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各メーカーの推奨設定も公開

Netflixの大型コンテンツも「テレビのスムージング機能はオフに」。トム・クルーズに続いて

公開日 2018/12/18 22:43 編集部:風間雄介
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2週間ほど前、俳優のトム・クルーズが、テレビのスムージング機能をオフにするよう呼びかけたことが話題になった。スムージング機能は、24pなどの映像の中間フレームを生成し、フレームの間を補間することで滑らかに見せる機能だ。

Netflixの大型コンテンツを制作しているスタッフもこの流れに続いた。アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA」を視聴する際の最適な映像設定を紹介し、いくつかの注意点を紹介しているのだが、その中で真っ先に同じ主張を行なっている。

ROMAの制作チームはまず、モーションスムージング機能をオフにするよう推奨。メーカーによって様々な名称が付いているとして、オフにするために自分が所有しているテレビのメーカーがどういう名称をつけているか調べようと、一歩踏み込んだ提案を行なっている。

そのほか、色温度をノーマルにすることを勧めているほか、HDRをオンにし、4K/HDRが楽しめるプランに変更することも推奨。さらに同社は映像設定にも踏み込み、映像モードは「スポーツ」や「ビビッド」「ダイナミック」ではなく、「シネマ」か「ムービーモード」にすること、シャープネスは0(ソニーの場合は50%)にすること、コントラストは100%、ブライトネスは50%、カラーは50%、ヒューは0%にすることなどを提案。またガンマは2.2が良いと紹介している。

さらにサムスンやソニー、LG、VIZIOなどの詳細設定についても推奨設定を紹介。たとえばソニーであれば、ノイズリダクションやリアリティクリーション、モーションフロー、ライブカラー、SBMなどは、すべてオフにした方が良いと提案している。これはほかのメーカーのテレビについても同様で、なるべく映像処理機能をオフにして、「素」の状態で視聴した方がよいとアドバイスしている。

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