鴻池賢三氏、海上忍氏も登場
<音展>高音質デジタルアンプ「DDFA」試聴イベントが開催。「DRA-100」やラズパイとのコラボも
10月16日から18日まで開催された“音展”「オーディオ・ホームシアター展2015」において、高音質デジタルアンプ「DDFA」を紹介するセミナーイベントが開催された。イベントではDDFAを搭載したデノンのネットワークレシーバー「DRA-100」や、ラズパイ・オーディオとDDFAを組み合わせたデモなどが実施された。
イベントでは、DDFAを手がけるクアルコムの大島勉氏がデバイスの特徴を改めて紹介。DDFAがHi-Fiオーディオに特化した高音質デジタルアンプであることをアピールしつつ、「PMA-50やDRA-100においてはDDFAを手がけるスタッフとデノンの開発陣が綿密にセッションを行うことで、デバイスのレベルから音質を追い込んでいった」と語った。
続いてデノンの宮原氏は、DRA-100が先行して登場したPMA-50と同じDDFAを搭載しつつ、格段に音質アップを実現させた理由についてコメント。DRA-100では、ゲートドライバーの追加や出力段FETの変更による瞬時電量供給能力の向上、新開発パワーサプライの導入により、音質を“2ランクアップ”させることに成功したという。
DRA-100でハイレゾ再生のデモを行った鴻池賢三氏も、DDFAそしてDRA-100の音質を高く評価。音の透明感や歪みの少なさは特筆すべきものだとコメントした。さらにこうしたDRA-100のサウンドは、DDFAの素性の良さはもちろん、デノンのデジタル・アナログ技術が融合したことが結実していると述べた。
イベント後半には、海上忍氏によるラズパイ・オーディオとDDFAのコラボも実現。Raspberry Piを使ったラズパイ・オーディオについてはこちらの記事で詳しく紹介しているが、今回はこのRaspberry PiからI2S出力した信号をそのままDDFAの開発用リファレンスアンプに入力して再生するというデモが行われた。これは海上氏によるラズパイ・オーディオの連載記事でその取り組みが紹介された手法。詳細はこちらを参照して欲しいが、今回のデモでもDDFAにI2S出力した音はとにかく鮮烈。海上氏は直接DACと信号をやり取りでき、エラー訂正などの処理が介在しないなどのメリットが音質に現れていると紹介していた。
イベント終了後には、I2S接続の詳細を確認するべく、多くの来場者がDDFAレファレンスアンプの周囲に集まり、大島氏らに質問をしていたのが印象的だった。
イベントでは、DDFAを手がけるクアルコムの大島勉氏がデバイスの特徴を改めて紹介。DDFAがHi-Fiオーディオに特化した高音質デジタルアンプであることをアピールしつつ、「PMA-50やDRA-100においてはDDFAを手がけるスタッフとデノンの開発陣が綿密にセッションを行うことで、デバイスのレベルから音質を追い込んでいった」と語った。
続いてデノンの宮原氏は、DRA-100が先行して登場したPMA-50と同じDDFAを搭載しつつ、格段に音質アップを実現させた理由についてコメント。DRA-100では、ゲートドライバーの追加や出力段FETの変更による瞬時電量供給能力の向上、新開発パワーサプライの導入により、音質を“2ランクアップ”させることに成功したという。
DRA-100でハイレゾ再生のデモを行った鴻池賢三氏も、DDFAそしてDRA-100の音質を高く評価。音の透明感や歪みの少なさは特筆すべきものだとコメントした。さらにこうしたDRA-100のサウンドは、DDFAの素性の良さはもちろん、デノンのデジタル・アナログ技術が融合したことが結実していると述べた。
イベント後半には、海上忍氏によるラズパイ・オーディオとDDFAのコラボも実現。Raspberry Piを使ったラズパイ・オーディオについてはこちらの記事で詳しく紹介しているが、今回はこのRaspberry PiからI2S出力した信号をそのままDDFAの開発用リファレンスアンプに入力して再生するというデモが行われた。これは海上氏によるラズパイ・オーディオの連載記事でその取り組みが紹介された手法。詳細はこちらを参照して欲しいが、今回のデモでもDDFAにI2S出力した音はとにかく鮮烈。海上氏は直接DACと信号をやり取りでき、エラー訂正などの処理が介在しないなどのメリットが音質に現れていると紹介していた。
イベント終了後には、I2S接続の詳細を確認するべく、多くの来場者がDDFAレファレンスアンプの周囲に集まり、大島氏らに質問をしていたのが印象的だった。