできる。
■便利機能1:音声検索
本機が備える便利な機能の1つが、付属リモコンを使って行える「音声検索」。ヤーガ氏は「スマホ/タブレットなど、他のAndroidデバイスと同じように音声検索が使える」と、その利便性を特に訴求していた。リモコン上部の、マイクマークのボタンを押すだけで音声検索機能が起動するので、あとはリモコン上部に内蔵されたマイクに話しかければ良い。日本語を含む様々な言語に対応している。
ホーム画面を表示した状態で音声検索を行うと、検索キーワードに該当するコンテンツが、アプリごとに一列ずつ表示される。YouTubeのほか、Huluなどのアプリがこの音声検索機能に対応している。また、アプリを起動した画面から個別に音声検索を行うことも可能。ワイモバイルのエリック・ガン氏は「音声検索は、Nexus Playerを楽しむための便利な機能なので、ぜひ使ってほしい」とアピールした。
■便利機能2:Google Cast
また本機は、スマホやPCなどの外部デバイスと連携してキャスト再生が行える「Google Cast」に対応することも特徴。iPhoneやAndroid端末、PC、Chromebookなどと連携し、各デバイス内のGoogleCast対応アプリのコンテンツをテレビにミラーリング表示することができる。
ヤーガ氏は「とても便利な機能。私も自宅でキャスト再生をよく楽しんでいる」とコメント。サードパーティ製アプリもこのキャスト再生に対応するものがあり、例えばHuluのスマホ版アプリから動画をNexus Playerでキャスト再生すると、動画はテレビの大画面で楽しみながら、手元のスマホ版アプリをリモコン代わりとして使うことができる。
■便利機能3:専用ゲーム
続いて、オプションの専用コントローラーを使ったゲーム機能について、ヤーガ氏は「Android TVでのゲームプレイ機能については、特に重要視して取り組んできた。Nexus Playerとコントローラーを使うことで、テレビ自体をゲームコンソールにしてしまう」と紹介した。対応するゲームには、「SOULCALIBUR」など、既にスマホ向けに提供中のゲームもある。
本機能もマルチスクリーンに対応しており、スマホで途中までプレイしたゲームの続きを、Nexus Playerから自宅のテレビでプレイすることも可能だ。ヤーガ氏は「外出先ではスマホで楽しみ、同じゲームを自宅に帰ったらテレビの大画面で高い没入感のもとで楽しんでほしい」とコメントした。
■Nexus 6をNMPで購入するとNexus Playerが無料でもらえるキャンペーン
ワイモバイルでは、今回のNexus Player発売を記念したいくつかのキャンペーンを2月27日〜3月31日の期間に実施する。
1つは、同じく同社が国内で独占販売するGoogleのスマートフォン「Nexus 6」との連携キャンペーンで、ドコモ・auからのMNPでNexus 6を新規契約(スマホプランS/M/L)すると、Nexus Playerが無料でプレゼントされるというもの。MNP新規契約者のみが対象で、ソフトバンクおよびワイモバイルユーザーの機種変更は非対象となる。
既存ユーザーに対しては、シャープ製スマートフォン「AQUOS CRYSTAL」に機種変更したユーザーに、同じくNexus Playerを無料でプレゼントするキャンペーンを同時に開始予定だ。なお、AQUOS CRYSTALには元々Harman/Kardon製のスピーカーが特典として付属するので、今回のキャンペーンで機種変更するとHarman/Kardon製スピーカーとNexus Playerがあわせてもらえる形になる。なおいずれのキャンペーンも、プレゼント品にゲームコントローラーは含まれない。そのほか、Google Playで利用できる2,000円分のコードプレゼントも行う。
ワイモバイルのエリック・ガン氏は「今やコンテンツはマルチデバイスに対応し、好きな時に好きな場所で楽しむ時代になった。端末や料金による競争ではなく、これからはコンテンツやサービスで勝負していく」とコメントした。
Googleのクリス・ヤーガ氏は、「Androidはこの6年間で劇的な成功をおさめた。Androidは世界で10億台以上、毎日10万台アクティベートされており、これはマイルストーンとして素晴らしい数字である。2012年からはタブレットのサポートも本格的に行い、昨年からはスマートウォッチなど新たな方向性で様々なことに取り組んできた。その中でもエキサイティングな試みの1つが、家庭内のテレビに対応するAndroid TVだ。Nexus Playerを、ぜひ素晴らしいコンテンツで皆さんに楽しんで頂きたい」と来場者に語りかけた。
■GYAO!やU-NEXTもNexus Playerに順次対応予定
