Final Cut Pro X、Motion、Compressorの3つ
「Final Cut Pro X」などアップルの映像制作アプリがアップデート。XAVC-S標準対応など
アップルは、同社が提供する映像制作者向けアプリケーション「Final Cut Pro X」「Motion」「Compressor」をそれぞれアップデートした。これにより、モーショングラフィックスの新機能およびビデオの編集、エンコーディング、配信などを迅速に行うための主要な機能が強化された。
まず新しくなったFinal Cut Pro 10.2では、豪華な3Dタイトルを作成できるようになった。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で行える。また、カラーグレーディングと各種エフェクトで利用できるマスキング機能も進化した。加えて、パナソニック「AVC-Ultra」やソニー「XAVC-S」などを含む多くの映像フォーマットに標準対応した。さらに、トランスコーディング、再生、レンダリングのGPUアクセラレーションにより、RED RAWファイルを使った処理速度も向上させているという。
Motion 5.2では、カスタム素材および環境を作成し、それをFinal Cut Pro Xに公開する機能を備え、強力な3Dタイトル作成機能をさらに拡張した。複数の照明とカメラで演出されるダイナミックなタイトルや、周囲のオブジェクトに対してリアルな陰影や反射を映し出すような3Dタイトルを備える複数レイヤーのシーンなども作成できるようになった。そのほかに、12種類の新しいジェネレーターエフェクトや、キーフレーム機能の強化、マスクとシェイプの作成といったコントロール機能なども追加された。
Compressor 4.2では、作成した映像をiTunes Storeでの販売向けに簡単にパッケージングできるようになった。ムービー(本編)、トレーラー(予告編)、クローズドキャプション(字幕データ入り)などを選ぶだけで、Compressorが適切なiTunes Storeパッケージを作成し、これをiTunes配信パートナーに納品すれば、iTunes Storeで販売できる。また、「Compressorに送る」利用時のGPUレンダリングや、マルチパスのH.264エンコーディング時のハードウェアアクセラレーション(互換システムのみ)など、各種のエンコーディング作業についても性能を大きく向上させている。
まず新しくなったFinal Cut Pro 10.2では、豪華な3Dタイトルを作成できるようになった。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で行える。また、カラーグレーディングと各種エフェクトで利用できるマスキング機能も進化した。加えて、パナソニック「AVC-Ultra」やソニー「XAVC-S」などを含む多くの映像フォーマットに標準対応した。さらに、トランスコーディング、再生、レンダリングのGPUアクセラレーションにより、RED RAWファイルを使った処理速度も向上させているという。
Motion 5.2では、カスタム素材および環境を作成し、それをFinal Cut Pro Xに公開する機能を備え、強力な3Dタイトル作成機能をさらに拡張した。複数の照明とカメラで演出されるダイナミックなタイトルや、周囲のオブジェクトに対してリアルな陰影や反射を映し出すような3Dタイトルを備える複数レイヤーのシーンなども作成できるようになった。そのほかに、12種類の新しいジェネレーターエフェクトや、キーフレーム機能の強化、マスクとシェイプの作成といったコントロール機能なども追加された。
Compressor 4.2では、作成した映像をiTunes Storeでの販売向けに簡単にパッケージングできるようになった。ムービー(本編)、トレーラー(予告編)、クローズドキャプション(字幕データ入り)などを選ぶだけで、Compressorが適切なiTunes Storeパッケージを作成し、これをiTunes配信パートナーに納品すれば、iTunes Storeで販売できる。また、「Compressorに送る」利用時のGPUレンダリングや、マルチパスのH.264エンコーディング時のハードウェアアクセラレーション(互換システムのみ)など、各種のエンコーディング作業についても性能を大きく向上させている。