「DUO CAMERA」やJBLの音響技術を搭載したAndroidスマホ
「HTC J butterfly HTL23」8月29日発売 − HTC幹部や乃木坂46が魅力をアピール
■開発にあたってこだわった“4つの命”/乃木坂46も魅力をアピール
HTC NIPPONの村井氏は、「カメラ」「音」「使い心地」「デザイン」の4点を「開発にあたってこだわった“4つの命”」だと紹介。DUO CAMERAと500万画素のサブカメラというカメラ機能、JBLイヤホンなどによる音質面に加えて、画面スワイプだけでスリープ状態から各種機能を直接呼び出せる「モーションローンチ」などによる使い勝手、そしてシンプルなデザインという4点を追求した端末であると語る。
また、「とにかく常に使い勝手をどうしていくかを考えている」ともコメント。「DUO CAMERAは高性能なのに簡単に使える。そしてハイクオリティなサウンド、妥協しないデザイン、使い勝手。この4つのポイントで端末を大きく進化させ、商品力を大幅強化できたと思っている。はじめてスマホを使う方にもぜひオススメしていきたい」と述べた。
発表会では、HTC Corporation CEOのピーター・チョウ氏と、KDDI代表取締役社長の田中孝司氏による対談も実施。田中氏が「日本には本当にHTC J butterflyファンが多い。早く次のモデルを出してくれと言われていた」と、人気モデルの投入を歓迎すると、チョウ氏は「KDDIのネットワークは世界の中でもナンバーワンの品質だ」と述べ、お互いにリスペクトしあって10年間にわたる協力関係を築いてきたことを振り返った。
なお、質疑応答ではbeatsへの出資を取り止めた理由についての質問も。これに対しては音質の強化による他社製品との差別化を狙ってのことだったと回答し、「ハードウェアだけでなくソフトも通じて全体的な体験を強化していきたいと思っており、現在はトータルなエクスペリエンスを提供できるようになっていると自負している。こうしたことはbeatsとのパートナーシップで学んだことだ」(村井氏)とした。
そして発表会には前述のようにCMキャラクターを務める乃木坂46の面々も登場。バラエティ番組さながらにメンバーが端末の新機能をプレゼンするなどで魅力をアピールした。
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