今後の展開としては、国内の動画配信サービスで「ビデオマーケット」「GYAO!」「U-NEXT」が順次Nexus Playerに対応することも発表された。ビデオマーケットは明日から即日、GYAO!は3月上旬、U-NEXTは5月末頃にNexus Player対応アプリをリリースする予定。本日のパーティには、(株)GYAO 取締役メディアサービス本部長 寺岡宏彰氏と(株)U-NEXT 代表取締役社長 宇野康秀氏も駆けつけ、それぞれコメントを寄せた。
GYAOの寺岡氏は、「GYAO!で配信中の5万本の無料動画が、3月からはNexus Playerで楽しめるようになる。GYAO!には、特にドラマやアニメ、ライブなど長尺のコンテンツが多い。長尺の動画を大画面で無料で楽しめるというのは大きな価値だと思っているので、ぜひNexus Playerで多くの方にGYAO!を楽しんで頂きたい。さらに、未発表の新しいサービスに関連した内容で、Nexus Player購入者を対象としたキャンペーンも考えているので、楽しみにして頂きたい」とした。
U-NEXTの宇野氏は、「U-NEXTは定額制の見放題サービス。中には、BD/DVDのリリースより先行して配信するコンテンツもある。マルチデバイスに対応し、様々な場所でいつでも楽しめるサービスとして取り組んでいるが、家庭にいるときはやはりテレビの大画面で楽しんでほしい。これまでネット対応テレビについては、設定が難しいこともあって一般に普及が進んでいない面もあったが、Nexus Playerという素晴らしいデバイスがこの問題を解決してくれるだろう。Nexus Playerに対応することで、オンデマンドの新しい時代が始まっていくと捉えている」とした。
なおU-NEXTでは、ワイモバイルとの共同プロモーションとして、Nexus PlayerからU-NEXTを視聴したユーザーを対象としたキャンペーンを実施予定。新規加入者対象の30日間無料トライアルキャンペーンと、新規・既存ユーザー対象の2,100円分のポイントプレゼントキャンペーンを行う。
■R1優勝芸人 じゅんいちダビッドソンが、本田選手の目線でNexus Playerを応援
本発表会の最後には、「R1グランプリ2015」で優勝した芸人 じゅんいちダビッドソンさんがゲスト出演。おなじみのサッカー日本代表 本田圭佑選手の物まねで「トッププレーヤーである僕が、同じプレーヤー仲間としてNexus Playerを応援しに来ました」と会場を沸かせた。
じゅんいちダビッドソンさんは、会場で実際に格闘ゲーム「SOULCALIBUR」をプレイ。本人曰くドログバっぽい感じのキャラクターを選び、プレス陣の前で3戦全勝するという快挙を見せた。プレイ後には「すごく楽しくて、つい没入してしまいました」と感想を語った。また、「本田圭佑さんの映像を見るためにYouTubeはよく見ています」というじゅんいちダビッドソンさんは、スマートフォンなどとマルチデバイス連携し、スマホで見ていた映像の続きを自宅のNexus Playerで見れる機能に関しても驚いた様子。「Nexus Playerを使えば、家に帰ってスマホの小さい画面で進研ゼミのCMを見続けなくても良いんですね」と、切実な感想を述べていた。
米国では昨年10月に99ドルで発売開始しており、明日より待望の国内販売がスタートする形となる。国内において、Google Play以外ではソフトバンクグループが独占で取り扱い、全国のワイモバイルまたはソフトバンク取扱い店にて販売を行う。
本日、これを記念したプレス向けイベント「Nexus Player Launch Party」が開催され、Google Play アジア太平洋地域統括副社長 クリス・ヤーガ氏による製品紹介、ワイモバイル 代表取締役社長兼CEO エリック・ガン氏による挨拶などが行われた。本記事では、会場で語られた2人のコメントを交えながら、発売直前のNexus Playerについて改めて見ていきたい。
また記事後半では、「Nexus 6」のMNP契約でNexus Playerが無料でもらえる記念キャンペーンや、今後対応予定の動画配信サービスなどについてもご紹介する。
■Android TVを搭載した初のデバイス Nexus Player の特徴
Nexus Playerは、プラットフォームにAndroid TVを搭載する初のデバイス。発売時のOSバージョンは5.0。端末はASUS製。円形のコンソール部が本体で、そのほかに音声操作対応リモコンが付属する。また、専用ゲームをプレイできるようになるコントローラーもオプションで用意している。ゲームコントローラーの価格は4,980円で、発売時期は未定。
本機をテレビとHDMI接続するだけで、VODやYouTubeなどの動画、音楽アプリ、ゲームなどAndroid TVに対応した様々なコンテンツを自宅のテレビ画面で楽しめるようになる。映像伝送時の解像度は最大1,920×1.080/60Hzに対応。Googleのクリス・ヤーガ氏は「小型のデバイスで、テレビとはHDMIケーブル1本のみで簡単に接続できる」と、その簡単な設置性をアピールしていた。
