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ヘッドセットはXBOX/PlayStationに合わせた2デザインずつ展開

<CES>JBL Quantum、完全ワイヤレス第2弾「TWS Air」などゲーミング新製品を発表

公開日 2023/01/05 20:08 編集部:成藤 正宣
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ハーマンインターナショナルは、米ラスベガスで1月5日(現地時間)より開催中の「CES2023」にて、JBLブランドのゲーミングシリーズ “JBL Quantum” の新製品を発表。完全ワイヤレスイヤホン「JBL Quantum TWS Air」や、それぞれXBOX/PlayStationに合わせた2種類のデザインを展開するゲーミングヘッドセット「JBL Quantum 910X/P」などを公開した。

「JBL Quantum TWS Air」は、JBL Quantumシリーズでは2モデル目となる完全ワイヤレスイヤホン。海外では2023年夏ごろの発売が予定され、価格は99.95ドルが見込まれる。

「JBL Quantum TWS Air」

2022年発表の第1弾モデル「JBL Quantum TWS」から引き続き、Bluetooth接続と独自の低遅延ワイヤレス接続を使い分けられる「JBL Dual SOURCE」に対応。充電ケースにUSBドングル(ワイヤレス送信機)を内蔵しており、これをPCやスマートフォン、ゲーム機のUSBポートに挿し込むことで、遅延を抑えた独自のワイヤレス接続で音声伝送が行える。

ドライバーは6.8mmのダイナミック型を搭載し、独自の音響技術「JBL Quantum SURROUND」にも対応。マイクは左右それぞれ2基ずつを搭載することで通話品質を高めたほか、外音取り込み機能のアンビエントアウェア/トークスルーも搭載する。連続再生時間はイヤホン単体で最長約8時間、充電ケース併用で約24時間。

「JBL Quantum 910X/P」は、50mmダイナミックドライバーやアクティブノイズキャンセリング(ANC)、独自の空間オーディオ機能などを搭載したワイヤレスゲーミングヘッドホン。海外では2023年3月ごろの発売が予定され、価格は299.95ドルが見込まれる。

「JBL Quantum 910X」(左)/「JBL Quantum 910P」(右)

モデル名末尾が “X” のモデルはXBOXに、“P” のモデルはPlayStationに合わせたデザインを採用していることが主な違い。基本的な機能やスペックは両モデルとも同等で、PCやNintendo Switchでも使用できるとしている。

専用USBドングルを使った低遅延ワイヤレス接続とBluetooth接続を使い分けられるJBL Dual SOURCEをはじめ、独自の空間音響技術「JBL Quantum SPATIAL 360」やアクティブノイズキャンセリング、跳ね上げるだけでミュートされるエコー&ノイズ抑制ブームマイクなど豊富な機能を搭載。頭の向きに合わせて音の聴こえ方が変わるヘッドトラッキングにも対応する。連続再生時間は最長約37時間。

ほかゲーミングヘッドセットとして、アクティブノイズキャンセリング機能非搭載のワイヤレスモデル「JBL Quantum 360X/P」(129.95ドル)、有線接続モデル「JBL Quantum 100X/P」(39.95ドル)もラインナップ。いずれも海外では2023年3月ごろ発売予定で、Xモデル/Pモデルの2デザイン展開となる。

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