今年2月上旬にサービススタート
凸版印刷ら3社がクラウド型電子書籍ストア「BookLive!」を立ち上げ − ID連携でコンテンツ管理の利便性を向上
凸版印刷(株)とインテル(株)、(株)ビットウェイは、電子書籍市場の早期拡大に向けて協力することで合意。本日都内にて3社共同記者会見を開催した。
(株)ビットウェイは凸版印刷の子会社で、1997年にPC向け電子書籍サイト「ビットウェイブックス」をスタートして以来、携帯電話向電子書籍事業、海外配信事業などを行ってきた実績を持つ。
今回ビットウェイは凸版印刷、インテル コーポレーションがグローバルに展開する投資部門・インテル キャピタルから第三者割当増資を通じた投資を受ける予定。その調達資金をもとに、(株)BookLive(ブックライブ)を新たに設立し、電子書籍事業を強化。2011年2月上旬に、クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」の運営をスタートする。
■クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」のサービス概要
2月上旬の「BookLive!」オープン時には、コミックや小説、実用書などを中心に約3万点のコンテンツを用意する。今後は雑誌や写真集など取り扱い分野を拡充させ、2011年春までには10万点にまで増やす予定であるとのこと。さらに(株)日経BPと協業し、新たな電子雑誌の開発も行う予定。2015年には売上で約600億円を見込んでいる。
最大の特徴は、ID連携を行い、購入したコンテンツをタブレットPCやスマートフォン、ブックリーダーなど様々な端末で閲覧できる点(「しおり」機能も備え、端末が変わっても前回読み終わったところから読み進めることができる)。また、提携する複数の電子書籍販売サイトで購入したコンテンツを「My書庫」というかたちで一元管理できる点だ。
さらに、.bookやXMDF、ePUBなど国内の主要電子書籍フォーマットをBookLiveのビューアーで閲覧することができるので、統一されたUIのもと便利に使うことができるのもメリット。必要に応じて新たなフォーマットに対応することも可能とのことで、現在(株)ブックリスタと連携しコンテンツの取り次ぎ事業を行っているが、今後(株)紀伊國屋書店やシャープ(株)などに向けても対応するかたちで協議しているとのことだ。
BookLive代表取締役社長に就任予定の淡野氏は、上記のようなメリットを説明。「誌面も、動画などを組み合わせた新しい表現ができる。新しい電子書籍表現を実現するため、インテルマイクロプロセッサーの最新機能を活かした高度な表現手法の開発も進めていきたい」と語った。
【新会社の概要】(予定)
・会社名:株式会社BookLive(英文表記:BookLive Co.,Ltd)
・設立日:2011年1月28日
・出資金:32億円
(資本金16億円、資本準備金16億円/出資比率:ビットウェイ100%子会社)
・代表取締役社長:淡野 正(現ビットウェイ常務取締役)
【「BookLive!」賛同企業】
●出版社
(株)講談社
(株)集英社
(株)小学館
(株)新潮社
(株)日経BP
(株)文藝春秋
●電機メーカー
(株)東芝
日本電機(株)
オンキヨー(株)
ASUS JAPAN Inc.
Dell Japan Inc.
HTC Corporation
LG Electronics JAPAN Inc.
Samsung Electronics Co.,Ltd.
(株)ビットウェイは凸版印刷の子会社で、1997年にPC向け電子書籍サイト「ビットウェイブックス」をスタートして以来、携帯電話向電子書籍事業、海外配信事業などを行ってきた実績を持つ。
今回ビットウェイは凸版印刷、インテル コーポレーションがグローバルに展開する投資部門・インテル キャピタルから第三者割当増資を通じた投資を受ける予定。その調達資金をもとに、(株)BookLive(ブックライブ)を新たに設立し、電子書籍事業を強化。2011年2月上旬に、クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」の運営をスタートする。
■クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」のサービス概要
2月上旬の「BookLive!」オープン時には、コミックや小説、実用書などを中心に約3万点のコンテンツを用意する。今後は雑誌や写真集など取り扱い分野を拡充させ、2011年春までには10万点にまで増やす予定であるとのこと。さらに(株)日経BPと協業し、新たな電子雑誌の開発も行う予定。2015年には売上で約600億円を見込んでいる。
最大の特徴は、ID連携を行い、購入したコンテンツをタブレットPCやスマートフォン、ブックリーダーなど様々な端末で閲覧できる点(「しおり」機能も備え、端末が変わっても前回読み終わったところから読み進めることができる)。また、提携する複数の電子書籍販売サイトで購入したコンテンツを「My書庫」というかたちで一元管理できる点だ。
さらに、.bookやXMDF、ePUBなど国内の主要電子書籍フォーマットをBookLiveのビューアーで閲覧することができるので、統一されたUIのもと便利に使うことができるのもメリット。必要に応じて新たなフォーマットに対応することも可能とのことで、現在(株)ブックリスタと連携しコンテンツの取り次ぎ事業を行っているが、今後(株)紀伊國屋書店やシャープ(株)などに向けても対応するかたちで協議しているとのことだ。
BookLive代表取締役社長に就任予定の淡野氏は、上記のようなメリットを説明。「誌面も、動画などを組み合わせた新しい表現ができる。新しい電子書籍表現を実現するため、インテルマイクロプロセッサーの最新機能を活かした高度な表現手法の開発も進めていきたい」と語った。
【新会社の概要】(予定)
・会社名:株式会社BookLive(英文表記:BookLive Co.,Ltd)
・設立日:2011年1月28日
・出資金:32億円
(資本金16億円、資本準備金16億円/出資比率:ビットウェイ100%子会社)
・代表取締役社長:淡野 正(現ビットウェイ常務取締役)
【「BookLive!」賛同企業】
●出版社
(株)講談社
(株)集英社
(株)小学館
(株)新潮社
(株)日経BP
(株)文藝春秋
●電機メーカー
(株)東芝
日本電機(株)
オンキヨー(株)
ASUS JAPAN Inc.
Dell Japan Inc.
HTC Corporation
LG Electronics JAPAN Inc.
Samsung Electronics Co.,Ltd.