富士フイルム、「瞳AF」などAF強化した“プレミアムミラーレス”「X-A2」

富士フイルム（株）は、“プレミアムミラーレスカメラ”「X-A2」などデジタルカメラの新モデル4機種を2月26日に発売する。ラインナップは以下の通り。

・「X-A2（ボディ単体）」￥OPEN（予想実売価格50,000円前後）
・「X-A2レンズキット」￥OPEN（予想実売価格60,000円前後）
・「X-A2ダブルズームレンズキット」￥OPEN（予想実売価格75,000円前後）

1,630万画素の大型APS-Cサイズセンサーと、画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」を搭載するミラーレスモデル。レンズマウントは「FUJIFILM Xマウント」。富士フイルムが写真フィルムの開発で培った画質設計技術を採用しており、温かみのある人肌、抜けるような空の青色、鮮やかな夕日の赤色など、同社独自の美しい色再現を実現するとアピールしている。ISO感度は常用領域ISO200〜ISO6400で、最大ISO25600までの拡張感度が設定可能。

機能面ではAF性能を大幅向上させたことが特徴で、瞳だけにピントを合わせる「瞳AF」や、接写時に自動的にマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」を搭載する。

液晶モニターには、175度の回転チルト式を「Xシリーズ」として初めて搭載。なお、液晶モニターを回転させると自動で「瞳AF」がONになる仕様としている。

記録メディアはSD／SDHC／SDXCメモリーカード（UHS-I 対応）に対応。

ラインナップとしては、ボディ単体のほか、より快適なマクロ撮影や望遠撮影が可能なレンズキットも用意。標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OISII」との組み合わせでは、最短撮影距離15cmでの近距離・マクロ撮影が行える。また、望遠ズームレンズ「XC50-230mmF4.5-6.7 OISII」との組み合わせでは、約3.5段の光学式手ブレ補正機能により望遠時や夜景シーンなどでも手ブレを効果的に抑制する。

Wi-Fi機能も搭載しており、専用アプリ「FUJIFILM Camera Application」を使用することで、スマートフォン／タブレットとの連携機能に対応する。ワンタッチの簡単操作で写真や動画をスマートフォンに転送したり、カメラ内の写真や動画をスマートフォン上で閲覧して選択し、取り込むことができる。


・「XQ2」￥OPEN（予想実売価格45,000円前後）

最速0.06秒のAF性能を搭載するコンデジ。有効画素数は1,200万画素で、撮像素子にはローパスフィルターレスの2/3型 X-Trans CMOS IIセンサーを採用している。レンズ部には、F1.8の明るいフジノン光学式4倍ズームレンズを搭載。レンズ構成は6群7枚（非球面4枚7面）。超解像4倍ズームも備えており、光学ズームと併用して最大約16倍ズームに対応。光学式手ぶれ補正機能も装備している。

世界最速0.06秒の高速AFに加え、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」を新たに搭載した。また、高速画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」搭載により、起動時間0.99秒、シャッタータイムラグ0.015秒、撮影間隔約0.3秒を実現している。


・「FinePix S9900W」￥OPEN（予想実売価格33,000円前後）

広角24mmから超望遠1,200mmをカバーするフジノン光学式50倍ズームレンズを搭載する“ロングズームデジタルカメラ”。

撮像素子には、有効画素数1,620万画素の1/2.3型正方画素CMOSを採用する。AF最速0.3秒、起動時間1.0秒、撮影間隔0.6秒、連写10コマ/秒（最大記録枚数10枚、フル画素時）の高速レスポンスを実現。60枚/秒（最大記録枚数60枚、1280 × 960）、120枚/秒（最大記録枚数60枚、640 × 480）の超高速連写が行える。最高ISO感度は12800。

約2倍の超解像ズームも備えており、光学50倍と併用して最大約100倍までサポートする。光学式による縦回転（ピッチ方向）・横回転（ヨー方向）のブレ補正と、電子式による垂直方向（上下シフト）・水平方向（左右シフト）・光軸回転（ロール方向）のブレ補正を組み合わせた5軸での手ブレ補正機能も搭載。さらに被写体に約1cmまで近寄れる「スーパーマクロ」機能も備えている。


・「FinePix XP80」￥OPEN（予想実売価格25,000円前後）

質量約179gの小型軽量ボディに「15m防水」「1.75m耐衝撃構造」「-10℃耐寒」「防塵」の堅牢性能を搭載したタフネスコンデジ。1,640万画素の裏面照射型CMOSセンサーと、広角28mmからのフジノン光学式5倍ズームレンズを装備している。光学式手ブレ補正機能も搭載する。最速10コマ/秒で連続10枚までの高速連写モードへの切り替えが可能で、さらに天面の動画ボタンを押せば滑らかな60コマ/秒のフルハイビジョン動画を撮影できる。

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