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3ウェイ・クロスオーバーシステム採用

BGVP、8BA+2DD構成のハイブリッド有線イヤホン「NS10」

公開日 2024/02/20 00:00 編集部 : 伴 修二郎
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リアルアシストは、同社が取り扱う中国ブランド「BGVP」からハイブリッド型インナーイヤー・イヤホン「NS10」を、2月23日(金)より発売する。価格は29,900円(税込)。

「NS10」

本モデルには、バランスドアーマチュア(BA)ドライバー×8基と同軸デュアル・ダイナミック・ドライバーを搭載。独自の4チャンネル・3ウェイ・クロスオーバーシステムを用いることで、各ドライバーを「完全にコントロールする」と説明している。

BAドライバーは、中域用としてSonion社製「Sonion 2300シリーズ」からカスタマイズを施した「FDK-6071」を搭載。これにより、中音域においてまとまりのあるボーカル表現が可能になったという。

高域用にはKnowles社製「クラシックRAFシリーズ」を採用。音孔によりボーカルの密度を下げることで、中高域と高音域がより自然にまとまるとのこと。

写真左が中域用BAドライバー「FDK-6071」、写真右が高域用BAドライバー「クラシックRAF」

さらに高域&スーパートゥイーターとして、独自開発したデュアル複合ドライバー「NFK-70817」を内蔵。「31735」や「30095」の開発で長年培ってきたノウハウが施されたドライバーによって、透明かつ自然なサウンドを実現した。

高域&スーパートゥイーター用BAドライバー

ダイナミックドライバーには、複合DCダイアフラムとグラフェンコーティングダイアフラムを採用した同軸デュアル・ダイナミック・ドライバーを導入。N50マグネットや銅被覆アルミニウム線を採用したコイルなど、高品位パーツを細部にまで使用している。

同軸デュアルダイナミックドライバー

ノズル・フィルターを付け替えることで、好みのサウンドに調整できるフィルターチューニング機構を採用。ポップスやアニソンなどポピュラー音楽に最適な「Silver - Pop」、バランスの良いサウンドを重視した「Red - Balanced」、フラットなハイファイサウンド「Gold - HiFi」の3種のフィルターを用意する。

3種類のフィルターを用意。写真左からGold-HiFi/Red-Balanced/Silver-Pop

シェルには、航空機グレードのアルミ製を採用。第5世代DLP方式を用いた3Dプリント技術で製造している。10ドライバーをコンパクトに配置して3チャンネルにまとめ、それぞれ独立したダンピングを通して出力することで、高域の音響減衰や歪み率の減少を促し、より安定したサウンド提供が可能になったという。

また、大量の耳型データを元に設計したエルゴノミックデザインを採用しており、耳介への負担を軽減した高い装着性も実現した。

エルゴにミックデザインを採用

付属ケーブルには、高純度6N OCC銀メッキを素材に使用したことで、歪みを効果的に軽減して、信号の伝達ロスを減少させているという。コネクタはMMCX、プラグは2.5mm/3.5mm/4.4mmを付け替えられるスイッチング式プラグを採用する。

プラグは付け替え可能なスイッチング式

周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは12Ω、感度は110dB。

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