本体スペックは、CPUにインテルの1.8GHzクアッドコアAtom、グラフィックにPowerVR Series 6を採用。2D/3Dエンジンも搭載している。メモリーはRAMが1GBで、8GBの内蔵ストレージを装備。なお、SDカードの挿入は行えない。搭載している端子は、1,920×1,080/60Hz映像の出力が可能なHDMI出力、microUSB 2.0。バッテリーは非搭載で、駆動時には付属のACアダプターを使用して給電する。
インターネット接続はWi-Fiのみ対応しており、ワイヤレス通信規格はIEEE802.11ac 2×2 (MIMO)。また、Bluetooth 4.1もサポートしている。付属リモコンと本体はBluetooth経由でワイヤレス接続している。
■動画やゲームなど様々なアプリに対応
実際に使用をスタートすると、まずホーム画面に、上から「お薦めコンテンツ」「アプリ一覧」「ゲーム」の順番で、Android TVの各種コンテンツが表示される。アプリは「YouTube」「Google Play ムービー & TV」などGoogle純正のほか、「Hulu」や「TED」「TuneIn」などのサードパーティ製のものも対応している。
なお、サードパーティ製アプリに関しては、本機を介してGooglePlayからダウンロードする必要がある。アプリのダウンロードはGoogleアカウントに紐づけられるため、既に他のAndroid端末にインストールしているアプリであれば、Googleアカウントのダウンロード済みアプリ一覧から本機へインストールが行える。マルチスクリーンに対応しており、例えば外出先でスマホのアプリから視聴していた動画の続きを、自宅のNexus Playerでそのまま視聴するといったこともできる。
■便利機能1:音声検索
本機が備える便利な機能の1つが、付属リモコンを使って行える「音声検索」。ヤーガ氏は「スマホ/タブレットなど、他のAndroidデバイスと同じように音声検索が使える」と、その利便性を特に訴求していた。リモコン上部の、マイクマークのボタンを押すだけで音声検索機能が起動するので、あとはリモコン上部に内蔵されたマイクに話しかければ良い。日本語を含む様々な言語に対応している。
ホーム画面を表示した状態で音声検索を行うと、検索キーワードに該当するコンテンツが、アプリごとに一列ずつ表示される。YouTubeのほか、Huluなどのアプリがこの音声検索機能に対応している。また、アプリを起動した画面から個別に音声検索を行うことも可能。ワイモバイルのエリック・ガン氏は「音声検索は、Nexus Playerを楽しむための便利な機能なので、ぜひ使ってほしい」とアピールした。
■便利機能2:Google Cast
また本機は、スマホやPCなどの外部デバイスと連携してキャスト再生が行える「Google Cast」に対応することも特徴。iPhoneやAndroid端末、PC、Chromebookなどと連携し、各デバイス内のGoogleCast対応アプリのコンテンツをテレビにミラーリング表示することができる。
ヤーガ氏は「とても便利な機能。私も自宅でキャスト再生をよく楽しんでいる」とコメント。サードパーティ製アプリもこのキャスト再生に対応するものがあり、例えばHuluのスマホ版アプリから動画をNexus Playerでキャスト再生すると、動画はテレビの大画面で楽しみながら、手元のスマホ版アプリをリモコン代わりとして使うことができる。
■便利機能3:専用ゲーム
続いて、オプションの専用コントローラーを使ったゲーム機能について、ヤーガ氏は「Android TVでのゲームプレイ機能については、特に重要視して取り組んできた。Nexus Playerとコントローラーを使うことで、テレビ自体をゲームコンソールにしてしまう」と紹介した。対応するゲームには、「SOULCALIBUR」など、既にスマホ向けに提供中のゲームもある。
本機能もマルチスクリーンに対応しており、スマホで途中までプレイしたゲームの続きを、Nexus Playerから自宅のテレビでプレイすることも可能だ。ヤーガ氏は「外出先ではスマホで楽しみ、同じゲームを自宅に帰ったらテレビの大画面で高い没入感のもとで楽しんでほしい」とコメントした。
■Nexus 6をNMPで購入するとNexus Playerが無料でもらえるキャンペーン
ワイモバイルでは、今回のNexus Player発売を記念したいくつかのキャンペーンを2月27日〜3月31日の期間に実施する。
1つは、同じく同社が国内で独占販売するGoogleのスマートフォン「Nexus 6」との連携キャンペーンで、ドコモ・auからのMNPでNexus 6を新規契約(スマホプランS/M/L)すると、Nexus Playerが無料でプレゼントされるというもの。MNP新規契約者のみが対象で、ソフトバンクおよびワイモバイルユーザーの機種変更は非対象となる。
