65型と55型の2サイズ、3月上旬発売
東芝、同社初の4K有機ELテレビ“REGZA”「X910」。「熟成超解像」やAIなどで高画質化
そのほか「広色域復元プロ」も従来から引き続き搭載。64色軸の高精度色空間処理で、物体が反射する色の限界を超えない自然な色彩を再現する。
インターネット映像のアップコンバート機能として「ネット映像オートピクチャー」も搭載。ネット配信映像の解像度をリアルタイムに判別し、適切な超解像処理・ノイズリダクション加えることでスムースで高画質な4K映像を再現するという。
4K入力対応のHDMI端子を4系統装備し、「HDMI入力自動画質調整」機能も搭載。HDMIの音声フォーマットで録画放送とBDソフトを判別することで、再生側の機種に依存することなく、それぞれに適切な画質で再生できるようにした。
■デザインや音声面にも独自のこだわりを投入
デザイン面もこだわっており、ラウンジデザインをコンセプトに、画面とスタンドが同一面で形成された「フラッシュフロントスタンド」を採用。これによってスクリーンだけが際立つシンプルなフロントシェイプを実現したとしている。
音声面も本機のためにシステムを新開発。前面からスピーカーが見えないインビジブル配置の有機EL専用スピーカーシステムを採用している。
同オーディオシステムでは、Z20X比で実効容積200%以上を実現した大容量バスレフボックスと新型フルレンジスピーカー、ネオジウムマグネット搭載30mmシルクドームトゥイーターによる2ウェイスピーカーシステムを採用。
そして、トゥイーターとフルレンジスピーカーをそれぞれ独立したアンプで駆動。DSPに内蔵したチェンネルデバイダーで最適な帯域分割を行い、総合出力46Wのマルチアンプ駆動によって広いダイナミックレンジを実現できるよう配慮している。
サウンドイコライザーも、中高域の補正バンド数を、従来の「レグザ サウンド イコライザー プロ」での120バンドから、213バンドへ増やした「レグザ サウンド イコライザー ファイン」を搭載。中高域の分解能を高め、さらに緻密な音を再現できるよう図った。
そのほかスマート機能関連では前述のように「タイムシフトマシン」を搭載し、好みの番組へすぐアクセスできるよう配慮した 「ざんまいスマートアクセス」などを引き続き利用可能。
放送中の地デジ6番組をまとめてサムネイルでチェックできる「まるごとチャンネル」や、好きなテレビ番組や動画配信サービス、シーンにすぐにアクセスできるよう配慮した「みるコレ」機能も備えている。
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドTOSHIBA
- 型番65X910
- 発売日2017年3月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格900,000円前後)
【SPEC】●サイズ:65型 ●チューナー:地上デジタル×9、BS/110度CSデジタル×3 ●画素数:3,840×2,160 ●使用スピーカー:フルレンジ3.0×9.6cm(2個)、トゥイーター3.0cm(2個) ●音声実用最大出力:総合46W(15W+15W+8W+8W) ●接続端子:HDMI×4(オーディオリターンチャンネル、コンテントタイプ連動対応)、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×4、LAN×1、SDメモリカードスロット×1 ●消費電力:533W(リモコン待機時0.5W) ●外形寸法:1,451W×827H×190Dmm(スタンド含む) ●質量:42.5kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドTOSHIBA
- 型番55X910
- 発売日2017年3月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格700,000円前後)
【SPEC】●サイズ:55型 ●チューナー:地上デジタル×9、BS/110度CSデジタル×3 ●画素数:3,840×2,160 ●使用スピーカー:フルレンジ3.0×9.6cm(2個)、トゥイーター3.0cm(2個) ●音声実用最大出力:総合46W(15W+15W+8W+8W) ●接続端子:HDMI×4(オーディオリターンチャンネル、コンテントタイプ連動対応)、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×4、LAN×1、SDメモリカードスロット×1 ●消費電力:406W(リモコン待機時0.5W) ●外形寸法:1,229W×704H×170Dmm(スタンド含む) ●質量:42.5kg(スタンド含む)