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全域F2.8。4K PHOTO機能も

パナソニック、光学24倍ズーム/4K動画対応デジカメ「FZ300」

公開日 2015/09/02 19:32 編集部:杉浦 みな子
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パナソニック(株)は、デジタルカメラ“LUMIX”シリーズの新モデルとして、レンズ一体型の「DMC-FZ300」を9月17日に発売する。価格はオープンだが、8万円前後での実売が予想される。

DMC-FZ300

撮像素子には、有効画素数1200万画素の1/2.3型高感度MOSセンサーを搭載。LEICA DC VARIO-ELMARITレンズを備えており、レンズ構成は11群14枚(非球面レンズ9面5枚)としている。光学ズームは24倍で広角25から望遠600mm(35mm判換算)まで対応。絞りは7枚羽根虹彩絞りで、全域F2.8をサポートする。手ぶれ補正機能は、静止画用のPOWER O.I.S.と、動画用のアクティブモード 5軸ハイブリッド手ブレ補正を内蔵している。

内部には4CPUによる高速画像処理技術ヴィーナスエンジンを採用しており、より自然なノイズ感・立体的な解像感・滑らかな階調・自然な色再現を実現できるようにした。また、新しいノイズ適応型マルチプロセスノイズリダクションにより、的確に画像の特徴を見分けて効果的にノイズリダクションを行う。低照度の輝度ノイズを自然な粒状感を残したままノイズ抑制を実行する仕様で、従来よりも解像感・質感を維持しながらノイズを抑えられるようにしている。

広帯域輪郭強調処理技術も搭載し、解像度を向上。絞り込んだ際にもシャープで解像感の高い画質を実現する回折補正機能も備えている。色補正精度を向上させた3次元色コントロールも搭載し、被写体が持つ微妙なグラデーションのニュアンスを忠実に再現できるようにした。

さらに、画面に写る被写体との距離を瞬時に算出する空間認識技術(DFDテクノロジー)を採用し、コントラストAFの高速性をより向上させ、追従性能を高めている。

機能面では、独自の「4Kフォトモード」を搭載しており、秒感30コマの4K連写などが行える。シャッターボタンを押した時の動作を切り換えられるドライブモードにも4Kフォトモードを追加しており、タッチパネルでの直感的操作で、撮りたいときに簡単に切り換えることができる。動画撮影は最大4K/30p(3,840×2,160/約100Mbps)に対応。そのほか、撮影したRAWデータを本体でJPEGに現像することもできる。

Wi-Fi機能も搭載しており、IEEE 802.11b/g/n規格に準拠。撮影写真をクラウドにアップロードすることもできる。また、専用アプリ「Panasonic Image App」を使用すればスマホ/タブレットとワイヤレス連携し、FZ300で撮った写真をその場でスマホで再生するといったことも可能。

大型で高精細な有機ELライブビューファインダーを搭載しており、約3.88倍(35mm判換算:約0.7倍)のファインダー倍率と約100%の視野率を確保。約104万ドットの約3.0型モニターは、タッチパネル搭載フリーアングル対応としている。

本体は接合部や操作部材にシーリング構造を採用した防塵防滴性能防塵・防滴構造で、アウトドア環境での撮影にも対応できるようにしている。

【問い合わせ先】
LUMIXご相談窓口
TEL/0120-878-638

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