既存ユーザーに対しては、シャープ製スマートフォン「AQUOS CRYSTAL」に機種変更したユーザーに、同じくNexus Playerを無料でプレゼントするキャンペーンを同時に開始予定だ。なお、AQUOS CRYSTALには元々Harman/Kardon製のスピーカーが特典として付属するので、今回のキャンペーンで機種変更するとHarman/Kardon製スピーカーとNexus Playerがあわせてもらえる形になる。なおいずれのキャンペーンも、プレゼント品にゲームコントローラーは含まれない。そのほか、Google Playで利用できる2,000円分のコードプレゼントも行う。
ワイモバイルのエリック・ガン氏は「今やコンテンツはマルチデバイスに対応し、好きな時に好きな場所で楽しむ時代になった。端末や料金による競争ではなく、これからはコンテンツやサービスで勝負していく」とコメントした。
Googleのクリス・ヤーガ氏は、「Androidはこの6年間で劇的な成功をおさめた。Androidは世界で10億台以上、毎日10万台アクティベートされており、これはマイルストーンとして素晴らしい数字である。2012年からはタブレットのサポートも本格的に行い、昨年からはスマートウォッチなど新たな方向性で様々なことに取り組んできた。その中でもエキサイティングな試みの1つが、家庭内のテレビに対応するAndroid TVだ。Nexus Playerを、ぜひ素晴らしいコンテンツで皆さんに楽しんで頂きたい」と来場者に語りかけた。
■GYAO!やU-NEXTもNexus Playerに順次対応予定
今後の展開としては、国内の動画配信サービスで「ビデオマーケット」「GYAO!」「U-NEXT」が順次Nexus Playerに対応することも発表された。ビデオマーケットは明日から即日、GYAO!は3月上旬、U-NEXTは5月末頃にNexus Player対応アプリをリリースする予定。本日のパーティには、(株)GYAO 取締役メディアサービス本部長 寺岡宏彰氏と(株)U-NEXT 代表取締役社長 宇野康秀氏も駆けつけ、それぞれコメントを寄せた。
GYAOの寺岡氏は、「GYAO!で配信中の5万本の無料動画が、3月からはNexus Playerで楽しめるようになる。GYAO!には、特にドラマやアニメ、ライブなど長尺のコンテンツが多い。長尺の動画を大画面で無料で楽しめるというのは大きな価値だと思っているので、ぜひNexus Playerで多くの方にGYAO!を楽しんで頂きたい。さらに、未発表の新しいサービスに関連した内容で、Nexus Player購入者を対象としたキャンペーンも考えているので、楽しみにして頂きたい」とした。
U-NEXTの宇野氏は、「U-NEXTは定額制の見放題サービス。中には、BD/DVDのリリースより先行して配信するコンテンツもある。マルチデバイスに対応し、様々な場所でいつでも楽しめるサービスとして取り組んでいるが、家庭にいるときはやはりテレビの大画面で楽しんでほしい。これまでネット対応テレビについては、設定が難しいこともあって一般に普及が進んでいない面もあったが、Nexus Playerという素晴らしいデバイスがこの問題を解決してくれるだろう。Nexus Playerに対応することで、オンデマンドの新しい時代が始まっていくと捉えている」とした。
なおU-NEXTでは、ワイモバイルとの共同プロモーションとして、Nexus PlayerからU-NEXTを視聴したユーザーを対象としたキャンペーンを実施予定。新規加入者対象の30日間無料トライアルキャンペーンと、新規・既存ユーザー対象の2,100円分のポイントプレゼントキャンペーンを行う。
■R1優勝芸人 じゅんいちダビッドソンが、本田選手の目線でNexus Playerを応援
本発表会の最後には、「R1グランプリ2015」で優勝した芸人 じゅんいちダビッドソンさんがゲスト出演。おなじみのサッカー日本代表 本田圭佑選手の物まねで「トッププレーヤーである僕が、同じプレーヤー仲間としてNexus Playerを応援しに来ました」と会場を沸かせた。
じゅんいちダビッドソンさんは、会場で実際に格闘ゲーム「SOULCALIBUR」をプレイ。本人曰くドログバっぽい感じのキャラクターを選び、プレス陣の前で3戦全勝するという快挙を見せた。プレイ後には「すごく楽しくて、つい没入してしまいました」と感想を語った。また、「本田圭佑さんの映像を見るためにYouTubeはよく見ています」というじゅんいちダビッドソンさんは、スマートフォンなどとマルチデバイス連携し、スマホで見ていた映像の続きを自宅のNexus Playerで見れる機能に関しても驚いた様子。「Nexus Playerを使えば、家に帰ってスマホの小さい画面で進研ゼミのCMを見続けなくても良いんですね」と、切実な感想を述べていた。